福助の部屋

どうでしょうCUEスワローズSHINee映画うたとの毎日etc。大好きなことゆるゆる綴ります。

『○○』バトン

2006-09-30 23:09:31 | どうでしょう・CUE
や~、ずいぶんとご無沙汰しちゃいましたね~
遅い夏休みを頂いてて、別にどこに行ったとかはなかったんですが、
なんとな~くPCを開けることもなく過ごしてしまいまして
またゆるゆる更新してまいりますので

で、更新をサボっている間に、お世話になってます“のぶチンの気ままに行きましょう!”
のぶチンさんよりバトンを頂いてまして
遅くなりましたけど、今日は久しぶりのバトンで行きましょう!


『○○バトン』
□■ルール■□
最初に答える人は、お題を決めて『 』の中に入れて答えていってください。
回された人はQ5で指定されたお題で答えてください。

Q1.自分の身近にある『』は?
Q2.今妄想している『』は?
Q3.最初に出会った『』は?
Q4.特別な思い入れのある『』は?
Q5.最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?

私へのお題は『水曜どうでしょう』とのことなので、
では『水曜どうでしょう』バトン、スタート!!


Q1.自分の身近にある『水曜どうでしょう』は?

 身近も身近、皆さんも同じでしょうけど、もう生活の一部ですからね~(笑)
 なんだろ、パソコンの脇にはどうでしょうの卓上カレンダーがありますし、
 車の後部座席にはonちゃんのぬいぐるみが鎮座してますし、会社で使っている
 電卓にはなまはげとうれしーのぷくぷくシールが貼ってあります(笑)


Q2.今妄想している『水曜どうでしょう』は?

 これも皆さんと同じでしょうけど、2006年の新作ですね!
 旅に出ている間、ミスターも大泉君も日記をアップしたりしてたので、
 絶対国内だと思っていたのに海外だったようなので、どんな旅だったのか
 早く見たいですね~


Q3.最初に出会った『水曜どうでしょう』は?

 たぶん“メイキング・オブ・四国R-14”だったと思います。
 なんか旅館でぐだぐだやってました(笑)
 その時は“変な番組だなぁ…”って程度だったのに、こんなにハマるとは
 思いませんでしたね~


Q4.特別な思い入れのある『水曜どうでしょう』は?

 それはやっぱり“ベトナム”ですね!!
 初めてちゃんと見たどうでしょうだったし、“ベトナム”にはどうでしょうの
 すべてが詰まってると思うんですよ
 しばらく見てないですけど、今見てもきっと号泣すると思います
 あと、“四国R-14”も大好きです。これもやっぱり号泣で(笑)


Q5.最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?

 私が興味がある!と言う理由だけで申し訳ないんですが、

  “日々どうでしょう”のbigbeach98さん
  “ハチゾウブログ”のハチゾウさん
  “ジャニ・キュ~”のぽぽさん

 に、ずばりお題は『演劇』でお願いします

もしお暇でしたらお持ち帰りくださいね



コメント (6)
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『おやじのせなか』と『TEAM NACS TEN』

2006-09-25 22:17:27 | どうでしょう・CUE
昨日の朝日新聞に洋さん登場

お父さんについて語る洋さんからは家族に対する愛情が感じられて、

相変わらず素敵な関係だなぁとうらやましく思いますね

お父さんは洋さん曰く、

『ばか正直でいい人、人のために腰が軽い人』だそう

祭りの時にご両親を拝見しまして、あれだけの人の前に出て話すなんて

普通はなかなか出来ないと思いますけど、洋さんのために喜んで出られたのかなぁと
今回の洋さんのお話も納得しながら読みました

そして先ほど『TEAM NACS TEN』エントリー完了

昨日電話出来なくて、抽選とは言えなんか出遅れたような気になっちゃいますね

どうか当たりますように

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あ~夏休み♪

2006-09-22 21:07:52 | 雑記
私、明日から遅めの夏休みで5連休を頂いております

もう既に秋ですけど(笑)

しかもジャンボリーも行ったし、東京にも行ったので、今回は
大人し~く家でゴロゴロですけど
でもとりあえず会社に行かなくてもいいって言うだけで幸せです

今から水曜日のことを考えるとブルーになっちゃう(笑)

そして、国王の日記を読んで心が痛んでます

あんなお願いを国王に言わせてしまったことが何ともやり切れなかった…

何とか国王に頑張ってもらいたい、応援してるってことを分かってもらいたい。

私もそんな気持ちから差入れを持っていったので、何とも複雑な気持ちです

でも“見守る”ことも“応援してる”ことなんですよね。

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カリー・サボイ

2006-09-19 22:52:36 | 食べ物
今日は、CDJの旅の時に書けなかったスープカレーのお話を

4年連続で北海道上陸を果たしている割には、北海道で一度も食べたことがない“スープカレー”
初めてスープカレーを食べたのは、下北沢の『マジックスパイス』でのこと
その時は下北沢とマジスパの独特の雰囲気にいたく感動した覚えがありますが
“やっぱり本場で食べないと!!”と思い立ち、CDJの時に計画を立てました
たださすがは本場、本当にたくさんのお店があって、どこが良いんだか選べないんですよね~
なので結局ホテルに近いところに決めたんですが、それが幌平橋の『カリー・サボイ』
1×8のカレー本にも“行列覚悟の人気店”として紹介されていて、
洋さんは『シーフード派』と載ってましたが、私達はお店の名前がついた『サボイカレー』を注文

写真では良く見えないと思いますけど、真ん中のチキンの下に大きなジャガイモと
ゆで卵が隠れていて、お店の方から、
“チキンを崩そうとするとスープがこぼれますので、チキンを食べるときは
ご飯の方に移してくださいね~”と言われます

辛さは5段階で、私は辛いのが苦手なので1番を注文。十分辛かったです(笑)
でも、スープはあっさりしながらいろんなスパイスの深みとパンチが効いていて、
チキンはすごく柔らかいし本当に美味しかったです
やっぱり今や“北海道と言えばスープカレー”ですね~

ちなみに、お店に入ったときテーブルが一つ空いていて、“良かった…”と
思ったんですけど、お店の方に、
“混んで来たら相席お願いすることになるかも知れないので、並んで座っていただけますか?”
と言われ、4人掛けのテーブルに並んで座った私たち…
結局食べ終わるまでさほど混まなかったのでずっと並んで座ってました(笑)
外から見たらかなり怪しい女二人だったと思います

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『約三十の嘘』

2006-09-18 00:03:17 | 映画・音楽
久しぶりにだらだらとした週末
台風も来ている事だし、いい加減HDDの中身も整理しないとヤバい
と言うことで今日は撮り溜めてあった映画なんかを見よう
で、見たのが『約三十の嘘』

これ、たぶん『嫌われ松子の一生』の公開を記念してスカパーで中谷美紀さんの
特集をしてたときに録画したと思うので、3ヶ月くらいほっといてましたね、私

物語は、ある出来事以来3年ぶりに集まった詐欺師の仲間たち。今回の仕事は札幌での
偽羽毛布団販売。仕事は無事(?)成功し、詐欺師たちの手元には大金の入った
スーツケースが1つ。しかし帰りの列車の中でそのスーツケースが姿を消し…

原作はあの『おかしなふたり』の土田英生さん。劇団MONOの舞台で上演されたものですが、
ストーリーは舞台と映画では若干違うようです。

舞台になるのは豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」
札幌での偽羽毛販売のシーンはなく、ほぼ全編この列車の中のシーン。
俳優さんのキャラ立ちが良いので背景の変化のなさは気になりませんが、
お話的に詐欺師チーム再生の話か、複雑な人間関係の絡んだ恋愛の話か、
ちょっと中途半端な印象は残りましたね…

そうは言っても、本当に俳優陣のキャラは良かったですよ
特にどこまでも頼りない詐欺師の田辺誠一さんと、どこまでも調子のいい新参の詐欺師の
八嶋智人さんがテンポも良くて面白かったですね
八嶋さん、舞台ではあんなに怖い人だったのに~(笑)
最後の椎名桔平さんと中谷美紀さんのシーンも実は結構好き
それにさすが土田さんの脚本だけあって、会話で物語が進んで行くのがとても
心地よくて、それに加えてそれぞれの詐欺師たちの思惑が絡んでいく様子が
なかなか面白かった作品でした




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『ブレイブストーリー』

2006-09-17 02:09:22 | 映画・音楽
実は8月の末に見てました

ずっと前に原作を読んだとき、ものすごく長くってビックリしながらも

一気に読んだ覚えがあります

主人公のワタルが運命の女神様に願いを叶えてもらうために、様々な困難を

乗り越えて成長していく物語は、ちょうどRPGのゲームみたいなワクワク感が

あって、最後自分なりの答えに辿りついたワタルに涙しました

……って本の感想じゃなくて、映画の感想を書くんでした(笑)

それだけ長く壮大な世界観を、2時間弱でまとめるのはなかなか難しいですよね

若干ストーリーが薄めだったんじゃないかなぁと言う気が…

でもさすが日本が世界に誇るアニメーションの技術だけあって、映像はお見事でしたね~

声優陣はワタル役の松さんと、キ・キーマ役の洋さんが◎

最近のアニメ映画は有名な俳優さんを声優として起用することが多いですけど、

私はキャラクターのイメージより俳優さんの顔がチラつくこともあるんですよね…

でも松さんの声は本当に小学生の男の子として存在してて、演技力も抜群!

洋さんのキ・キーマは今までで一番洋さんらしいキャラクターだったせいか、

のびのびやってるのが見てる方にも伝わってくるようでした

“なまら…”とか言っちゃってましたし(笑)

洋さんもアフレコ慣れて来たなぁ


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シス・カンパニー『獏のゆりかご』

2006-09-15 00:58:12 | 演劇
9/2 紀伊国屋ホール F列

<作・演出>青木豪
<出演>杉田かおる 高橋克実 マギー 段田安則 小松和重 
      池谷のぶえ 明星真由美 安田顕

 ※ネタバレあります


『噂の男』&『獏のゆりかご』東京観劇ツアー2日目は、新宿・紀伊国屋ホールへ
もちろん初めての紀伊国屋ホール
本当に本屋さんの1フロアにあってビックリしました(笑)
今回は演劇ぶっく社のモバイルサイトでチケットを取ったので、開演前にチケットを引き換えて、
ついでに国王への差し入れを受付で預かってもらい、ホールの中へ。
幕が開いて2日目だったので、ロビーにはたくさんのお花が飾られていて、
あんまりじっくり見れなかったんですが、国王にはHTBさんやカリー軒さんから
お花が贈られておりました
一方、杉田かおるさんには『不信のとき』チームからのお花が一杯でした!

お話の方は、前日の『噂の男』とは打って変わって、穏やかで優しく、そして切ない物語。
小高い丘の上にある動物園。バツイチ子持ちの飼育員(杉田かおる)と彼女に想いを
寄せる副園長(高橋克実)と元夫(段田安則)。
アルバイト(明星真由美)との関係に今一歩踏み込めない飼育員(マギー)。
動物のことについて何かとクレームをつける常連の主婦(池谷のぶえ)や、鳥の羽ばかり
集めるこれまた常連の近所のビデオ屋の店員(安田顕)。そして彼にテナント物件の
世話を頼もうとする飼育員(小松和重)…
そんな彼らの日常に巻き起こる小さな波紋の数々を、細やかな会話と自然な演技で
見せてくれた、優しい雰囲気のお芝居でした

お話のテイストは『噂の男』とは全く違いましたけど、この日も役者さんたちの素晴らしさに
感動。克実さんはテレビで見るのとほとんど変わらず自然体。段田さんのちょっと
頼りなく悲哀の感じられる中年男にはかなり感情移入出来ました。マギーさんはきっちり
笑いの部分を押さえて舞台に安定感がありました
そんな中、我らの国王の登場な訳ですが、すごいインパクトでしたよ~(笑)
全体的に穏やかな雰囲気の中に、ピリッとなんかこう、スパイス的な役割と言うか。
国王の登場でかなりお芝居に幅が出てたような気がするんですよね
今までに見たことのない国王を拝見できて、国民は幸せでございました
ラスト、副園長とも元夫とも結婚せず一人で生きていくことを決意した飼育員の杉田さんが、
凛として力強く立っているシーンがとても素敵でした

あと半月ほど公演は続きますが、国王にとって実りの多い時間になるように、陰ながら
応援してます

それにしても、今回初の紀伊国屋ホールだったんですが、土曜日に一人で行くところじゃ
ないですね、新宿って
ものすごい人で、迷わず紀伊国屋まで行けたのはほとんど奇跡でした(笑)

ちなみにいつも拝見している“しのぶの演劇レビュー”でも、国王のことを褒めてくださってるので、
そちらもぜひのぞいてみてください!



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秋なんですね~

2006-09-14 00:28:25 | 雑記
『噂の男』の感想を3回にも分けて書いちゃって、

なかなか『獏のゆりかご』に進めないなぁと思ってるうちに、
だんだん記憶も曖昧になっていく今日この頃

ヤバい、早く書かなきゃ(笑)

それにしても、寒いんですよ~山形

雨は降り止まないし、仲の良かった社員の方は転勤決まっちゃうし、

どうも憂鬱な毎日…

クラシック見て元気出そうっと



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PARCOプロデュース『噂の男』その③

2006-09-12 23:14:02 | 演劇
CUEさんの会報が届き、『TEAM NACS TEN』の先行予約のチラシを見て、
どうしても行きたいが故にチケットが取れるのか今から不安に駆られて
おります

それはひとまずおいといて、『噂の男』の感想の続きを早く書けって話ですよ(笑)

猪岐英人&水野顕子(トシ&アヤメ)…宝田興業所属の中堅夫婦お笑いコンビ。
この2人、急遽追加されたキャラなんだそうで。そう言われれば、最初は男5人だけの
芝居って言ってたっけ。でもそんなことは微塵も感じさせない重要なポジションを
見事に担ってらっしゃいましたよ!
特にアヤメ役の水野さんは鮮烈でしたこれまたいやーな女でね(笑)
旦那であるトシ公認でボンちゃんと寝たり、自分を拒絶したアキラを罵倒したり。
でも彼女の存在によって、ますます男たちの暗闇が混沌としていったような気がして、
今回のお芝居にはなくてはならない存在だったと思います。


山内圭哉(ボンちゃん)…宝田興業所属の売出し中ピン芸人。
『桜飛沫』以来、約7ヶ月振りの僧正。相変わらず素敵ですね~ホント
今回は堺さんとのキスシーンは長かったですけど(笑)、5人の中では比較的
正常な感情の持ち主だったこともあって、若干控えめだったような…
まぁ、人の奥さんは寝取るわ、関係を迫る支配人を殺そうとするわ、十分狂ってますけどね。
でも、ナマズ持ってましたし(笑)、モッシャンの背中を掻いてあげるシーンなんかの
“間”はまさに僧正、やっぱり私の期待を裏切らない人です
あそこのじゅんさんとの絡みは最高でした!
それにしても僧正、髪の毛があるとホント普通にいい男ですよね~
私は違和感ありましたけど(笑)


橋本じゅん(モッシャン)…“パンストキッチン”のツッコミ担当。相方のアキラに
先立たれ、今は落ちぶれ酒浸りの日々。
じゅんさんも、僧正同様『桜飛沫』以来7ヶ月振り。またじゅんさんを生で観ることが出来て、
本当に幸せだと思える役者さんです
今回のお芝居、それぞれが強烈な輝きを放って舞台の上に存在してるんですけど、
中でもじゅんさんの存在感は圧巻でした!
さとしさんの時も書きましたけど、W橋本の漫才は本当にお見事。
ネタは中川家さんのものなんだそうですけど、完璧に自分たちのネタにしてましたもんね!
“パンキチ”時代のひねくれたモッシャンも良かったですけど、やっぱり凄かったのは
廃人になってしまってからのモッシャン。
狂気と正気の境を彷徨いながら、身勝手なほど一途に、漫才のこと、アキラとのコンビの
ことを思っていたんだと思います
ラスト、廃人と思っていたモッシャンが突然正気に戻ったようになり、私たちには
見えないアキラと漫才の稽古を始めるシーンが、私にはとても切なく映りました…
きっともう元に戻ることはない、一生記憶の中の“パンキチ”と生きていくんだなぁと。
そんな風に、面白くて悲しくて痛々しくて切ない感情がストレートに心に伝わってくる
じゅんさんの存在が、私の中では大きかったですね
でもやっぱり、突然支配人やボンちゃんにツッコミ指導を始めるモッシャンの笑いの
部分も大好きな訳で(笑)


ホント、長~くなってしまいましたが、こんなに魅力ある役者さんたちに出会えて
幸せだったなぁと言うことなんです
叶うことならもう一度生で見たかったですけど、
DVDが出るまで我慢しなければなりませんね…

また会いましょう!『噂の男』


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PARCOプロデュース『噂の男』その②

2006-09-10 23:46:59 | 演劇
“いやーな男たちの、いやーなお話”を強烈なエネルギーで完成させた7人の役者たち
このお芝居のことを知った時、あまりの豪華キャストに身震いしましたっけ
特に中心になる5人の役者は、泣く子も黙る小劇場出身のツワモノばかり!
僧正とじゅんさん目当てだった私ですが、出演者全員の緩急自在の巧みさに
圧倒されっぱなしでした
それに、5人のうち4人は関西出身の関西弁スピーカー!
そのテンポの良さが何とも言えず心地良かったですね~

では登場人物別の感想を。完全にネタバレしてますのでご注意下さい




堺雅人(鈴木光明)…宝田グランド劇場支配人。元“パンストキッチン”マネージャー。
私の中での堺さんは、『新撰組!』の山南さんなんですよね~
でも今回はかなり特殊な(?)役で、キスシーンにキュビズムに、
役者ってすごいなぁと驚嘆させられました(笑)
“現在”の支配人はオールバックにスーツ姿。いつも冷静で冷徹ささえ感じる風情。
“12年前”のマネージャーはさらさらヘアーにいつもの堺さんスマイル。
懸命にパンキチのマネージメントをする好青年と言う感じ。
過去と現在の人物像の変化を、佇まいとか台詞回しとか見事に演じ分けられてました
オールバック姿の支配人で登場したときは、いつもの堺さんのイメージと違ったので
違和感があったんですが、過去の鈴木の登場では、一緒に行った堺さん好きの友人が
身を乗り出したのが分かりました(笑)
今回、モッシャンに『喜怒哀楽の全てを笑顔で表現する男』(笑)と突っ込まれる
シーンがありましたが、堺さんのいつもの穏やかな笑顔が、この舞台では何を考えて
いるか分からない、裏がありそうな冷ややかな笑顔に見えたのが印象的。


橋本さとし(アキラ)…漫才コンビ“パンストキッチン”のボケ担当。12年前、『ボイラー室』の
事故で他界。
さとしさんは以前テレビで『ダブリンの鐘つきカビ人間』を見た程度で初見。
劇団☆新感線ご出身で、10年ぶりのじゅんさんとの共演に大分緊張されていたとの
ことですが、パンキチの漫才は“見事!”の一言に尽きます
男前で人気絶頂、モッシャンにいじめられるマネージャーをかばう優しい表の顔と、
コンビ解散のために相方殺害を目論んだり、動物虐待の罪を相方になすりつけたり
心に暗闇を抱える裏の顔。いい人に見せかけて実はいやーな男度はかなり高かった
アキラ。でも最後に、自分が死んだのはモッシャンのせいではないことを何とか
モッシャンに伝えようとするアキラの姿で少し救われた気がしました
それにしても、さとしさんのボケの切れの良さといい、スタイルの良さといい、舞台映えする
役者さんだったなぁと感動。


八嶋智人(加藤信夫)…ボイラー室の点検のためにやって来たボイラー技師。
テレビでお馴染の八嶋さん。もちろん初見。
とにかくものすごいテンションで圧倒されました
それに、ただのお笑い好きのボイラー技師から、父親の復讐に燃える男に変化する、
スイッチの切り替えがまたすごかったですね!
特に、復讐の相手であるモッシャンとの絡みのシーン、父親の仇がすでに廃人となり
父親のことも覚えていないような状況で、そのやり場のない怒りや憎悪をモッシャンに
ぶつけるボイラーさんが、恐ろしくもあり悲しくもあり。
テレビで見るときは飄々としてるイメージがあったんですが、舞台では本当にものすごい
エネルギーを放出している役者さんでした
とにかく大阪弁でしゃべり倒すんですけど、全然噛まないし(当たり前か!)(笑)
早口の長台詞も滑舌が良いので聞いてて気持ち良かったですね。


また長くなりましたので、残りはまた次の機会に
次回はこの舞台、私の中のツートップの登場です(笑)





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