医クメン・たきいです。

若手医師の育児奮闘記。イクメンになります。医クメン!

男性育休中に!?次男が生まれました!

2025-01-22 17:34:31 | 11M+0M

前回のブログで「そろそろ産まれるかも……」と言っていたら、
そのブログ更新の次の日、元気に産まれてきました。
出産、ほんとうにおつかれさま。
年子男の子の育児、スタートです。医クメン・たきいです。






カッコいい産科の先生は、新生児の診察を終えてすぐに、聴診器を私にくださいました。特別サービス、内科医とバレています。1年経たずにまたお世話になっております。

因みに長男の立ち合い出産のときは、感動しすぎて「140/分で刻まれるⅠ音Ⅱ音はなんだか美しかった。 」ってなんだかそれっぽいことを書いてましたが、

去年の長男出産時のブログ。セーター同じでウケるw

のちの小児科の健診で、「無害性雑音を聴取しますが、今のところ心配ないでしょう」と言われて笑ったのを覚えています。雑音あったんかい……! ワイの聴診力……!



初産のときは、長文ブログを残すくらいドキドキでしたが、今回はさすが経産婦さん、あっという間に元気に産まれてきました。分娩時間もちょうど2時間くらいだった模様。

たんたんと順調な経過をみて、
妻の手を握りながら、


「さすが、経産婦さん」


と渋い声で言ってみたら、「ご主人、冷静~!」と助産師さんの笑いを取れたのもいい思い出です。「経産婦さんの夫」として認めてもらえた気がする。

妻も助産師さんから「上手!」と褒められながらの出産で安心してのぞめました。患者家族への安心な声掛けとか、共感の気持ちの表出とか、医療プロフェッショナルのひとりとしてたくさんのことを学べました。

次男くん、ようこそ我が家へ!
まだギリ0歳児な元気な長男に踏まれないように君を守るよ!



というわけで、「男性育休中に!?立ち合い出産を経験した1例」をご報告いたしました。




(妻入院中の長男ワンオペは大変だったけど、母の差し入れの久々の缶ビールが身体に染みた人(笑))
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ただいま「男の産前休業」中

2025-01-16 23:53:05 | 11M

妻が第2子の臨月になりました。そわそわしながら毎日を過ごしております。医クメン・たきいです。



予定日は今月末でしたが、
「そろそろ産まれてもおかしくないよ~」
と産科の先生に言われ、


慌ててマタニティーフォトを撮ってきました(笑)
やばいまだ名前決めていない……!

第1子誕生からまもなく1年、育休が始まってから10か月目を迎えております。その結果、「男だけど実質産前休業」というほとんどの日本人男性が経験していないであろう事態に。

多くの男性は知らない妊婦さんの24時間。
もちろん妊婦さんによってカラーは違うのだろうけれど、
たくさん寝たと思ったら、今後は寝れなかったり、
いっぱい食べたと思ったら、全然食べなくなったり、
快便の夫と息子の裏で便秘に苦しんでいたり、
自分のことだけでもやるのがやっとの様子でした。
世間的には体力も知力も超ある系の経歴の妻でもこうなのだから、世の妊婦さんは命がけで、毎日本当に大変だと思います。

我が家はたまたまラッキーだったけど、産前から私がサポートできてよかった。


第2子以降の妊娠の場合には、出産の際に、「上の子をどうするか」という問題も解決しなければなりません。「里帰り出産」をすれば解決できるケースは多いですが、「里帰り出産は男性の育児参加を阻む」との指摘は広くされており、少子化と闘うニッポンの切り札とはなりえないでしょう。
我が家が(たまたま)できたように、周産期に男性主体で日々の生活を回していくスタイルは、核家族の家庭の維持にきわめて有効ではないでしょうか。育児介護休業法は改正が続いていますが、「男の産前休業」はいまだにないんです。産後からいきなりスタートして活躍できる男性がどれだけいるか……というのが現在の男性育休の課題かもしれません。

って言っておきながら自分もできているかな(笑)。頭ポリポリ。


「両立」というと、「仕事と家庭」という文脈に目がいきがちですが、女性は「家事/育児と妊娠」の両立をまずこなさなければなりません。こうした構造的な違いを意識できている男性は実は少ないんだな、と私は育休をとってようやくハートで分かりました。潜在的なジェンダーギャップは、実は育休を長期間とるような、「歩く男女共同参画社会!?」の私の中にすらあったのです。

「60点(合格最低点)とって、進級できればいいや!」という精神が身についてしまっている私は、起きてきた妻にとりあえず完遂したつもりの家事の不備を指摘されてはへこみ続けています。

男女平等なんて幻想で、
妊婦様は神様!
くらいの力関係を受け容れないと核家族は周産期を乗り越えられないと思いながら(笑)、私も日々がんばっています。

ただし!長期の育休で「男の産前休業」いいじゃんと思った人はちょっと待って!
スウェーデンのスピードプレミアム制度(上の子から2年(当時)以内の出産で現金給付を強化)では早産が0.3%上昇したとの報告もあり(Debiasi E, et al. JAMA Pediatr. 2024;178(6):608-615.)、年子の計画妊娠は産科リスクが増えるので慎重になったほうがよさそうです。


これまで日本で語られてきた「育児」の登場人物はみんな歯を食いしばって出てきます。それだけ責任あるというのは揺るぎのない事実なのだけれど、これから子供を迎える家庭が肩の力を抜いてハッピーに過ごせるにはどうしたらいいか、というのも私の大きな関心領域のひとつです。

というわけでみなさん、まずは妻の安産祈願のほど、まずはよろしくお願いします。





(「胃を取りたい」とよく言う妊婦の妻に、「胃切除後の後遺症もなかなか大変だぞ」とマジレスして呆れられた人(笑))
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2025年もよろしくお願いいたします

2025-01-07 16:57:41 | 11M

松の内までには、なんとかブログの更新ができました……!
今年もよろしくお願いします。
ブログが滞りがちでご心配かけてすみません。おかげさまで、息子も妻も私も、そしえて新たな命も、みんな元気です。

「長い育休を過ごす」とは、一市民として地域に出る時間が増えるということでもあって、スーパーの今後の展開も手に取るように予想できるようになりました(笑)。1月7日に向けて多数準備されている、「七草セット」たち、明日以降には少ししなびたものが割引されている姿が容易に想像できます。フードロスに貢献したいから、明日以降もスーパーで値引き商品を探します。そして結果買いすぎるのでした。医クメン・たきいです。



これは元日の初詣。「こどもみくじ」があったので引いてみたら、大吉でした。人生初の大吉だね君。引いたのパパだけど。

早くも11か月になった長男は、すっかり動き回るようになって、パソコンもリモコンも大好きです。マジで自分のパソコン作業する時間がない(いろいろと進んでいなくてごめんなさい)

伝い歩きはお手の物、「本物のリモコン」じゃないと満足しません。たまにテレビも「効果のある」リモコン操作をされることもあって、お茶の間が大音量のライブ会場に生まれ変わる事故が起こると冷や汗ものです。



雨の日には、傘を一緒に握ってほっこり。でも家に着いて傘をたたんだ途端に大号泣。「もっと握ってたかったよ~」。でも、ちょっとしたトラブルくらいならあまり慌てず対応できるようには成長してるかな。

引き続き気が向いたときに更新していきますので、今年も「医クメン・たきいです。」をよろしくお願いいたします。




(ブログのログインに手こずった人(笑))
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10か月になりました!

2024-11-25 21:59:05 | 10M

寝かしつけにつられて親も寝てしまう日々が重なってしまい、ブログが滞りがちでしたがどうもこんばんは! 医クメン・たきいです。




早いもので、息子は0歳10か月になりました。

「戸(10)につかまり立ち」で憶えた小児の成長発達ですが、教科書通りの歩みのようです。嬉しい反面、日に日に目が離せなくなりました。

最近はカーテンが大好きで、

「いないいない」

「ばあっ」

って自分でできちゃうくらい大きくなりました。
「いないいないばあっ!」でイチバンカワイイ赤ちゃんに夢中で、32歳男性のありのままの右足の存在にはきっとみなさん気づけないことでしょう。

「けけけけけっ」とハイテンションな就寝前の図。この日の寝かしつけには1時間以上かかりました(笑)。そして、「やっと寝た……」と一息ついて、そのまま自分も寝息を立ててしまう始末。なかなか夜に自分の時間を持つのさえ難しいものです。

カワイイ赤ちゃんの笑顔の裏には、親の苦労あり。
身をもって感じる毎日を過ごしています。
街ですれ違う家族連れをみると、想像と配慮ができる自分に育休を通して成長できた気もしています。

10か月おめでとう!
1歳まであと2か月だ!





(「大人しいね」と言われることが多いけど、この子しか知らないからちょっと懐疑的な人(笑))
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サイゼリヤは我が家の味方だゾ

2024-11-12 22:30:12 | 9M

妻はつわりが酷かったころにサイゼの「タラコソースシシリー風」しか食べられなくなったことがありました。当時の注文システムは紙伝票で、「タラコソースシシリー風」のメニューナンバリングである「PA01」を妻は記憶していたほどでした。最近システムが変わって、ナンバリングが算用数字のみに変わり、さらには紙伝票から自分のスマホからQRコード読み取り方式に。「PA01」という表記がなくなって寂しがっていた妻なのでした。「タラコソースシシリー風」のパワーも借りて、元気な息子を産んでくれて感謝です。医クメン・たきいです。



今日もそんなわけで、我が家ラブなサイゼへ。さすがはチェーン店、こども椅子もばっちりそろってあります。お座りもだいぶ安定してきたので、外食も楽しくなってきました。
現代っ子でスマホを認識しているようなので、自撮りにも対応してくれます。
少なくとも60代の私の両親よりはスマホ写りよさげ。笑

大人でも妙に難しいサイゼの間違い探しはキミには早すぎるよ。
舐め始めたので直ちに没収させていただきました。
ゴキゲン斜めになったのでミルクでゴキゲンを取ろう思いましたが、だんだん自我がでてきたのかコントロールするのが難しくなってきました。店内に響き渡る喃語。それはアツアツだから触らないで……! 店内で育児の格闘してもちょっと許容してくれそうな客層も素敵。笑


「へっ、そんな単純な男って思われても困るぜ」

大きくなったら、ミラノ風ドリアを一緒に食べようね。笑



(「サイゼリヤ」か「サイゼリア」かあいまいだったので本文中は「サイゼ」標記で妥協しながら書いた人(笑))
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