【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

石丸伸二氏テレビ番組での言動に市井の反発

2024-07-12 03:00:18 | 転載
「セクハラだし鳥肌立った」石丸伸二氏 論破した元乃木坂・山崎への“頭ぽんぽん”発言が「気持ち悪い」と騒然
2024/07/11 18:32女性自身



7月11日放送の『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)に、先の都知事選で2位と躍進した石丸伸二氏(41)が出演。物議を醸した選挙特番でのやりとりについて持論を展開したのだが――。

石丸氏は都知事選投票締め切り後の20時から各メディアで行われた選挙特番に出演。しかしフジテレビ系の選挙特番『Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP』で元乃木坂46・山崎怜奈(27)が公約における都政と国政の比重の違いについて質問したところ、「大変申し訳ないですが、前提のくだりがまったく正しくないなというふうに感じましたよ」と苦笑。また山崎が「すみません、不勉強で」と釈明したものの、石丸氏は「よろしいですか?」とコメント。そういった態度に、Xでは「胸糞悪すぎ」「こんな人が上に立つの絶対ダメでしょ」といった声が上がった。

また山崎も石丸氏とのやりとりについてか、その後《ある場面、限られた中継尺で意図している疑問を端的に伝える力が足りなかったなと反省》《あ一怖かった、でも楽しかった、色々若くてすみません…今後とも精進しますので多めに見てもらえますと幸いです》とXに投稿していた。

波紋を呼ぶなか、ついにこの日の『グッド!モーニング』で、石丸氏自身が沈黙をやぶった。「元アイドルか現役アイドルの方がインタビューされた。乃木坂の方ですか?」と切り出すと「質問をされてきて、それで僕は全くいつもの調子で返して、それがあまりにもひどかったと。(そういう)評価で。ご本人も『怖かった』みたいな感想を言われたらしいんですよ」とコメント。続けて「(そういう)かたに対しては、あれはちょっと、かわいそうだったかなっていう」と反省しつつも、こう話した。

「真剣勝負で斬ったら、相手、竹刀も持ってなかったみたいなね。ただ、あれはもう一遍あの場にいても、同じふうにやっちゃうんです。それは女、子どもに容赦をするっていうのは優しさじゃないと思ってる。まぁ、もうちょっと優しく言ってあげれば良かったのかな(笑)」

さらに頭に手を置く仕草をし、笑みを浮かべながら「もっと、ポンポンってやってあげる感じが良かった?」と言い、「それでも失礼ですよね!やっぱり失礼じゃないですか。相手もプロとして、あの場にいらっしゃるんだったら」と述べた。

「女、子どもにも容赦しない」と言いつつ、「ポンポンしてあげればよかったかな」と女性を子ども扱いする素振りをしてみせた石丸氏。そんな、X上では石丸氏の言動に嫌悪感を示す声が続出している。

《今朝のインタビューキモかったんだけど。「頭ポンポンみたいな感じで優しくすれば良かったんですかねぇ」とか。セクハラだし鳥肌立った。そういう話じゃない。お前が言われてるのは自分が見下している相手に対しての態度が悪いってことだ。時代錯誤なこと言ってんじゃねぇよ》 《やば!えぐ!笑頭ポンポンしてあげれば〜とかやばすぎ!》 《動画で見たらもっとひどかった、石丸伸二。「女子どもに容赦するっていうのは優しさじゃない」に加え、「頭ポンポン」とか、完全に見下してる。やばすぎる》 《「女子ども」 という属性で相手を見下し、「頭ポンポン」 だって。シンプルに気持ち悪いんですけど》

【広原盛明のつれづれ日記】2024-05-02

2024-05-05 17:51:02 | 転載
党機関役員・地方議員が奮闘すれば党勢拡大は実現可能か、党地方議員の減少と高齢化が進んでいる、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その22)、岸田内閣と野党共闘(87)



 4月後半になってから党勢拡大の訴えが相次いで出された。「機関役員・議員が一気に支部に入り、4月中に『手紙』を全支部が討議し党勢拡大をさせよう」(党建設委員会、赤旗4月18日)、「4.27『学生オンラインゼミ』を成功させ、民青と党員拡大の前進を」(青年・学生委員会、4月20日)、「4月のとりくみが成否を分ける――党勢拡大に力を集中し必ず目標達成を」(大会・2中総決定推進本部長、4月25日)などである。いずれも長文の訴えだが、中身はただ一つ「党勢拡大に集中しよう」というものだ。



 これまでと少し変わったところがあるとすれば、党員や支部への直接の訴えから党機関や地方議員の奮闘を促すものに重点が変わったことだろう。これは「入党の働きかけを行っている支部は毎月2割弱」「読者を増やしている支部は毎月3割前後」(第29回党大会報告)という困難な現状を反映したものであり、党機関や地方議員が先頭に立って動かなければもはや事態を打開できなくなっていることを示している。以下は、その骨子である。

 ――「2中総をうけて都道府県委員会が決めた4月目標の合計は、全国的には入党の働きかけが約1万4千人、入党申し込み1478人、日刊紙1280人増、日曜版5768人増です。これらの目標は、党員拡大では現勢での前進をぎりぎり確実にする目標であり、読者拡大ではおおよそ3月の後退分を取り戻す目標です。47の都道府県委員会と311の地区委員会が自ら掲げた4月目標をやり切ってこそ、全国的前進を切り開くことができます」(赤旗4月18日)。

 ――「青年・学生党員の拡大は、民青同盟のリーダーづくりになるとともに、わが党にとって世代的継承のカギを握る課題です。毎月、現在の3倍以上となる100人以上の青年・学生を党に迎えてこそ、5年後の1万人の4青年・学生党員建設の道が開かれます」(4月20日)。

 ――「入党申し込みでは、3月の同時期とほぼ同様の到達にはなっています。『しんぶん赤旗』読者拡大は、日刊紙で3月とほぼ同水準、日曜版では3月よりも上回っています(略)。現状の延長のとりくみでは、全国的には党員拡大でいえば500人前後になりかねず、現勢の前進には届かない。読者拡大も近年の4月と比較すると下回っており、連続後退となりかねない状況にあります(略)。今、従来の月末の活動にとどまれば、チャンスはあるのに、党大会後の後退をずるずる続けることになってしまいかねない。ここはどうしても党機関、支部指導部、地方議員のみなさんが党勢拡大に力を集中し、4月目標を突破する大奮闘が必要です」(4月25日)。



 これらの数字が意味することは、(1)入党申し込みが月1500人程度なければ党員現勢を維持できないが、現状は500人程度(目標の3分の1)にとどまっている、(2)5年後に1万人を目標とする青年・学生党員の拡大は月100人以上の入党者がなければ達成できないが、現状は目標の3分の1以下にとどまっている、(3)赤旗読者拡大は日刊紙、日曜版とも増紙を目指しているが、減紙を食い止めることができず、現状は連続後退の状態が続いている――というものだ。



 しかし、4月の党勢拡大の結果と到達点は、入党の働きかけが約5000人(都道府県委員会が設定した目標1万4千人の3分の1)、入党申し込みは504人(目標1478人の3分の1)、日刊紙は目標1280人増に対して74人増、日曜版は目標5768人増に対して135人減と、いずれも目標を大きく下回った。党大会決定の読了党員も4月前半の27.8%から30.8%へ僅か3%しか増えていない。また〝党勢拡大一本〟にしぼった「手紙」の読了も22.9%と進んでいない(大会・2中総決定推進本部、赤旗5月2日)。



 党中央が「最優先課題」として追求してきた党大会決定の読了が、大会から4カ月を経過した現在においても未だ党員の3分の1に達せず、2中総で打ち出した「手紙」も党員の5分の1にしか浸透していない現実は、党中央決定がもはや下部組織に届かず、党活動の原則「民主集中制」が事実上空文化していることを示している。このままでは「4月のとりくみが成否を分ける」(4月25日)との訴えが「5月を全支部運動への前進・飛躍に正面から挑む月に」(5月2日)になり、そのままずるずると6月、7月を迎えることになるのではないか。



 党勢拡大目標が単なる「掛け声」と化し、実績がいっこうに上がらないのは、党中央が〝党組織の高齢化〟という否定しがたい現実をいまなお受け入れていないからだ。高齢化した支部を高齢化した党議員がいくら𠮟咤激励しても、身体が動かないのではどうしようもない。年老いた親を高齢化した子どもが介護する有様を「老老介護」というが、高齢化した支部を高齢化した党議員が督促する「老老拡大」では効果が上がるはずがない。この現実を直視しない限り、これからも「長期にわたる党勢後退」を克服することはできず、拡大目標を達成することはできないだろう。斜面をずるずるとずり落ちていく党組織を掛け声だけで止めることはできないからだ。



 党議員が先頭に立って拡大に奮闘しなければならないというが、それでは党議員の実態はいったいどうなっているのか。最大の問題は、党地方議員の減少と高齢化が著しく進んでいることだ。総務省「地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人数調等」(2024年3月29日)によると、2003年から2023年まで20年間の(5年おき)の議員定数と党議員の推移は以下のようになる(各年12月31日現在)。



【地方議員総数】

定数     党議員計(%)   男   女 

2003年 60011(100%、100) 3992(6.6%、100) 2763 1219

2008年 38415(100%、64) 3059(8.0%、77) 1984 1075

2013年 34476(100%、57) 2690(7.8%、67) 1732 957

2018年 33086(100%、55) 2760(8.3%、69) 1765 995

2023年 32184(100%、54) 2339(7.3%、59) 1378 961



【都道府県議会議員】

     定数        党議員計(%)  男 女 

2003年 2874(100%、100) 129(4.5%、100) 74 55 

2008年 2784(100%、97) 120(4.3%、93) 59 61 

2013年 2735(100%、95) 113(4.1%、88) 56 57  

2018年 2687(100%、93) 149(5.5%、116) 69 80  

2023年 2662(100%、93) 113(4.2%、88) 48 65  



【市区議会議員】

      定数      党議員計(%)   男  女 

2003年 19434(100%、100) 1760(9.1%、100) 1100 650

2008年 22130(100%、114) 2029(9.2%、115) 1278 751

2013年 20151(100%、104) 1824(9.1%、104) 1140 684

2018年 19292(100%、99) 1875(9.7%、107) 1183 692

2023年 18752(100%、96) 1571(8.4%、93) 885 686



【町村議会議員】

      定数        党議員計(%)  男  女 

2003年 37703(100%、100) 2103(5.6%、100) 1589 514

2008年 13501(100%、36) 910(6.7%、43) 647 263

2013年 11590(100%、31) 753(6.7%、36) 536 217

2018年 11107(100%、29) 736(6.6%、35) 513 223

2023年 10770(100%、29) 655(6.1%、31) 445 210



 この表から言えることは、21世紀に入ってから地方議会に大きな変動が生じており、その影響を共産党がもろに受けているということだ。簡単に言えば、次のようになる。

 (1)平成大合併によって、全国の町村会議員が20年間で3万7800人から1万800人(29%)へ2万7千人も激減した。その結果、地方議員総数は6万人から3万2千人へ半減し(54%)、共産党は煽りを食って4千人弱から2300人余へ6割弱(59%)に減少した。

 (2)地方議員に占める共産党議員の比率は、概ね都道府県議会議員は4%台、市区議会議員は9%台、町村議会議員は6%台を維持してきたが、2023年になっていずれも後退した。これは2023年統一地方選における共産党の敗北が大きく影響している。

 (3)敗北の主な原因として考えられるのは、党議員の高齢化である。若い候補者に交代しようとしても見つからず、そのまま年季を重ねて引退する(あるいは落選する)という形で減少していくのである。



 共産党はこれまで、党員や党議員の年齢構成や平均年齢について明らかにしてこなかった。総務省統計にもまとまったデータがないので、地方議員全体の高齢化の動向を知ることができない。現時点でわかるのは、都道府県議員56.7歳(全国都道府県議長会、2019年)、市会議員58.8歳(全国市議会議長会、2023年)、町村会議員64.4歳(全国町村会議長会、2023年)の資料ぐらいであり、それも年次的に統一されていない。



 共産党地方議員の実態を把握するため、共産党のホームページで地方議員の数と年齢を調べてみた。だが、生年月日が記入されていない議員が多いことに心底驚いた。例えば、神奈川県委員会の場合は、県会議員3人は年齢が記されているものの、政令市の横浜市・川崎市・相模原市の市会議員の場合は15人のうち9人が年齢不詳、その他の市では32人のうち15人、町村会議員の場合は17人のうち4人が年齢不詳となっている。つまり、神奈川県委員会に所属する地方議員67人のうち28人(4割)が年齢不詳であり、年齢構成や平均年齢がわからないのである。



 公職選挙法の第10条(被選挙権)には、地方議員の場合、日本国民であり、当該地域の選挙権を有し、年齢満25年以上の者が被選挙権を有すると規定されている。立候補届は生年月日を記入しなければ受けつけられないし、選挙公報にも掲載されない。候補者年齢は国政選挙、地方選挙を問わず各種選挙の必須要件であり、有権者にとっては候補者の適格性を判断するための重要データである。選挙で選ばれた議員が党のホームページでは年齢不詳のまま掲載されていることなど「絶対にあり得ない」と思うが、共産党のホームページではさほど年齢を重視していないのか、それが掲載されていない。



 そんなことでこの半月間、共産党のホームページと悪戦苦闘してきた。近くその実態を明らかにしたいと思うが、作業がなかなか捗らない。次回の拙ブログでは何とかその一端でも解明したいと思う。期待しないで待っていてほしい。(つづく)

【転載】しんぶん赤旗『主張』 2024年5月1日(水)

2024-05-01 17:26:19 | 転載
3補選の野党完勝
岸田政権への審判と共闘の力



 野党候補の完勝となった28日投開票の衆院3補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区)は、岸田政権とその補完勢力への明確な不信任となりました。末期的状況の岸田政権はさらに追い詰められています。「自民党政治を一刻も早く終わらせよう」―補選で市民と野党の共闘再構築への一歩が築かれました。

■自民政治に不信任
 派閥の裏金事件の逆風にさらされた自民党は東京15区と長崎3区では候補者を立てられない不戦敗を強いられました。唯一擁立した島根1区で1996年の小選挙区制導入以降、自民党の野党時代にも確保してきた議席を失いました。

 東京15区では市民と野党の共同候補で立憲民主党の酒井なつみ氏が日本維新の会や都民ファーストの候補に大差で勝利しました。日本共産党が自主支援した島根1区は立民前職の亀井亜紀子氏が一騎打ちで自民候補に約2万5千票の大差、長崎3区では社民党推薦で日本共産党も自主支援した立民前職の山田勝彦氏が同じく一騎打ちで維新の候補に約2万8千票の大差でそれぞれ圧勝しました。

 対決構図は異なっても野党候補は共通して「金権腐敗政治の一掃」「大軍拡反対、暮らしを守ろう」など岸田政権との対決姿勢を明確にし支持を広げました。東京15区では酒井氏と江東市民連合が「金で動く自民党の古い政治ときっぱり決別し、国民の声で動く政治を。企業・団体献金は禁止」など8項目での確認書を交わし共闘の行動を加速させました。

 岸田文雄首相は補選について「私の政治に対する姿勢も評価の対象に入っている」(24日の参院予算委員会)と述べました。そうであるなら、補選結果が自民党政治に明確な不信任を突き付けた重みを知るべきです。

■解散・総選挙勝利へ
 日本共産党は自民党政治退場の流れをつくるため「例外的な対応」として3補選での党公認候補擁立を取り下げ、市民と野党の共闘再構築に向けて奮闘しました。裏金問題を暴き、岸田政権の大軍拡や経済無策を追及する論戦を展開し、「自民党ノー」の流れをつくる貢献を果たしました。そのうえで勝ち取った野党完勝にメディアは「立民3勝に共産寄与」(「日経」30日付)と指摘しています。東京15区で共闘した野党議員も「これは『立憲民主党の勝利』ではありません。『市民と野党の共闘』で得た勝利です」(立民・山岸一生衆院議員のX)と発信しています。

 腐敗政治、経済無策、「戦争国家づくり」、人権後進国―どの分野でも、岸田政権に一刻たりとも日本のかじ取りを任せられないことを補選結果はあらためて示しました。

 日本共産党は今後の国会で「岸田政権の政治責任を追及し、解散・総選挙に追い込んでいく」(小池晃書記局長)構えです。自民党政治を終わらせ希望ある政治をつくるためにあらゆる分野で自民党を追い詰めていく国民的大運動を大きく発展させましょう。日本共産党はその運動の発展に奮闘します。対等・平等、相互尊重に基づく市民と野党の共闘の再構築に向けて力を尽くし、総選挙での党躍進に全力をあげます。

衆院補選東京スポーツ記事転載2024.4.23

2024-04-23 11:34:27 | 転載
東スポWEB
東京15区の立憲・酒井菜摘氏「分岐点となる選挙」 岸田首相は島根1区に応援入りも大苦戦

2024年4月23日

写真:街頭演説を行った立憲・酒井菜摘氏© 東スポWEB

衆院3補選(28日投開票)をめぐって自民党の苦境が鮮明になってきた。

自民党は東京15区と長崎3区で候補者擁立せず不戦敗となったが、立憲民主党との一騎打ちバトルとなった島根1区でも苦戦していることが明らかになった。

岸田文雄首相は21日、島根1区に擁立した元財務官僚の錦織功政氏の応援に立ち、立憲の泉健太代表も同区に出馬した元国会議員の亀井亜紀子氏を応援。両党トップ同士の舌戦が繰り広げられたという。
「立憲は自民党の〝政治とカネ〟の問題を争点に選挙を戦い支持を広げています。一方、岸田首相の島根1区応援は地元で歓迎されなかったようです。マスコミ選挙情勢に関する調査だと、亀井氏が先行して補選を折り返しました」(政界関係者)

東京15区でも立憲の酒井菜摘氏が優位に選挙戦を展開。この日、東京・江東区辰巳で開いた街頭演説会で酒井氏は「前回(昨年12月)の区長選挙は投票率が10%も落ちました。江東区民は23区のなかでも1位、2位を争う投票率の高さで有名な街です。(区長選の投票率が過去最低更新の)39%という数字は、みなさまの政治不信が募って、『政治家がしっかりしろ!』というお怒りだと私は受け止めています」と語った。

候補者が乱立した選挙戦については「自民党の補完勢力の方であったり、さまざまな野党の方が乱立していますけども、本当に接戦の中で、分岐点となるような、今後の政権を交代するような、そんな選挙だと思っております」とした。

自民党が虎の子の島根1区補選に負けるようだと、岸田首相の政権運営に影響が出るともいわれている。

前出の政界関係者は「3補選で立憲が勢いづいています。(候補者擁立断念で)東京と長崎の自民党所属の地方議員らは身動きが取れない状態です。今後の議会運営を考えた場合、誰かには投票したいはずですが…」と混戦に頭が痛い様子だ。

GW決戦の行方に注目が集まる。

アークタイムズを語る永岡浩一氏のご紹介臨時転載

2024-04-19 13:48:25 | 転載
アークタイムズを語る永岡浩一氏のご紹介臨時転載
アークタイムス(2024/4/17) 郷原信郎、望月衣塑子&尾形聡彦 小池都知事の学歴詐称問題解説、この件は2020年に石井妙子さんの著書などで問題になり、しかしジャニーズ事件と同じくテレビがオワコンで小池氏再選だが、小島敏郎さんの告発、私文書偽造は時効前、小池氏は都民や有権者に対する裏切り、政界を去り自民党とともに責任を取るべきことを語る!



 永岡です、昨夜の、ジャーナリスト尾形聡彦さん編集長、東京新聞の望月衣塑子さんキャスターのアークタイムス、弁護士、元東京地検特捜部の郷原信郎さんと、小池都知事の学歴詐称問題についてディスカッションありました。YouTubeで聞けますhttps://www.youtube.com/watch?v=HFc4W9xbnTM&t=16s これを概略書き起こしします。この件、今のところラジオでも特集なし、しかしとんでもないこと、望月さん、ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSEなくなった分アークタイムスで活躍、応援しています。



 昨日、小池氏の元側近、小島敏郎さん、小池都知事の学歴詐称問題について日本特派員協会で記者会見、郷原さんそれをアシスト、この件は月刊文春に載り、2020年に郷原さんもこの件を取り上げて、黒木さんとともやり、その際に小池都知事、済ませられたもの!郷原さん、土曜日、卒業証書所を出せと決議→外国人記者クラブで記者会見、カイロ大学の声明を求めて、小池都知事の元側近の小島さん、告発、きっかけは小島さんの発言で、小池百合子氏、カイロ大学出てない、学歴詐称、隠蔽あったと告白!

 小島さん、小池氏の学歴詐称に加担で、望月さん、弁護士資格を取り、官僚になり、本日の週刊文春で小島さん、刑事告発、2020年の出馬は時効、しかし、小池氏、カイロ大学首席卒業と訴訟、小池氏、出馬なら刑事告発、尾形さん、2020年に小池氏、郷原さん、黒木さんを気にした、郷原さん、2020年は急遽会見、神保哲生さんに手伝ってもらい、4日前、石井妙子さんの女帝・小池百合子を出されて、郷原さんそれも参考、6月に記者会見、学歴詐称は虚偽公文書作成になり、それは2020年の選挙、2024年に小池氏、出馬なら学歴詐称で刑事事件になり、卒業証書が偽造の疑い、少なくとも、4年前、フジテレビに出て小池氏出した卒業証書は疑問、もし偽造の卒業証書→偽造私文書行使、時効は5年で、黒木さんもそれを指摘。6月6日、午前11時に出して、小池氏、黒木さんに相談、小池氏、郷原さんを呼び捨て、森友事件など、偽りの都民ファーストも書いて、小池氏激怒、2020年に、小池氏、卒業証書偽造の疑い、本当ならお縄=火が付いたら小池氏大変、

 尾形さん、偽造は誰かで問題になるか、郷原さん、偽物の卒業証書なら大変、小池氏にとって盲点、カイロ大学は問い合わせで卒業と回答、しかし、卒業証明書、偽造をどこかにさせた疑いあり、6月6日の、郷原さんのヤフー記事は小池氏に脅威、郷原さん、黒木さんのもので、外国人記者クラブで会見→小池氏憔悴、小池氏、カイロ大学卒業は、証明書出てもそれが偽造の疑い、それを示されたらオシマイ、自民党は偽造について提示しろ→FCCJで6月9日記者会見、10日に都議会最後、しかし、小池氏は都庁の記者クラブはコントロールしても、FCCJは騙せない。

 尾形さん、英語で世界に発信、望月さん、小島さんの記者会見は英語で世界に発信、郷原さん、小池氏大憔悴、2020年は、小池氏、郷原さんたちの記者会見直前に、卒業証書エジプト大使館フェイスブックにアップ。しかし、2時間足らずでやれるはずない。尾形さん、プリントアウトは無理、郷原さん、2020年はそれで逃げた。

 尾形さん、アズハリ氏、小島さんに対して証拠示さず小池氏攻撃、ゴシップと言い、しかし、小島さんは証拠を示して、6月6日、小池氏に会い、声明文の案がそっくりそのままエジプト大使館SNSに上がりおかしい、尾形さん、記者がおかしな質問では問題、神保さん、後でまた、として、アズハリ氏、小池氏にインタビュー、しかし友達でもない、利益相反ない、しかし怪しい。

 郷原さん、小池氏の、2020年の記者会見は、たった2時間でエジプト大使館に卒業証書上げて、小池氏の仕掛としか思えず、小池氏4年前危機、そして、2024年も同じ記者が小島さん追及はおかしい。望月さん、アズハリ氏、ニコニコはおかしい、尾形さん、アズハリ氏、反論で記者会見乗っ取りの危惧あり、するとアズハリ氏、逃げた。尾形さん、FCCJでいつも記者会見、郷原さんの指摘、小池氏の発言に問題。尾形さん、翻訳は正確、しかし2年前でなく4年前。

 望月さん、アズハリ氏、小池氏をかばい問題、郷原さん、それを自分の手柄に、尾形さん、4年前は記者会見、声明があった、そして、4年前の記者会見、アズハリ氏、小池氏のアラビア語素晴らしいといい、カイロ大学の声明出ても、それで証拠にならない。

 望月さん、昨日の小島さんの記者会見は大事、ジャーナリストA氏の原案と記者会見は瓜二つ、尾形さん、2020年はカイロ大学の声明出て、しかし小島さん、月刊文春に記事、小池氏のルームメイト北原さんも実名で告発、郷原さん、2020年、小池氏はギリギリまで追い込まれてあんな手段になり、卒業は、カイロ大学の証明とするしかない、それで突っ張り、しかし怪しさが凝縮、カイロ大学は認めても、実際には偽造であり、日本のメディアは小池氏の学歴詐称をほとんど取り上げず、外国メディアに取り上げられて大変なことになり、学歴詐称の疑いあり、相当無理を重ねて、小池氏の依頼でカイロ大学卒業証書を出し、それをでっち上げは、カイロ大学学長は関与か、カイロ大学内部の了承はない、元ジャーナリストA氏の素案と同じものがネットに出て、素人が作ったものをエジプト大使館のフェイスブックに載せた(ツイッターに掲載ありhttps://twitter.com/yYsAGj0ff5oAvUN/status/1780525440568012904/photo/1 )。尾形さん、英語稚拙、日本人のでっち上げた英文、郷原さん、本当にカイロ大学、何の了承もなく出したか、いい加減な声明=出すものによる偽造=小池氏の卒業は嘘。しかし、100%クロの断定は困難でも、大学の文書をフェイスブックに載せたのは、致命的。

 郷原さん、さらに問題、エジプトについて、浅川氏、日本のエジプトへのODA300億に小池氏関与、エジプトと関係深く、都知事になり、10人も職員随行でカイロ大学に小池氏行き、カイロ大学は金で買われて小池氏の学歴詐称を出ないようにして、小池氏、カイロ大学に首根っこ押さえられている。それを浅川氏指摘。

 黒木さんも最新のもので、卒業は、カイロ大学、政治的な理由で認めたと指摘、限りなくクロ、しかし法的に追い詰めるのは困難→FCCJの会見の直前に、インターネットに卒業証書出して、この件は関係者も見て、誰に対して何の意図で出したか不明、小池氏、郷原さん呼び捨て。

 尾形さん、小島さんの記者会見出席、小池氏とカイロ大学のもの、首席卒業は取り下げて、しかし留年して、大統領夫人に同行や、北原さんの説明と矛盾、郷原さん、卒業はおろか進級もできていない、しかし、カイロ大学は政治的な意図で小池氏卒業と見せて、積極的に、卒業を小池氏説明しないとならなくなると苦しいが、小池氏の学歴詐称を攻めるのは、カイロ大学の政治的な意図もありむつかしい。

 望月さん、カイロ大学をあれで出たのは信じられない、日本人は文書出されたら弱いが、政権が日本のODAもあり、政治的な意図で卒業とした、尾形さん、立証責任はあるが、小池氏のキャリアは振袖でピラミッド+カイロ大学出た、アラビア語できる、72~76年にカイロ大学にいたこと、それが嘘なら、アラビア語喋れないと、国会議員でもあり、都民、国民に対する政治的な裏切り、学歴詐称は小池氏にダメージ。

 郷原さん、学歴詐称を外部から立証は困難でも、カイロ大学を首席で出たとして、それで国民に詐欺、その詐称が、小池氏が政治力を持った原動力、国民、都民に対する説明責任あり、いい加減な卒業となると、小池氏、女性がガラスの天井を破ろうとしてそれくらいのことは必要と開き直り、しかし、小池氏、入口はいい加減でも、政治の世界で立派となるとギリギリセーフ、しかし、郷原さん、2016年の小池氏、都知事当選時から嘘をついて、今も嘘、そして、石井妙子さん、女帝・小池百合子を書いて、政治家の小池氏の詐称を告発、小池氏、政治家になり何もやっていない、7つのゼロと言って達成ゼロ、神宮外苑の再開発を止める、公安警察の冤罪事件も控訴を小池氏都として止めることできて、O社の冤罪事件は死者出て、郷原さん、小池氏の学歴詐称再燃で、政治家、小池氏の経歴の徹底的追及は必要。

 望月さん、小池氏の都議会の答弁は岸田総理も真っ青の回答しない、民主主義蹂躙、郷原さん、都議会を小池氏牛耳り、そして風見鶏、政治家として疑問だけでなく、都民は小池氏に本当の改革を求めて、しかし都議会自民党の小池氏への寝返りもあり、郷原さんは小池氏批判を徹底して、1年前は、郷原さんのYouTubeに自民党も反応、今はしない。望月さん、八王子市長選で自民党は小池氏に借りできた、郷原さん、自民党は小池氏の学歴詐称に沈黙、自民党の属するものを守るために都民、国民を犠牲、都議会で小池氏の徹底的追及は必要。

 尾形さん、小池氏の学歴詐称はメディアの検証力も問われて、郷原さんの努力も実った、郷原さん、この件は週刊文春と日刊ゲンダイのみ、小池氏のクラスメート、北原さんにメディアは取材していないが、マスコミが態度変えないとダメ。望月さん、ジャニーズ事件と似て、メディアは及び腰、郷原さん、エジプト大使館のものはこういうカラクリがあり、都議会で卒業証書提示求めて、FCCJでちゃんとすべき。小池氏は都民、メディア報道でできる知事と見ている。望月さん、昨日の小島さんの記者会見、テレビも来ていたが地上波テレビで報道していない、として1部は終わりました。

 この、小池知事の学歴詐称事件、テレビは、私は新聞のテレビ欄見るのみですが特集はなし、しかしとんでもないこと、どうやら、エジプト政府、大使館は日本のODAがあるために小池氏に協力の模様、日本は2012年の第2次安倍政権以来ムチャクチャですが、嘘をついたものが勝ちの社会は崩壊します、2020年、石井妙子さんの女帝・小池百合子はベストセラーなのにテレビは無視で小池氏再選、しかしクラスメートは昨年11月の文庫本で実名告発、こんな嘘つきに緑のタヌキと言われたら、タヌキファンとして許せません!以上、郷原信郎さんのお話でした。







【東京新聞<視点>2024年4月9日 06時00分】転載

2024-04-10 11:32:52 | 転載
〈視点〉沖縄、高校教員の思い 武装で島は守れない 論説委員・佐藤直子



写真:春の日、伊波さんの父と娘が並んで歩く山道は、新緑が芽吹いていた=伊波さん撮影
 沖縄で高校教員をしている伊波園子さんから久しぶりにメールが届いた。時間割の作成など新学期の準備に忙しい合間に、4歳の娘と父と3人、地元うるま市の山をハイキングしたそうだ。新緑が芽吹く山を歩く。添えられた家族写真はみんな笑顔だった。
 だが、その山の隣は目下、陸自の訓練場整備計画で揺れている。政府がゴルフ場跡地を用地として取得する計画を進めていると、昨年末に地元の琉球新報が報じた。地元には寝耳に水。周辺は幼稚園児の散歩道や、青少年が自然と触れ合う教育施設もある。保革党派を超えて白紙撤回を求める事態となった。
 問題はこの訓練場だけではない。同市では先月、陸自の勝連分屯地で地対艦ミサイル連隊が始動した。宮古島駐屯地や石垣駐屯地など八重山諸島から、鹿児島の奄美群島までに築かれた地対艦部隊の司令部で、侵攻する艦艇を迎撃する力を持つ。すべては「台湾有事」という名の戦争を想定しての体制であり、同時に敵の標的となるリスクを抱え込むことでもある。

 私が国語教員の伊波さんと出会ったのは2年前。生徒たちとの日々を魅力的に語る彼女に取材を申し込んだのが始まりだったが、当時に比べても沖縄はさらに軍事化が進み、伊波さんは「無力感にさいなまれるばかり」と嘆く。
 沖縄の人にとって春は心がザワザワする季節だ。第2次大戦末期の1945年3月、慶良間諸島から米軍の大部隊が上陸し、住民を巻き込む地上戦で県民の4人に1人が犠牲になった。そんな地が悲劇を忘れたかのように再び、戦場として想定されている。

 うるま市には訓練場の計画地から1・5キロに宮森小がある。米軍統治下の59年6月、米軍のジェット戦闘機の墜落事故に巻き込まれ、児童や周辺住民18人が死亡、200人以上がけがを負った現場だ。当時同小の1年だった伊波さんのお父さんは大惨事を目の前で見たという。
 取材の日、私を同小に案内してくれた伊波さんは、事故犠牲者を悼む碑の前で目を閉じた。何を思っていたのか。それは、沖縄の子どもたちの未来に戦のない世を、という祈りしかなかったと思う。

 想像したい。自分の街で戦争が想定されるとはどういうことか。夜間のヘリ訓練も空砲を使った訓練も、装甲車が走ることも、政府が言うところの「沖縄のため」か。沖縄の声を無視して米国の戦略に従い、計画を押し付ける政治に道理はないはず。沖縄の痛みを黙認してきた大多数の国民の想像力が問われている。
 伊波さんの娘さんは朗らかに歌い、踊る。時に「まーま(母さん)」と甘えながら、伸びやかに育っている。
 武装ばかりで島は守れない。「若い世代に希望を届けるために草の根で粘りたい」。この伊波さんの思いを共有したい。少数派である沖縄の人たちに問題解決を押し付けないためにも。(論説委員)


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【日刊スポーツ新聞社 によるストーリー】転載

2024-04-08 22:52:36 | 転載
米山隆一氏が乙武洋匡氏の無所属での補選出馬表明にツッコミ「さすがにこれでは二枚舌」



立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。

作家の乙武洋匡氏(48)が16日に告示される衆院東京15区補選(4月28日投開票)に、無所属で出馬することを正式に表明したことについて言及した。

「乙武氏『無所属』との事ですが、ファーストの会の副代表でありながら、それはないでしょう」と切り出した。続けて「『無所属』を掲げるなら副代表は辞任すべきだし、副代表を続けるなら『ファーストの会』で出るべきです。流石にこれでは、『二枚舌』と言われてやむを得ないものと思います」とつづった。

米山氏の指摘に対し「これは米山さんの言う通り」「ですよね」「私は乙武さん好きですが でもこの件は米山隆一さんに同意します」などと書き込まれていた。

乙武氏はこの日の会見で、「現段階ではどこの政党にも支援をお願いしていない」と述べた。乙武氏には、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政進出へ向け設立した「ファーストの会」が、出馬を打診していた。ファーストの会が推薦する方向で、政治資金パーティー裏金事件を受けて独自候補の擁立を断念した自民党も、推薦する方向で調整。同補選は、昨年の江東区長選をめぐる公選法違反事件で柿沢未途氏(自民党離党)が辞職したのに伴い行われる。

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【転載】報知新聞社 によるストーリー • 15 時間

2024-04-05 12:03:54 | 転載
写真:森麻季アナのインスタグラム(@maki.mori_m)のストーリーズより
© スポーツ報知/報知新聞社


「サンモニ」降板の関口宏、美女に囲まれる!36年6か月司会「感謝の集い」…森麻季アナが公開


 タレントの関口宏が4日、元日本テレビでフリーの森麻季アナウンサーのインスタグラムに登場した。

 森アナは「昨日行かせていただきました」とつづり、「サンデーモーニング 関口宏さん 感謝の集い」に参加したことを報告。関口は3月31日の放送をもって、36年6か月司会を務めたTBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)を降板した。

 森アナは「こんなにも長い歴史の番組、出演させていただけて嬉しかったです。大学1年生の時からの出演なので、ん?何年前だ」と笑いながら「アナウンサー人生の始まりの番組」と感慨深げに振り返った。

 関口らと記念撮影した写真や、会場の様子をアップ。「本当にありがとうございました」と感謝し「何を隠そう、あの喝!のスポーツコーナーもやらせていただきました」と懐かしんだ。


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【転載】日刊スポーツ・マイクロソフトニュース

2024-03-30 19:51:00 | 転載
膳場貴子アナ「報道特集」キャスター卒業「8年お付き合いいただいた」4月から「サンモニ」司会
日刊スポーツ新聞社 によるストーリー • 18 分




フリーアナウンサー膳場貴子(49)は30日、8年間キャスターを務めてきたTBS「報道特集」(土曜午後5時半)を卒業した。

膳場は番組の最後に「報道特集を離れます」と切り出し「8年間お付き合いをいただいたのですが、この8年間は調査報道の意義が増すのを実感する時期でもありました。今は情報量も多いですし、だれもが発信できる時代です。いいことだと思います」と、この8年間を振り返った。

その上で「でも同時に、フェイク情報をうのみにしてしまったり、どこかで聴きかじった、だれかの意見で議論をすませてしまったりという危うさを感じています」と、情報発信のあり方について私見を口にした。「現場で当事者の声をうかがって、事実を積み上げてお伝えするこの番組が、みなさんの役に立てたらいいなという思いで毎週、この場におりました」とも述べ「あらためて8年間、ありがとうございました」と視聴者に謝意を示した。

NHKアナウンサー出身の膳場は、2016年4月から「報道特集」キャスターを務めてきた。4月7日からは、関口宏(80)に代わり同局系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の新たな司会に就任する。
膳場の後任となる「報道特集」の新キャスターは、TBS山本恵里伽アナウンサー(30)が務める。


膳場貴子アナ(2021年6月撮影)
© 日刊スポーツ新聞社

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【広原盛明のつれづれ日記】2024-01-26

2024-01-26 18:55:30 | 転載
『日本共産党の百年』が語らない〝長期にわたる党勢後退〟の原因、数の拡大を至上目的とする拡大運動が多数の離党者を生み出し、硬直的な組織体質が若者を遠ざけて党組織の高齢化を引き起こした、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その16)、岸田内閣と野党共闘(81)



 『日本共産党の百年』の「むすび――党創立百周年を迎えて」は、それ以前の五十年史や八十年史には見られなかった悲壮な言葉で綴られている。とはいえ、党の危機を訴える一方、なぜ〝長期にわたる党勢後退〟が継続しているかについては十分な説明がされていない。

 ――全国各地で奮闘が続けられてきたものの、党はなお長期にわたる党勢の後退から前進に転ずることに成功していません。ここに党の最大の弱点があり、党の現状は、いま抜本的な前進に転じなければ情勢が求める任務を果たせなくなる危機に直面しています。いま党は、この弱点を根本的に打開し、強く大きな党をつくる事業、とりわけ世代的継承――党の事業を若い世代に継承する取り組みに新たな決意で取り組んでいます。



 そこには、支配勢力の反共攻撃や反動的政界再編などの外部要因は数々挙げられているものの、党自体が抱えている内部要因についてはほとんど説明らしい説明がない。拙ブログではこの内部要因として、第1に「数の拡大」を至上目的とする拡大運動が多数の離党者を生み出したこと、第2に党の硬直的な体質が若者を遠ざけて党組織の著しい「高齢化」を招いたことを挙げたい。



 日本共産党の1960年代から80年代初頭にかけての20年余の党勢拡大方針を概観すると、第8回党大会(1961年7月)が当面の課題として提起した「数十万の大衆的前衛党」の建設が大きな成果を挙げたことから、70年代後半には「百万の党」の建設を展望しつつ、当面「五十万の党、四百万の読者」を実現する――との壮大な展望が語られるようになった。そのことを象徴するのが、第15回党大会(1980年2月)における不破書記局長の結語である。不破氏は、第11回党大会(1970年7月)で書記局長(40歳)に抜擢され、第16回党大会(1982年7月)で委員長に就任している。



 不破書記局長は、拡大運動の絶頂期において「百万の党」の拡大方針を次のように提起した。

――60年代初頭の4万2千余の党員、10万余の機関紙読者から、60年代を通じて28万余の党員、180万の読者へ(70年代初頭)、さらに70年代を通じて今日の44万の党員、355万を超える読者へ、これがこの20年来の党勢拡大の大まかな足取りであります。第14回大会決定(1977年10月)は「百万の党」の建設を展望しつつ、当面「五十万の党、四百万の読者」の実現という課題を提起しました。80年代には、わが党が戦後、党の再建以来目標としてきた「百万の党」の建設を必ずやりとげなければなりません。「百万の党」とは決して手の届かない、遠い目標ではありません。日本の人口は1億1千万、「百万の党」といえば、人口比で1%弱の党員であります。私たちは、大都市はもちろん遅れたといわれる農村でも、少なくとも人口の1%を超える党組織をもち、こうして全国に「百万の党」をつくりあげることは、必ずできる目標だということに深い確信をもつわけであります。



 不破書記局長によって定式化された拡大方針は、委員長就任後はさらに精緻化され、第19回党大会(1990年7月)で書記局長に抜擢された志位氏(35歳)に引き継がれた。だが志位氏は、書記局長就任直後から「実態のない党員」問題に直面しなければならなかった。「数の拡大」を至上目的とする拡大運動が数合わせのための「実態のない党員」を大量に生み出し、もはや放置できなくなっていたからである。この事態は、不破委員長のもとで推進されてきた拡大方針に重大な誤りがあり、「実態のない党員」を大量に生み出す原因になっていることは明らかだった。だが、第20回党大会(1994年7月)は、事態の原因を究明することもなければ、本格的な討論を行うこともなかった。志位書記局長は、「実態のない党員」を整理したことは「前衛党らしい党の質的水準を高めるうえでの重要な前進だ」との詭弁で、事態の幕引きを図ったのである。以下は、志位書記局長の発言である。

 ――まず党勢の現状です。1990年11月の第2回中央委員会総会で、「実態のない党員」の問題の正しい解決に勇気をもってあたるという問題を提起しました。その結果、現在の党員数は約36万人となっています。「実態のない党員」の問題の解決が基本的に図られたことは、前衛党らしい党の質的水準を高めるうえで重要な前進でありました。同時にソ連・東欧の崩壊などの情勢の急激な変化を、科学的につかみきれずに落後していった者が一部に生まれました。いかなる情勢でも揺るがない思想建設の重要性、同志愛あふれる党づくりの重要性を痛切な教訓として汲み取らなければなりません。



 信じられないことだが、「実態のない党員」問題が提起された2中総(1990年11月)の僅か4カ月前の第19回党大会の冒頭発言で、不破委員長はこのような深刻な問題には全く触れずに、拡大運動の楽天的な見通しを強調していた。不破氏がこの時点で膨大な「実態のない党員」の存在を知らなかったはずがない。それでいながら「50万近い党」を誇示し、拡大方針の正しさを強調したのである。

 ――わが党は綱領が確定した第8回党大会以来、歴史的に大きく前進いたしました。党員は8万8千人から50万近い党へ、「赤旗」読者が34万余から300万、国会議員が6名から30名、地方議員が818名から3954名へと前進しております。これは綱領の方向で党組織と多くの支持者が奮闘された結果であります。



 それからの4年間で党員48万人の4分の1に当たる12万人が「離党者」として整理され、党員現勢が36万人に激減するという事態が起こった。このことは、不破発言の虚構を白日のもとに曝すものであり、党組織の根幹を揺るがす大問題に発展してもおかしくなかった。しかし、志位書記局長は「こうした現状をふまえて、いまこそ党員拡大を本格的前進の軌道にのせていく必要があります」と、まるで何事もなかったかのようにこれまで通り拡大運動を続けていく方針を強調した。このことは、「民主集中制」の組織原則の下では、下位の書記局長が上位の委員長に対して異を唱えられない党組織の硬直性をまざまざと示すものであった。



 もう少し説明を加えよう。志位氏は上記の報告で「実態のない党員」問題に対しては「正しい解決に勇気をもってあたる」と発言している。このことは、彼がこの問題を「正しくない」と認識し、「勇気をもって」当たらなければ解決できない問題だと考えていたことを示している。そうしなければ、「実態のない党員」を大量に生み出す拡大運動の誤りを是正できないし、持続的な拡大方針を提起することもできない。にもかかわらず志位氏は、そのことが不破委員長に対する批判に波及することを忖度して「臭い物にフタをする」道を選んだのである。



 それ以降、第22回党大会(2000年11月)で委員長に就任した志位氏のもとで、以前にも勝る勢いで拡大運動が展開されるようになった。とりわけ党大会直前の期間は「特別拡大月間」が設けられ、それまでの遅れを取り戻すためとして党中央から地方機関に大号令が下されて「拡大競争」が大々的に組織されるようになった。赤旗で連日報道される「拡大実績」を目の前に突きつけられた地方機関は、遮二無二拡大運動に追い立てられ、こうした中で数合わせのための「実態のない党員」が大量に生み出される素地が再び形づくられていったのである。



 その結果、20年前と同じことが第26回党大会(2014年1月)で起こった。志位委員長は、「実態のない党員」問題が発生したこの間の党建設の取り組みを(淡々と)報告している。

 ――私たちはこの4年間、第25回党大会決定にもとづき、また2010年の参院選を総括した同年9月の2中総決定で、「党の自力の問題」にこそ、わが党の最大の弱点があることを深く明らかにし、強く大きな党づくりに一貫して力を注いできました(略)。党員については拡大のための努力が重ねられてきましたが、2中総決定が呼びかけた「実態のない党員」問題の解決に取り組んだ結果、1月1日の党員現勢は、約30万5千人となっています。「実態のない党員」問題を解決したことは、全党員が参加する党をつくろうという新たな意欲と機運を呼び起こしています。



 志位氏は、「実態のない党員」の規模があまりにも大きかった所為か、正確な数字を公表していない(大会決議にもない)。ただ90年代後半から党大会間の死亡者数が公表されるようになったので、「前党大会党員現勢+入党者-死亡者-離党者=今党大会党員現勢」の計算式で、離党者数を算出することができる。この計算式で算出すると、20年前と同じく12万人もの大量の「実態のない党員」が整理されたことになる。

 〇40万6千人(2010年1月現勢)+入党者3万7千人-死亡者1万8593人-離党者=30万5千人(2014年1月現勢)、離党者11万9407人(約12万人)



 20年前には、党員現勢48万人の4分の1に当たる12万人もの大量の離党者が生まれた。この時に「数の拡大」を至上目的とする拡大方針の誤りが是正され、持続的拡大を目指す新たな方針が提起されていれば、党の発展は別の道をたどったかもしれない。しかし、今回も40万6千人の3割に当たる12万人が離党者として整理されるということが再び起こった。そして、志位氏は今回も「『実態のない党員』問題を解決したことは、全党員が参加する党をつくろうという新たな意欲と機運を呼び起こしています」と強弁したのである。これでは、前衛党としての質的水準を上げ、全党員が参加する党をつくろうと思えば、「離党者が増えるほどいい」といった荒唐無稽な理屈になりかねない。だが、さすがの志位氏も「これだけでは拙い」と思ったのか、以下のコメントを付け加えた。

 ――「実態のない党員」を生み出した原因は、十数年に及ぶ「二大政党づくり」など日本共産党抑え込みという客観的条件の困難だけに解消できるものではありません。それは「支部を主役」に全ての党員が参加し成長する党づくりに弱点があることを示すものと言わねばなりません。「二度と『実態のない党員』をつくらない」決意で、革命政党らしい支部づくり、〝温かい党〟づくりへの努力を訴えるものであります。



 志位委員長は、上記の発言からもわかるように、依然として「数の拡大」を至上目的とする党中央主導の方針の誤りを認めていない。逆にその責任を支部活動に転化し、支部活動が活発になれば「実態のない党員」は生まれないとして、離党者が発生する原因を末端組織に押し付けている。「民主集中制」を基本とする党活動は、上級の指示に下級が従うことが組織原則になっている以上、この組織原則を是正することなく「実態のない党員」問題の責任を支部に押し付けることは、本末転倒の議論だと言わなければならない。しかも、それが「大会決議」として正当化されるのだからなおさらのことである。



 念のため、志位委員長の在任期間(2000年11月~2023年12月)の入党者数、死亡者数、離党者数と年平均(いずれも筆者算出)を挙げておこう。本来ならば、この種の資料は党自身が公表して然るべきものであるが、都合の悪い数字は曖昧にされるという長年の慣行のため、そのまま利用できる確たる資料がない。拙ブログの計算式に基づく算出は、老眼を酷使した作業の結果であるため誤りがあるかもしれないが、それでも大まかな傾向はつかめるので参考にしてほしい。



 第22回党大会(2000年11月)から第29回党大会(2024年1月)までの23年2カ月間の党員現勢の変化は、38万6517人(2000年11月現勢)+入党者18万3895人-死亡者9万8989人-離党者22万1602人=24万9821人(2024年1月現勢)であり、第29回党大会で公表された党員現勢25万人とほぼ一致している。驚くのは、離党者22万1千人が入党者18万4千人を大きく上回っていることであり、死亡者が10万人近く(9万9千人)に達していることである。以下は、党大会ごとの計算式を示そう。

 〇第23回大会(2004年1月)

38万6517人(2000年11月現勢)+入党者4万3千人-死亡者9699人-離党者=40万3793人(2004年1月現勢)、離党者1万6025人

 〇第24回党大会(2006年1月)

40万3793人(2004年1月現勢)+入党者9655人-死亡者7396人-離党者=40万4299人(2006年1月現勢)、離党者数1753人

 〇第25回党大会(2010年1月)

40万4298人(2006年1月現勢)+入党者3万4千人-死亡者1万6347人-離党者=40万6千人(2010年1月現勢)、離党者1万5951人

 〇第26回党大会(2014年1月)

40万6千人(2010年1月現勢)+入党者3万7千人-死亡者1万8593人-離党者=30万5千人(2014年1月現勢)、離党者11万9407人

 〇第27回党大会(2017年1月)

30万5千人(2014年1月現勢)+入党者2万3千人-死亡者1万3132人-離党者=30万人(2017年現勢)、離党者1万4868人

 〇第28回党大会(2020年1月)

30万人(2017年1月現勢)+入党者(無記載、暫定2万1240人)-死亡者1万3828人-離党者=27万人(2020年1月現勢)、離党者3万7412人

党大会記録に入党者数が記載されていないので、2017年1月から2019年12月までの赤旗(各月党勢報告)を調べたところ、3年(36カ月)のうち入党者数が掲載されていたのは26カ月、計1万5354人、月平均590人だったので、590人×36カ月=2万1240人を暫定値として離党者3万7412人を算出した。

 〇第29回党大会(2024年1月)

27万人(2020年1月現勢)+入党者1万6千人-死亡者1万9814人-離党者=25万人(2024年1月現勢)、離党者1万6186人



 2000年11月~2023年12月(23年2カ月)の合計は、入党者18万3895人(年平均7937人)、死亡者9万8809人(同4264人)、離党者22万1602人(同9564人)であり、党員数は13万6517人減(同5892人減)となった。次回は、若者離れがもたらした「超高齢化」の実態を分析する。(つづく)

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