【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

瑠璃色の真珠~【生放送!とことん共産党2月10日】~

2021-02-11 22:16:47 | 随想
【はじめに】
「生放送!とことん共産党」2021年2月10日放送。
「『緊急事態宣言』延長 この国はどうなってるのか どうしたら明日が見えるのか」
出演:ダースレイダーさん(ラッパー)、小池晃書記局長、朝岡晶子さん、赤旗スポーツ部・和泉民郎部長、勝又秀人デスク。
https://youtu.be/syAJycppshg
以上は日本共産党からの番組説明とそのユーチューブyoutube動画の記録である。
以下は番組を視聴しながらツイッターにメモした記録をひとつにまとめなおした文章である。


【随想】
ゲスト ダースレーダー氏について
そうかあ・・・・「#夜まで生テレビ」でラッパーの #ダースレーダーさん がでた関係で今日のゲストなんですね。身内にラップをやっていたが、若い世代の新しい音楽ですね。好きです。


山本薩夫さんは朝岡さんがご紹介の「戦争と人間」三部作も「皇帝のいない八月」も、以前の「松川事件」もじつに巨匠ですね。

 「#森喜朗氏発言」 鈴木瀬里奈さん、TBS日曜午前のサンデージャンボですね。私も鈴木さんの発言は勇気ある意外な真相にせまる発言と感銘しました。

森さんがもしも辞めたら橋本聖子さんです。
<政界は川淵三郎氏に流れている。だが、国際社会で日本の女性差別が厳しく問われ、それに対応するなら、森氏の問題発言にタイムリーに問題を指摘し国会答弁を続けた橋本聖子大臣を押す動きが道理ある対応と考える。>

小池晃氏質問と田村厚労相のやりとりがまともな国会論戦。
<「生活保護の扶養照会は義務ではない」。田村厚労相からこの発言を引き出した小池晃の質疑
2/2(火) 8:33配信
「生活保護の扶養照会は義務ではない」。田村厚労相からこの発言を引き出した小池晃の質疑(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f512f50c9b42f549cb100dd09f4ec616bee887de
が参考になった。>


ダースレーダーさんの言説は、いまの国会と国政を鋭く突いている。日本は民主主義国家か?NO!私も「海洋軍事国家」志向の専制主義と思う。だが、市民の台頭と個性ある市民主義が立憲諸政党と共闘「しつつ」ある。立憲とれいわが共産を焦点にどう動くか。

夫婦別姓制度にしても男女差別にしても、うわべを取り繕う日本式方式は、ついにオリンピックによって国際世論に見抜かれて圧倒的批判の渦の中。

#ダースレーダーさんの以下の指摘は傾聴に値する
「野党第一党にうまみがあるうちは野党共闘はうまくいかない」
「共産党さんの方式がある種固定化から脱するべき」

「共産党」という名称の論議にコメント
➀中国共産党でもロシア共産党でもない。共産党でもない。 「日本共産党」。 共産党自身が言っているのだから、それで行ってみよう。 コンミューンorコミューン、私はコンミューンを重視するから「日本共産党」でいいとおもう。de
② パリコミューンはフランスパリ市の自治市会のこと。国防政府のプロイセンとの和平交渉に反対し同時期にフランス各地で蜂起したコミューンのうち普仏戦争後の1871年3月26日に史上初の「プロレタリアート独裁」による自治政府を宣言した1871年のパリのコミューン。ウイキペディア参照


今終わりました。 ダースレーダーさん、小池さん、朝岡さん ありがとうございました。 #とことん共産党 は、日本共産党自身にとっても 「異化」することでリフレッシュする素敵な機会となっていますね (^-^) 
私が書いたツイッターにコメントや「いいね」をくださった皆様に感謝します。

【終わりに】{とことん共産党}という番組の内容と発想が、やわらかく新鮮なイメージを視聴者国民に与えてくれている。
なおタイトルの「瑠璃色の真珠」は解釈的意味はなく印象語句です。(^^;)

無名の民衆の出発点   櫻井智志

2020-12-21 09:52:13 | 随想

構成
1 #日本国家をどう見るか
2 #私の人生のエンデイングへ向けて 
3 #私の人生のエンデイングへ向けて 本論 





#日本国家をどう見るか

公安畑のトップに二代の政権の土台を侵蝕され、政治経済社会産業環境全領域に問題点が多発。危機のたびに自衛隊を動員し、一方軍事費を拡大膨張し続けて、社会福祉は切り捨てされていく。富裕層の子弟は社会の高位置を占めるが学力と人間的教養とが融合していない。貧困化する層から自衛隊軍隊へ経済的困難。着々と海洋軍事国家への法的整備と国民むけ教化が文化と教育で行われている。市民と野党の共闘という新たな発展を活かすためにも、日常の国民の暮らしの問題を解決することと議会選挙が有機的に機能しないと落とし穴が控えている。



#私の人生のエンデイングへ向けて
 

共産党が本当に拡大するつもりなら、地域や学園、職場の草の根から日常的に村議会から国会まで系統的に政策立案すべし。社民党は分裂の危機とマスコミはいうが沖縄では社民党は支持が強い。新聞を拡大することは意味がわかる。党員を拡大することも。だが市民と共闘し運動して支持を得るなら拡大も広がり続く。新聞勧誘員のようなパターンで一時的に拡大してもまた減紙。しんぶん赤旗は事実を伝えるが、共産党自身を客観的に分析した評価はまだ未到達と思う。



#私の人生のエンデイングへ向けて 本論
 


流れゆく時の中で、社会思想史研究を続けながら、学校教育現場で定年後も働いてきた。大学以外はほぼ。いま体力も青年期より衰え内科医に通い続ける。様々な差別や偏見にも。 ネットでニュースを切り張りするだけでは結局時流に流されていくだけと感じる。ネットも、もっと読書し考えぬいた自分の言葉を表記したい。しばらくネットよりも熟読を重視するが、政治変革や国民解放に連なる表現は 逃走せず闘争として取り組む。




現代日本と『報道特集』2020.10.10 櫻井智志

2020-10-10 18:53:52 | 随想


「#日本学術会議ウィキペデイア典拠」
1948年(昭和23年)7月 - 日本学術会議法公布
日本学術会議設立には連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が関与し、日本の物理学者である仁科芳雄と共に旧体制を刷新した。 
#日本学術会議歴代会長
亀山直人を会長、副会長は我妻栄、仁科芳雄で出発。
その後の会長は、茅誠司、和達清夫、朝永振一郎、江上不二夫、伏見康治、近藤次郎、伊藤正男、吉川弘之。黒川清。吉川弘之、伊東乾、鴨下重彦。 黒川清、金澤一郎、広渡清吾、大西隆、山極寿一、梶田隆章(現在)。


自民党総裁の選出そのものが、仮病とモリカケ、桜疑惑を隠蔽するための「石破潰し」「菅活かし」と伝えらえれるような談合をおこなう疑惑の菅首相。学術会議を詮索するような資格があるのか。あるテレビ朝日昼間の報道番組コメンターの大学教授は、いまは穏やかな日本学術会議を手なずけ、次にテレビ報道のコントロールを狙っていると発言した。聞いて共感を覚えた。

 湯川秀樹氏は、仁科芳雄門下で朝永振一郎氏らとともに自由な学風で、それが国際的な意義ある研究に繋がったと自伝に記している。学問の自由をかけがえのないものと考える田中優子法政大学総長や私が尊敬する元社会学部長の故芝田進午氏らは、菅義偉氏を嘆いていよう。


 安倍・菅政権は、日本社会から重要な国民の気風を貶めた。秘密裡に貴重な資料を破棄・隠蔽。街中で子どもや弱者を痛めつけるような光景が増えた。安倍菅両氏によって、日本の民主主義政治は終焉しつつある。だが両氏は自らの言動でどのような社会変貌が起きているかなど把握していない。


 北朝鮮の内情はなかなか知ることはできないので、番組報道は大事と思う。私は古代から朝鮮半島の歴史は自国以上に周辺の軍事国家に左右されてきた事実を正視せねばと思う。


【随想】高崎市長富岡賢治氏、期待と失望~高崎官製談合の背景~  櫻井 智志

2020-01-18 14:09:03 | 随想

 新聞で見ていたが、故郷上州を離れていると、読み流していた。群馬県で大学教授を務める畏友熊倉浩靖氏と電話でやりとりしていて、「高崎官製談合」事件について全く無知なことに気付いた。熊倉氏は、18枚にわたる新聞記事(地元紙の上毛新聞・毎日新聞・讀賣新聞・朝日新聞)のコピーを送ってくれた。熊倉氏は京都大学理学部に学ぶ一方、上田正昭教授から古代史を学んでいる。地元高崎市で高崎観音を建立した井上保三郎のご子息井上房一郎氏の指導のもと、高崎哲学道設立運動に尽力し、完成すると高崎経済大学教員になるまで高崎哲学堂運営に熱意をこめた。

 かいつまんで「高崎官製談合」とはなにかを言えば、2019年11月19日に、「高崎芸術劇場」の備品購入をめぐる官製談合事件で、官製談合防止法違反で逮捕されていた高崎財団副理事長、高崎市課長で高崎芸術劇場副館長、市内大手の電機会社社長の三人が送検された。
 発端は高崎市議会である。日本共産党議員伊藤敦博議員の質問に市当局が答えた。高崎市で2019年9月にオープンした高崎芸術劇場の照明備品購入をめぐる官製談合事件にからみ、劇場本体の工事価格が予定価格と同じ落札率100%だったことが、市議会本会議で明らかとなった。
 さらにいえば、前橋地検は12月9日に、3人への対応を「処分保留」とした。
処分保留とは、刑事手続が進められていく上で、期間内に十分な証拠が揃わなかった場合、起訴・不起訴の判断を保留して釈放させることである。

 富岡賢治市長は、高崎市内の中学から群馬県立高崎高校に入学。中学時代に教頭として富岡氏を知っていた亡父は、富岡氏の人柄と努力を誉めていた。高崎高校の生徒会長を務めて一浪して東京大学に入った。文科省に入り、初等教育課長から国立教育政策センター所長を経て群馬県立女子大学長に就任。6期24年に及ぶ松浦幸雄高崎市長市政を支えた民間ブレーンは富岡賢治氏の兄だった。NPO法人として熊倉浩靖氏も、松浦氏の政策を支援した。松浦氏引退後の2011年、富岡賢治氏は新顔4人の市長選争いの一人だった。県立女子大学長だった富岡氏の弱点は知名度不足と組織の少なさで、 力になったのが母校高崎高校の同窓生らだった。今回逮捕された3人のうち2人は選挙支援のメンバーの中の人物であり、結果は大接戦を制した。再選時は圧勝し、今春2019年は無投票3選だった。
 だが、富岡氏は高崎市政のトップで居る間に、徐々に変わっていった。前市長の松浦幸雄氏や当初は政策を学問的裏付けをもつブレーンとして尽力した熊倉浩靖氏らを市政ブレーンから排除するようになった。
 今回逮捕された人々は優秀でひいでた能力をもつ人材だったが、市長の不得意分野を思うように任されていくうちに、権力と財力とを得ることに麻痺していったのだろうか?


 中央政府のあいつぐ失態に比較すれば、高崎市課長が照明設備予定価格5800万円を漏らし、業者に5680万円で落札させて入札の公正を害した疑い。業者が得た利益は120万円。
 高崎市近辺からは、政界に福田赳夫首相、中曽根康弘首相、小渕恵三首相、福田康夫首相を輩出し、現在の下村博文元文科相らも出ている。
 私は、富岡賢治氏を、政治家として、金権腐敗政治家とは全く思っていない。高崎市や群馬県が関東の北部で独特の文化と自然環境と実直な県民性をもつ豊かな特質をもつ。東京から高崎に帰った時、群馬県立女子大学は適切な選択と思った。政治家の仕事よりも、教育・文化で氏の才能と見識を発揮していってほしい。
 権力は長く居座ることで腐敗する。~了~