1年間育休を取る私。どこにいっても驚かれますが、医師としての技術をどう維持するか。秘策をご紹介します。医クメン・たきいです。
自治医大卒業生には、「研修日」という週に1回、僻地勤務でも、研修病院で研修を行うことが多くの都道府県で認められていて、今回の育休取得にあたっては、宮城県保健福祉部のご厚意で週1回研修を継続させていただけることになりました。
1年間内視鏡を握らなければ、勘もコツもすべてが鈍ってしまいそうですが、週に1回みっちりと内視鏡室つきっきりで研修をさせてもらえます。
育児休業給付をいただくかわりにこれは「自己研鑽」扱いなのですが、研修医の頃からお世話になっている病院なので、私のこともよく理解してもらえます。ブラックさは全くありません。たいへんありがたい限りで、これは自らすすんでお願いしました。一般的な「医局」所属の公的な身分がしっかりしていない医師ならではの特殊な立場の大学院生には多くの施設で為せない技です。公務員として育休をとれるのは強い。自治医大卒業生のあまりしられていない強味かも、ととってみてはじめて気が付きました。
「研修」といっても今日どちらかというと時間を割いたのは「指導」で、4個下の自治医大の婚姻協定で宮城県に今年から来てくれた後輩にみっちりカメラ指導する時間が主でした(笑)
大学時代は、カラミはなかった後輩だけど、チーム自治医大で、みんなでハッピーに過ごせたらいいなと思っています。ようこそ宮城県人会へ!
というわけで、息子の風呂も入れ終わったので、これから研修病院の飲み会に行ってきます。それでは。
(お風呂中は早く首座らないかなと思っちゃう人(笑))