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【現代思想とジャーナリスト精神】

【報道特集2023.1.7~時を超えて時代を見据える~】

【報道特集2023.1.7~時を超えて時代を見据える~】




 「死因をコロナ以外に書き換え」中国のできごと、
ウクライナ・ロシア戦争では戦時下で原発攻撃の迷走。
福島からの訴えには、原発を攻撃する安易な風潮を弾劾する生命の訴えを感じる。戦争していても決して許されないことをアメリカとロシアは行った戦闘の重みをどう担っていくのだろう。

 1970年の防衛白書の頃の自衛隊員OBの方がたの反戦と戦争への注意深さ。2023年。50年あまり。大きく政府の方向が転換していることに彼らは警戒をしている。戦争の賛否を超えて、いままでの政府や自衛隊には一定の自覚があったのだろう。今、沖縄戦の悲惨さが再現される危機段階に入った。

 ミサイル基地建設が進む石垣島の住民のことばが、高齢女性のことばを聴いていて、どれだけ現地の人々が幾多の失望と怒りと悲しみをいだいて生きてきたかを切々と感じる。アメリカのいいなりになって古い兵器を数億数十億の金をばらまく日本政府。

 河野洋平元衆院議長のことばは重みがある。
中国が軍拡するとして軍備費を際限なく増やす岸田政権。政治や外交努力をほとんどせずに、軍拡を急速に増大してゆく今の政権に河野洋平氏に強い懸念を発言する。いまの日本の実態を正確に把握していると感じた。

 反撃能力を認め国民の頭越しに軍事3法案を可決した。戦後日本は平和主義を続けてきたことで、外国で賞賛されたことは、岸田政権の大転換によって、外国での日本人に対する賞賛は警戒へと変わる。キャスターと取材記者の話にうなづきながら聴いていた。

 番組は「マル暴刑事が見た暴力団の変化」を伝えた。
日本社会の変化は、マル暴刑事にとって暴力団の変化でもあった。元組員の更生を支援する刑事櫻井さん。組員にとことん応じる刑事にしだいに信頼を得るようになった。16年の懲役を終え社会にでてきた70歳の老齢者に面会にいく姿に共感。元暴力団員の男性はいう。「悪はあくまで悪ですよ」
理非の分別にとどまらず、なぜ殺傷行為を繰り返すか。その心のひだと内側に入り、元組員の更生に持続的に取り組む。そこに社会のアウトローの存在に人間らしさを見つけ共に分かち合う。

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