「まりっぺ先生」は、1958年11月29日より翌59年9月2
日本テレビをキーステーションに、毎週土曜日19時からテレキャ
また、NHKラジオ番組「日曜娯楽版」の人気コーナ「冗談音楽」
実際、松島トモ子や浅野寿々子、小鳩くるみといった、この時期テ
人気ドラマのコミカライズは、あらゆる雑誌媒体において、今尚連
事実、そのレア度は至って高く、「りぼん」の別冊付録として発行
何故、赤塚が『まりっぺ先生』のコミカライズを担当するに至った
それも、連載開始の4月号から11月号まで、毎号別冊付録での掲
そうした点を鑑みても、赤塚に対する「りぼん」編集部からの期待
「りぼん」掲載『まりっぺ先生』は、人気ドラマのコミカライズ版
因みに、オリジナル版の『まりっぺ先生』の脚本は、須崎勝哉、津
全九話の中で、筆者イチオシのお気に入りは、8月号別冊付録に掲
まりっぺ先生のもとに、東京に住む母親から、夏休みに帰省するよ
まりっぺ先生と生徒達が、お互いを想い合うが故、すれ違いとなり
また、素朴な風合いで描かれたローカル色豊かな風景も、本作を語
登場人物達の一挙一動や悲喜こもごもを包み込むような牧
赤塚版『まりっぺ先生』は、連載終了以降、メディアにおいても、
「まりっぺ先生のプレゼント」「消えたプレゼント」「うさぎとどろぼう」「うたのプレゼント」の四タイトルは、まりっぺ先生が生徒達一人一人にうさぎをプレゼントするも、そのうちの二匹がいなくなってしまったことで、村人を巻き込んだ大騒動へと発展するエピソード、「山羊と子どもたち」は、教え子が里子に出されると聞いたまりっぺ先生が、それを阻止せんと奮闘する姿を綴った傑作掌編で、ユーモラスな落ちへと巧みに数珠繋ぎされたストーリーテリングが何とも小気味良い。
書籍としては、2005年のオンデマンド版『赤塚不二夫漫画大全
この『秋本治セレクション』は、『こちら葛飾区亀有公園前派出所
その後も、2008年に刊行された『赤塚不二夫裏1000ページ
権利上の問題もあるのだろうか。
しかし、もしそうならば、「まりっぺ先生のプレゼント」をはじめ
現在、公式(フジオ・プロダクション)は赤塚本を刊行する際、未
従って、そうした状況下において、この『まりっぺ先生』もまた、
ギャグ漫画の神様と謳われた赤塚不二夫のパブリックイメージを覆
尚、ドラマ「まりっぺ先生」で主演を務めた宮城まり子は、女優と
1月にこのブログの総まとめとなった書籍「天才・赤塚不二夫とその時代 文化遺産としての赤塚マンガ論」を上梓し、もう赤塚に関して語ることもないと思ったのですが、まだまだ語り尽くしていないテーマもあり、このようにイレギュラーではありますが、ちょいちょい記事をアップして行ければと思っております😊
表紙だけではありますが、こういったマニアックな画像もアップして参りますので、引き続きご愛読頂けましたら幸いです😊
今度は「まりっぺ先生」表紙ですか。「まりっぺ先生」は3年ぐらい前に「ブックオフ」で買った「赤塚不二夫ベスト」で読んでます。でも表紙は初めて見ました。
これからも、こういった「表紙」を紹介して欲しいです。