2/25 りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)劇場 2階18列
<作・演出>長塚圭史
<出演>山本亨 橋本じゅん 水野美紀 峯村リエ 山内圭哉 猫背椿
市川しんぺー 真木よう子 吉本菜穂子 富岡晃一郎 川原正嗣
前田悟 横山一敏 大林勝 中山祐一郎 伊達暁 長塚圭史
<あらすじ>
第一部-蟒蛇如(うわばみのごとく)
沼ばかりの貧しい村。村を取り仕切る郷地三兄弟(市川しんぺー・川原
正嗣・大林勝)は三人っ子政策を打ち出し、三人以上の子供を作れば重罪とした。
村の医者・徳市(橋本じゅん)は助産婦のタネ(水野美紀)とともに
村人に避妊の知識を広めていたが、シゲオ(長塚圭史)サカエ(吉本
菜穂子)夫婦が四人目を妊娠したと相談にやって来る。
また同じ頃、賞金稼ぎの侍・新兵衛(伊達暁)と元女郎の恋人・ヤマコ
(猫背椿)が現れ、昔腕の立つ剣士だった徳市に、佐久間と言う男の首を
取りに行こうと持ち掛ける。
佐久間に家族を殺された過去を持つ徳市だったが、もう昔の自分ではないと断る。
しかしその話を聞き、徳市に想いを寄せるタネは徳市が復讐の為に村を
捨てるのでは…と不安を抱える。
ある夜、徳市の家から帰る途中、タネは郷地の三男・蚕之佑に襲われ、
誤って蚕之佑を殺してしまう。遺体は見つからないものの蚕之佑は殺されたと確信する郷地兄弟は、腹いせにシゲオの息子・栄作(富岡晃一郎)や村の子供たちを次々殺し、子供は二人まで、三人目が出来たら前に生まれた子供は死刑と言う新しいおふれを出す。
追い詰められたシゲオは、同じように甥や姪を殺された虚兵衛(中山祐一郎)と共に
郷地兄弟を討つ事を決心、剣士だった徳市に助太刀を頼みに行く。
村人の頼みを聞き入れ、再び剣を手に郷地兄弟を討った徳市。
その時、自分の中に眠っていた佐久間に対する憎しみが目を醒ました…
-休憩-
第二部-桜飛沫(さくらしぶき)
かつては賑わったが今ではすっかり寂れた宿場町。
お尋ね者の佐久間(山本亨)が身を隠すにはうってつけの場所。
かつては人斬りと怖れられ、極悪非道の限りを尽くした佐久間だったが、今は足を怪我しかつての強さは見る影もない。
ある日佐久間はひょんなことからグズ(峯村リエ)・マルセ(真木よう子)姉妹に出会う。姉のグズは、夫であり宿場を牛耳る盗賊の蛭間(中山祐一郎)から毎日ひどい暴力を受け、そのせいで気がふれてしまい、妹のマルセは蛭間から売春まがいのことをさせられていた。佐久間はグズの不思議な人柄に触れ、次第に心を通わせていく。
そんな時、町に佐久間がいることを知った蛭間の盗賊仲間の市川左京(山内圭哉)。
左京は子供の頃、目の前で両親を佐久間に殺され、その時の残忍なまでの佐久間の強さがその後の左京の人生を変え、佐久間に対して一種の憧れを抱かせていた。
賞金のかかった佐久間の首を狙う蛭間と左京は対立、新たな賞金稼ぎの出現で蛭間は命を落とし、左京も深手を負う。
左京達に支配されていた町民たちはこれ幸いとばかりに瀕死の左京を襲撃、左京は最後に佐久間の手で命を絶って欲しいと懇願するが、佐久間は刀を手にすることが出来ず“すまない…”と謝るだけだった。
ある夜、佐久間はグズに自分の過去を語り始める。昔、徳市と言う男と悪さをしていたこと、彼の家族を殺してしまったこと、それ以来今まで殺してきた人たちの亡霊に怯え刀が持てなくなったこと…グズの胸の中で佐久間は心から悔い、謝りつづけた。
そして平和が訪れたかに見えた宿場町へ、佐久間を探して徳市がやって来た。
静かに対峙する二人、そして対決の時…
あらすじだけでこんなに長くなってしまった…
まぁ、このあらすじの力の入れようで、私の感動の具合は
分かっていただけるかと思うんですが(笑)
感想はまた改めて書かせて下さい
<作・演出>長塚圭史
<出演>山本亨 橋本じゅん 水野美紀 峯村リエ 山内圭哉 猫背椿
市川しんぺー 真木よう子 吉本菜穂子 富岡晃一郎 川原正嗣
前田悟 横山一敏 大林勝 中山祐一郎 伊達暁 長塚圭史
<あらすじ>
第一部-蟒蛇如(うわばみのごとく)
沼ばかりの貧しい村。村を取り仕切る郷地三兄弟(市川しんぺー・川原
正嗣・大林勝)は三人っ子政策を打ち出し、三人以上の子供を作れば重罪とした。
村の医者・徳市(橋本じゅん)は助産婦のタネ(水野美紀)とともに
村人に避妊の知識を広めていたが、シゲオ(長塚圭史)サカエ(吉本
菜穂子)夫婦が四人目を妊娠したと相談にやって来る。
また同じ頃、賞金稼ぎの侍・新兵衛(伊達暁)と元女郎の恋人・ヤマコ
(猫背椿)が現れ、昔腕の立つ剣士だった徳市に、佐久間と言う男の首を
取りに行こうと持ち掛ける。
佐久間に家族を殺された過去を持つ徳市だったが、もう昔の自分ではないと断る。
しかしその話を聞き、徳市に想いを寄せるタネは徳市が復讐の為に村を
捨てるのでは…と不安を抱える。
ある夜、徳市の家から帰る途中、タネは郷地の三男・蚕之佑に襲われ、
誤って蚕之佑を殺してしまう。遺体は見つからないものの蚕之佑は殺されたと確信する郷地兄弟は、腹いせにシゲオの息子・栄作(富岡晃一郎)や村の子供たちを次々殺し、子供は二人まで、三人目が出来たら前に生まれた子供は死刑と言う新しいおふれを出す。
追い詰められたシゲオは、同じように甥や姪を殺された虚兵衛(中山祐一郎)と共に
郷地兄弟を討つ事を決心、剣士だった徳市に助太刀を頼みに行く。
村人の頼みを聞き入れ、再び剣を手に郷地兄弟を討った徳市。
その時、自分の中に眠っていた佐久間に対する憎しみが目を醒ました…
-休憩-
第二部-桜飛沫(さくらしぶき)
かつては賑わったが今ではすっかり寂れた宿場町。
お尋ね者の佐久間(山本亨)が身を隠すにはうってつけの場所。
かつては人斬りと怖れられ、極悪非道の限りを尽くした佐久間だったが、今は足を怪我しかつての強さは見る影もない。
ある日佐久間はひょんなことからグズ(峯村リエ)・マルセ(真木よう子)姉妹に出会う。姉のグズは、夫であり宿場を牛耳る盗賊の蛭間(中山祐一郎)から毎日ひどい暴力を受け、そのせいで気がふれてしまい、妹のマルセは蛭間から売春まがいのことをさせられていた。佐久間はグズの不思議な人柄に触れ、次第に心を通わせていく。
そんな時、町に佐久間がいることを知った蛭間の盗賊仲間の市川左京(山内圭哉)。
左京は子供の頃、目の前で両親を佐久間に殺され、その時の残忍なまでの佐久間の強さがその後の左京の人生を変え、佐久間に対して一種の憧れを抱かせていた。
賞金のかかった佐久間の首を狙う蛭間と左京は対立、新たな賞金稼ぎの出現で蛭間は命を落とし、左京も深手を負う。
左京達に支配されていた町民たちはこれ幸いとばかりに瀕死の左京を襲撃、左京は最後に佐久間の手で命を絶って欲しいと懇願するが、佐久間は刀を手にすることが出来ず“すまない…”と謝るだけだった。
ある夜、佐久間はグズに自分の過去を語り始める。昔、徳市と言う男と悪さをしていたこと、彼の家族を殺してしまったこと、それ以来今まで殺してきた人たちの亡霊に怯え刀が持てなくなったこと…グズの胸の中で佐久間は心から悔い、謝りつづけた。
そして平和が訪れたかに見えた宿場町へ、佐久間を探して徳市がやって来た。
静かに対峙する二人、そして対決の時…
あらすじだけでこんなに長くなってしまった…
まぁ、このあらすじの力の入れようで、私の感動の具合は
分かっていただけるかと思うんですが(笑)
感想はまた改めて書かせて下さい