『ライフ・イン・ザ・シアター』

5/13　イズミティ21　大ホール　27列

＜作＞デイヴィッド・マメット　＜演出＞ポール・ミラー
＜出演＞市村正親　藤原竜也
※ネタばれあります※



行って来ました、『ライフ・イン・ザ・シアター』
会場は、去年『COMPOSER』のクローズドサーキット以来のイズミティ21
“亜樹ちゃん見たなぁ”と懐かしい気分に

肝心のお芝居の方も、市村・藤原両俳優の持ち味を存分に楽しめる内容でした
ストーリーと言うストーリーは特になく、ベテラン俳優のロバート（市村正親）と
若手俳優のジョン（藤原竜也）が、楽屋や舞台袖と言ったバックステージで交わす
会話が中心の二人芝居。
ところどころ劇中劇のように二人が舞台で演じている様子も挿まれて行くので、
とにかく二人とも何度も衣装替えがあって、しかも楽屋という設定の場面では
舞台上で着替え！なんてこともあり、大変目の保養になりました（笑）

二人芝居の上にストーリーのない会話劇と言う今まで見たことのないお芝居で、
どんな風に物語が進んでいくのか最初は少し戸惑いまして、
実際、何かこう劇的に物語が動くということもなく、淡々と二人の役者の会話が
続いて行くので、このお二人でなければちょっと退屈したかも知れませんね

でもさすがにお二人が演じると、会話だけでもとてもドラマティックでした

市村さん演じるロバートは老境にさしかかりつつあるベテラン俳優。
初めは若手俳優のジョンに演劇に関するあらゆることを教えていくんですが、
次第にジョンは実力をつけ自分を追い越していきます。
加えて自らの衰えにも不安を感じ…という俳優の悲哀みたいなものが
市村さんを通して伝わってきました
若さと勢いで上り坂のジョンに時にはライバル心を見せたり、時には親心を
見せたりと、市村さんの細かな演技に感服

一方、その若手俳優ジョンを演じるのが藤原竜也さん。
テレビでしか見たことありませんでしたけど、やっぱりお芝居上手な人なんですね～
まだ俳優になったばかりでどんな役でも舞台に立てる喜びで溢れていた時、
だんだん実力をつけ自分の世界を持ち始めロバートの助言も疎ましく思う時、
そして役者として衰えていくロバートを複雑な思いで見守る時。
それぞれに見せる表情がとても自然で、とても素敵でした
そして何より、本当に綺麗な人でした～

またいつかお二人の舞台を観て見たいなぁと帰って参りました

演劇いろいろ

東京に大人計画を観に行っていた友達が貰って来てくれた
顕さんご出演の『獏のゆりかご』のフライヤー
ちょっと見にくいですけど、ちゃんと写真が載ってますよ、我らが顕さん
かなり見にくいですけど、かっこいいです
実は8月にパルコ劇場で『噂の男』と言うお芝居があって、
これ、なんとじゅんさんと僧正が出るんですよ～
私的には、この舞台を見逃したら一生後悔する！くらいの意気込みで
いるんですが、ちょうど『噂の男』の最後3日間と、
『獏のゆりかご』の最初3日間がかぶってるんですよ
なので、なんとか1回の東京遠征で『噂』と『獏』をはしごできないかと
目下目論み中

じゅんさんと僧正と言えば『桜飛沫』
この間発売された「せりふの時代」と言う戯曲雑誌に、
『桜飛沫』のシナリオが掲載されていたので思わず買ってしまいました
一度生で観たお芝居をシナリオで読むのって、
“あ～、あそこってこんなセリフだったんだぁ”とか、
小説を読むのとはちょっと違った楽しみ方が出来て面白いんですよね
しかも、『桜飛沫』は映像化しない方針だそうなので、
この先もあの舞台を思い出しながらシナリオを読むんだろうなぁ
それにしても、じゅんさん演じる徳市先生のセリフは今読んでも笑えます（笑）

生で観たお芝居と言えば『ライフインザシアター』
明日イズミティまで観に行って来ます
イズミティは去年のCOMPOSERのクローズドサーキット以来
市村正親さんも藤原竜也さんも初めてなので楽しみです

ねずみ男とさくら野と

今日は公式もあちこちのブログもこの話題で賑わっておりましたね

まずは洋さんのねずみ男

ねずみ男ね～似合ってると言われれば似合ってる気もするけど、
だいたいあんまりねずみ男って良いイメージないからなぁ

なんかこう、小ずるい感じ（笑）
出来あがりを見るのを楽しみにしますか

そして今日から仙台で北海道展開催
うれしーの第一報を見る限り、ものすごい人だったみたいですね～

なんでも、8階の会場から続いた行列は、階段づたいに2階まで、さらには

ぺデストリアンデッキづたいに仙台駅まで到達する勢いだったとか！！

うれしーは、現場付近の地理に暗いので行列の具体的な規模は把握できないと

言ってましたが、現場付近の地理に多少明るい私にしてみれば、

考えただけで疲れる規模の行列ですね（笑）
さすが宮城藩
知らない人が見たら、何の行列か不思議に思うでしょうね～

『奇跡の聖水』私の場合

以前、僧正の千秋楽二日酔いの大ピンチを救った

オキシジャイザーと言うミネラルウォーターの話をブログに書いたら、

それを見ていた友達から、
『実はそれ、お取り寄せしたんだよ～』とメールが

友達はエアロビの先生から、その“奇跡の聖水”の存在を聞かされていたらしい

なるほど～やっぱりそのスジの人たちには有名な水なのか…
で、先日遊びに行ったついでに試飲させてもらいました、オキシジャイザー

注ぐと気泡がたっくさんコップの中について、さすが酸素30倍！！って感じなんですが、

飲んで見ると………

うーん………普通の水だよね（笑）

次の日劇的に体が元気に！！ってこともなかったような（笑）

現に今日は重い体をひきずるように会社へ行きましたし（←それは休みボケ）
でも僧正みたいにとんでもない二日酔いには効くのかも知れません

『COMPOSER』副音声

GWも最終日
あっという間に終わってしまうものですね～5連休なんて…

今日はゆっくりおうちでDVD観賞
と言うことで、『COMPOSER』の副音声を見ました

え？今頃？遅っ！！ですよね～（笑）
何か見そびれちゃってたんですよ、ずっと

でも良い感じに久しぶりで、とっても懐かしく、そして笑えました（笑）

今回の副音声は前半＜モリ・ヤスケン・音尾君＞後半＜モリ・大泉君・シゲ＞の二部構成

どういう順番で収録したのか知らないですけど、前半と後半でおんなじこと
話してるのが可笑しかった～

最初のタイトルコールの時、モリが“2005年！！”って言った声が

裏返ったのが最短ＮＧだとか（笑）

特に可笑しかったのが、映像を見ながら話してて急に画面が真っ暗になる時があって、

ヤスケン・音尾チームも、大泉・シゲチームも

“わっ！！真っ暗になったよ！！”

モリ“だから暗転だって！！”

やっぱり仲良しだなぁNACSって（笑）
あれだけ長い付き合いだと、反応するところも同じになってくるのかも知れませんね

5人揃っての副音声じゃなくて最初はちょっとがっかりしたけど、
仲良しNACSを感じられた楽しい副音声でした

Piper『スリーテナーズ』

＜作・演出＞後藤ひろひと
＜出演＞後藤ひろひと　川下大洋　山内圭哉　
　　　　　原田修一　竹下宏太郎　楠見薫　大路恵美　内場勝則

詐欺師の淳二（竹下宏太郎）と彩華（楠見薫）は、200万円の報酬に目がくらみ
“母親を亡くした3兄弟を群馬から博多の親戚の家まで送り届ける”と言う仕事を
引き受けることに。しかしその兄弟、皆30過ぎたおっさんで、しかも長男の佐平衛
（川下大洋）と三男の茂蔵（山内圭哉）は生まれてこの方屋敷から一歩も外に出た
ことがなく、次男の金五郎（後藤ひろひと）は家出中で大阪にいるらしいとのこと。
その次男を捜し出し、3人一緒に博多へ送り届けなければならないのだが、彼らの
母親は“大事なことは歌で伝える”と言う特殊な教育をしており、世間知らずで
歌で伝えないと言うことを聞かない兄弟にてこずる淳二と彩華。
道中、彼らを追ってくる謎の男・兵藤（原田修一）や茂蔵の許婚・麗子（大路恵美）、
執事の熊野前（内場勝則）を巻き込み大混乱！
一行は無事博多へ辿り着けるのか…

ずいぶん前にシアテレで放送されてたんですけどね、
やっと観ました『スリーテナーズ』
いや、良いですよPiper！文句なく面白かった～
大王の書くものって、やっぱりズバリ私好み
ミュージカルってあんまり興味がなくて、“セリフを歌う必要あるの？”
と思っちゃうんですけど、今回は歌わないといけないおかしな設定で（笑）
でもその歌もすんなりお芝居にはまってたし、かえって歌があることで
テンポも良くて楽しい感じが増してた気がしました
お芝居も小ネタで爆笑しながら、じーんと来たり切なくなったり
そして今回は楠見さんがとっても素敵でした
お金目当てに仕事を引き受けて、世間知らずの兄弟に手を焼きながらも、
だんだん気持ちが通っていく感じが○。
なんだかちょっと、『レインマン』を思い出しました
彩華の歌声が亡くなった母親に似ていると、茂蔵のために子守唄を歌って欲しいと
彩華に頼む佐平衛。彩華は戸惑いながらも子守唄を歌い、茂蔵も、ポンポンちゃん
と言う名前のイカのぬいぐるみがないと一生眠れないと言っていた（笑）佐平衛も、
いつしか優しい眠りについていく…と言うシーンが一番良かったなぁ
ただそのシーンの最後が3人で寄り添って眠るって場面なんだけど、ずいぶんと
引きの画で良く分からなかったのが残念
その他の役者陣も期待を裏切らない好演
僧正、今回も良かったですよ～
寝起きは非常に凶暴な三男役（笑）
でも初めて特急に乗っておろおろしたり、彩華の歌声に母親を思い出して泣いたり、
“大人子供”な雰囲気が良く出てました。
カーテンコールは恒例のお客さんオールスタンディング
去年、『姫ダニ』を観に行った時のことを思い出しました
最後のカーテンコールでは3兄弟のアカペラまで
テレビで観る舞台で、カーテンコールまで観れたのって珍しいので、
とても得した気分でした♪

ルタオ・ドゥーブルフロマージュ

↓のサヨナラで勢いに乗るかと思いきやあえなく2連敗…
GWだと言うのに意気消沈の福助です

テンションを上げるためにも、今日は美味しいもののお話を。

会社の人が、“チーズケーキって普段あまり食べないけど、ここのだったら
食べられるの♪”と大絶賛だったのが、ルタオの『ドゥーブルフロマージュ』

前にここで“北海道のお菓子”の話をしたときに、ほっこりカフェ♪のまつみさんも
美味しいと仰ってたケーキです

そのケーキをお取り寄せすると言うので、私も便乗して買って見ました♪

これ、なまらうまい！！

ベイクドクリームチーズケーキの上に、マスカルポーネのレアチーズケーキが

重なっていて、さわやかさとコクが丁度良い感じなんです

“食わず嫌い王選手権”で観月ありささんがお土産にこの『ドゥーブルフロマージュ』を

お持ちになってて、タカさんかノリさんが

“上はお年寄り用で、下が若い人用”と言ってましたけど（笑）
でもホント、その二重奏が絶妙で美味しかった～

また北海道のお気に入りのお菓子が増えました

サヨナラだ～！

今日の東京ヤクルトVS広島の一戦は、本当に劇的な幕切れ

チームの低迷もですが、私的には古田プレーイングマネージャーの
元気のなさが一番心配だったんです
そりゃあ大変ですよ、選手も監督もなんて

だからこそ古田さんにしか出来ないことでもあると思うんです！

まだ1年目だし、なかなか勝てなくても“我慢、我慢”と言い聞かせて

応援している日々ですが、

今日みたいな勝ち方はホントうれしいですね～

久しぶりに、古田選手の笑顔のヒーローインタビューが見れて
なんだかじーんとしちゃいました

明日からもコツコツ借金返していこう！（笑）

恐るべし！NACS人気！

いつも拝見しているしのぶの演劇レビューと言うサイトがありまして、

なかなか劇場に足を運べない私には、いろんな劇団のいろんな舞台を

知ることが出来るありがたいサイトなんですが、

今月の【お薦め芝居の前売情報】に音尾君出演の『しあわせのつぼ』が

紹介されてました

そのコメントにビックリ

《豪華キャストですのでチケットは争奪戦だと思います。
　
　特にTEAM NACSの方（音尾琢真さん）が出演されていると

　チケットが本当に取れづらくなるんですよね～（笑）。》

NACSファンならば、もうチケット取りにくいことには慣れっこと言うか（笑）

覚悟してるところがあるのは分かるんですけど、

こんな風に普通の（？）演劇サイトに書かれてるのを見ると、
NACS人気もここまで来たかぁと驚き半分、感動半分

『しあわせのつぼ』観に行こうか迷っているうちに、

ジャンボリー当たっちゃったし、しかも同じ日程で顕さんのお芝居が…
やっぱり安田国民としては観に行かないと、『獏のゆりかご』

ごめんね、音尾君

観に行かれる皆さんのレポ楽しみにしてます