福助の部屋

どうでしょうCUEスワローズSHINee映画うたとの毎日etc。大好きなことゆるゆる綴ります。

『ブーリン家の姉妹』

2008-10-31 00:09:15 | 映画・音楽
16世紀のイングランド。新興貴族のブーリン家は一族繁栄のため、世継に恵まれない
国王ヘンリー8世(エリック・バナ)に長女アン(ナタリー・ポートマン)を愛人として
差し出すことを目論む。しかしヘンリーが惹かれたのはすでに結婚していた妹の
メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった。
一家は宮廷に移り、メアリーはヘンリーの寵愛を受け彼の子を身篭り、アンはイングランドで
もっとも裕福な領主の跡取りヘンリー・パーシーと秘密裏に結婚。しかし貴族間の結婚は
王に決定権があり、それは許されない結婚だったため、アンはフランスへ追放される。
ところが、メアリーが妊娠によって体調を崩したことでヘンリーの彼女への興味が薄れ始めたため、
フランスからアンを呼び戻し、ヘンリーの気持ちをブーリン家に繋ぎとめようとする。
やがて、ヘンリーはフランスで洗練された美しさを手に入れたアンに心惹かれるようになり、
アンは自分の幸せを奪ったメアリーへの復讐と野望を胸に、王妃の座を手に入れようと計画する。

ネタバレあります

簡単に言ってしまえば、美しく野心家の姉・アンと、清純で気立ての良い妹・メアリーの、
一人の男を巡るドロドロの愛憎劇なんですが…
その男がイングランド国王で、それぞれがそれぞれの思惑や野望を抱え、政治的・宗教的な
背景や陰謀も絡んで、非常に複雑で非常にドラマティックな物語でした
『マリー・アントワネット』しかり、『クイーン』しかり、歴史に基づいた物語って、実際にあった
出来事だからこそ余計に胸を締め付けられる感じがして私は好きです

ブーリン家の姉妹も、富と名誉を手に入れようと必死な家族や、絶対的権力を持つヘンリー8世に、
世継を望むイングランド国、そしてお互いに対する羨望や嫉妬の気持ちにまでも翻弄されて、
波乱に満ちた激動の人生を歩んで行くことになります。
姉妹だからこそ、愛して憎んで傷つけて許して。
でも、アンもメアリーも、その時その時の自分の立場を理解し、葛藤し苦悩しながら懸命に生きていて、
そんな聡明で力強く凛々しい姿を見せてくれたナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが
本当に綺麗で素晴らしかったと思います

特にナタリー・ポートマンの、時には無邪気で時には悪魔みたいな芯の強い顔が印象的
メアリーを裏切ってヘンリーを手玉に取るあたりは憎らしいほど嫌な女と思ったけど、
王妃に登りつめてもヘンリーの気持ちは離れ世継を産めず追い詰められて行くアンは
本当に哀れで痛々しく私も完全に翻弄されました(笑)

それと、心に残ったシーンがもう1つ。
密告によりアンと弟のジョージが近親相姦と国家反逆の罪で処刑されることになり、
それを知った母親のレディ・エリザベス・ブーリン(クリスティン・スコット・トーマス)が
夫のトーマス・ブーリン卿(マーク・ライアンス)の頬を思いっ切り引っ叩く場面。
言葉では到底言い表せない母親としての無念さを感じて、ぐっと来ました

それに、ヘンリー8世を筆頭に男性陣はずいぶんと不誠実で情けなく描かれてました
実際のヘンリー8世は有能な君主だったそうで、エリック・バナも素敵でしたが、
この映画のヘンリー8世はダメ人間でしたね(笑)
おかげで女性達の“強さ”が際立って、共感できる部分も多かったのかも知れませんが

それにしても、ここまでたくさんの人を巻き込み傷つけてまで男子の世継を望んだイングランドを、
後にアンが産んだエリザベス1世が長い間統治することになるのは、なんとも皮肉な運命だと思います…



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親バカ対決!

2008-10-29 00:04:23 | 雑記

お友達のおうちの可愛い子ちゃん<だやん>

“ペット用のパジャマを見つけたので着せてみた”と写メを送ってくれました

超可愛い~~~~っ

羨ましいっ!うちの子にも着せたいっ!

で、これ↓

ん?なんか違う?(笑)

まいっか

完全に自己満足の世界ですから

本人(猫)は、“邪魔くさい…”って思ってるでしょうね(笑)



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ベストフォーマリスト!

2008-10-28 19:12:21 | どうでしょう・CUE
洋さんが受賞されたそうですよ

ベストジャージストじゃなくてベストフォーマリストを

ウケ狙いか?と思いましたが(笑)

写真を見たらビシッとタキシードをお召しになって

たいそうハンサムでいらっしゃいました

あんまりカッコいいとこっちが落ち着かないんでね

そこそこで良いですよ、洋さんは(笑)

でも、副賞のワンナイトクルーズは“親と行く”ってあたりは
洋さんらしいです



来週はいよいよ「N43°」

久々の生NACSさんは緊張するなぁ

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パスタの日。

2008-10-26 20:27:39 | 食べ物
10月25日は『パスタの日』なんですってね

なんでも、1995年10月25日にローマで『第一回世界パスタ会議』が開かれたのに

ちなんで、毎年10月25日が『パスタの日』になってるらしいです

私もそうですけど、日本人ってパスタ好きですもんね~

ちなみに日本人が選ぶパスタの定番の1位は“カルボナーラ”

ちょっと意外

私はトマトソース系が好き作るのも簡単ですし(笑)



写真は山形市の『ナチュラルカフェ』さんのナポリタン

確か、“ナポリの人に教えて”みたいな変わった名前が付いてました

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今夜はなまらナイト!

2008-10-25 01:13:59 | 雑記
NHK山形放送局で少し前から放送されている全編“山形弁”の画期的番組(笑)が

『今夜はなまらナイト』です

いつもはラジオなのでなかなか聞く機会がなかったんですけど、

今日はテレビ放送だったので楽しみにしてたんです

アナウンサーの方もゲストの方もみんな“ネイティブ”ばかりなので

トークのなまってることと言ったら(笑)

私も普段あんな風にしゃべってるのか~

でもなまってる自分って嫌いじゃないです

それに、この間の“赤桃、黒桃”もそうですけど、ホント方言って面白いですよね~

山形では“本当?”を“ほんてん?”って言うんですけど、

学生時代、“支店もあんのかよっ!”ってずいぶん友達につっこまれたものです(笑)

こんな風に故郷の良さを再確認させてくれる番組だったので、
これからもぜひ続けて欲しいなぁと思います

せっかくなので山形弁講座を1つ。

『そんなの知りません』を山形弁で言うと、

『ほだなしゃねず!!』

活字にするともう日本語じゃないですね(笑)



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蔵王ペンション村 オープンガーデン

2008-10-23 23:32:13 | 旅日記
蔵王のふもとに住んでいながら実はスキーが苦手で、
今回ホントに久しぶりに蔵王へ行きました

『山形蔵王オープンガーデン』
蔵王のペンション村にあるそれぞれのペンションのお庭を開放していて、
誰でも自由に見学できるイベントです
私は植物に関しては全く無知なので、ガーデニング好きの母のお供で


どこのお庭も綺麗な秋の花で溢れていて、花には疎い私でもとても楽しめました

中にはこんなお庭も

どれだけの“猛猫”なんでしょうね~(笑)お会い出来なかったのが残念

目の保養の後は腹ごしらえ
それぞれのペンションでいろいろなランチが楽しめます
今回は『ペンション 木いちご』さんにて

なすとひき肉のドライカレー
ちょっと辛めの大人カレーですが美味しかった~
カレーの後は

木いちごソースのアイスクリーム
甘酸っぱいソースとバニラアイスが、辛いものを食べた後にぴったり

オープンガーデンは今週の日曜日(26日)まで
蔵王温泉のあたりは紅葉も見ごろだったのでお近くの方はいかがですか


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函館の旅 その2

2008-10-22 19:58:51 | 旅日記
『茶房 菊泉』さんを出て教会群へ行く途中に有名な『八幡坂』があるんですが、
ちょうど団体さんがいてまともな写真が撮れませんでした


ハリストス正教会。
これもちょっとひどい写真ですね~(笑)
今回は初めて教会の中も見学。
キリスト像やマリア像の絵が飾ってあったり、綺麗なシャンデリアや蜀台が置いてあったり、
キリスト教徒じゃなくても厳かな気持ちになりました


元町教会。
風見鶏が異国情緒ですね~
でも拝観時間を過ぎてしまって中は見れませんでした。残念


“チャチャ登り”と名前が付いた坂と、聖ヨハネ教会。
“チャチャ”とはアイヌ語で“おじいさん”と言う意味で、おじいさんのように
腰を曲げて登らないとならないくらい急な坂だから、と言うのが名前の由来だそう。

日も暮れてきたので、少し早めに函館山へ

17:15頃。まだまだ。

17:40頃。そろそろ。

17:50頃。だいぶ。
いや~、粘りました(笑)山の上は風が強くてさすがに寒かったですけど
やたらと写真を撮りまくりましたが、ほとんど手振れしててまともに写ってませんでした

函館山を下りて、ライトアップされた教会群を散策

何を撮ってんでしょうかね、全く(笑)
ホントはもっともっと綺麗で幻想的です

この日の夕ご飯はベイエリアでジンギスカンでもとぶらぶら歩いていたら
『松尾ジンギスカン』発見
五稜郭からベイエリアに移転したんだそうです

やっぱり美味しい満腹

こうして1日目は無事終了
2日目も盛りだくさんな1日です




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鍋、何で締めますか?

2008-10-21 21:02:46 | 食べ物
昨日お友達のおうちでご馳走になった“坦々ごま鍋”
インスタントの素が売ってるんですって

豚肉とたっぷりお野菜が入って、超美味い

しかし決め手は“中華麺”!!

お友達のおうちでは、締めに入れるとお腹一杯で食べられないから

最初から入れてしまうそうなんですけど、これが坦々スープに合うったらないんです

我が家では寒くなってくると“鍋率”が非常に高くなるんですが(笑)

締めはいつも冷凍うどんだったんですよね

これからはこの“坦々ごま鍋&中華麺”をレパートリーに入れてもらおっと



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函館の旅 その1

2008-10-19 19:39:12 | 旅日記
母が北海道に行ったことがないと言うので、家族で函館旅行へ行きました
私も2年前のジャンボリー以来の北海道だったので非常に楽しみ
今回は函館だけだったので陸路で行くことに
仙台から“はやて”に乗って八戸へ
八戸から“スーパー白鳥”に乗り換えて函館まで
青森からは進行方向が変わるので、自分で席を回転させるところがとてもローカルです
途中、青函トンネルを通って“竜飛海底駅”に停まるんですが、ここは事前に見学用の
整理券を買って1時間ぐらい見学する人しか降りれないんだそうです。残念
仙台から電車に揺られて約5時間、函館駅に到着

今回は初北海道の母になるべくいろんなところを見せてあげたくて、少しばかり強行スケジュール
なのでホテルにチェックインしてすぐ観光へ出発

まずは市電に乗って末広町で降りて基坂へ。


道端に彫刻なんかが置いてあって、アートな雰囲気

基坂の途中にある『旧イギリス領事館』を見学。

領事館だった建物を復元して、開港の歴史を展示した記念館になってます。
いろいろな展示物があるんですが、開港当時の函館の様子が見れる
“マジックビジョン”がなかなかのもの

領事執務室。
背が低かったので“豆領事”と呼ばれたユースデンさんの等身大の人形がユニーク

次は元町公園を通って、『旧函館区公会堂』へ。

写真だと分かりにくいですけど、ブルーグレーとイエローが綺麗な建物です

2階の大広間。舞踏会でも開かれそうな華やかな雰囲気でした

ここらへんでちょっと一休み

公会堂から八幡坂への途中にある、『甘味茶房 花かんろ』さん。
レトロな雰囲気が素敵で行ってみたかったんですけど、
ちょうどその時お客さんが誰もいなくて何か中で作業をしてたみたいで
ちょっと入りづらい感じだったので…

お隣の『茶房 菊泉』へ
こちらも昔の酒問屋の建物をそのまま利用した、落ち着いた雰囲気の素敵なお店でした

フルーツ豆腐白玉あんみつ(だったと思います)。
この白玉がめちゃめちゃ美味しかった

甘いものを補給して元気が出たところで、次は教会群へ向かいます





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『チェブラーシカ』

2008-10-18 19:15:57 | 映画・音楽
以前、何かの映画を観に行った時に予告編で出会った『チェブラーシカ』

正体不明だけど、その超愛くるしい姿に完全KOされたのでした

私はその時初めて知ったんですけど、ものすごい有名な子なんですね

今年の北京オリンピックではロシアチームの公式マスコットになるくらい、

ロシア史上もっとも愛される童話の主人公なんだそうです


オレンジの木箱に入っていた耳の大きな生き物。

起こしてもすぐ倒れてしまうので『チェブラーシカ(ばったり倒れ屋さん)』と

名付けられたその生き物が、動物園で働く孤独なワニのゲーナと出会い、

町の様々な人と関わりながらかけがえのない友情を築いていくお話

お話の内容はとっても道徳的でありがちな子供向けの童話ですけど、

なんと言ってもチェブラーシカとワニのゲーナが良いですよ

ゲーナは正体不明のチェブラーシカを色眼鏡で見ることなく、包容力があって非常に紳士的

チェブラーシカは、上目遣いでしょんぼりされた日にはキュンキュンしちゃいますわね(笑)

ちなみにロシア人はワニが好きなんだそうですよ




↑上映されたシアターの入り口に飾られてました。可愛い~





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