医クメン・たきいです。

若手医師の育児奮闘記。イクメンになります。医クメン!

県庁職員として健康診断受診へ

2024-06-17 23:59:59 | 4か月

 
東京滞在中はおいしいものをたくさん食べました。

焼肉。

ビーフシチュー。

ピザ。


仙台に帰ってきた週明けしょっぱなから、健康診断でした。一抹の不安がよぎります。大丈夫かな中性脂肪と肝機能。医クメン・たきいです。






育休中の私の身分は、病院職員ではなく、県庁職員。

勤務医の健康診断といえば、多忙な中のちょっとした空き時間に職場の中でコソっと検査して終わり。

「やべぇ健診期間だった今」
なんてよく聞くフレーズです。受診のためのの時間は設けられていないところがほとんどなんじゃないでしょうか。普段の業務を停止させずにすすめているから仕方がないとはいえ、あまり被検者に配慮がされた体制とは言い難いかもしれません。以前勤めていた病院では、研修医が全職員の健診採血係なんてところもありました(笑)

非医療関係者のふりができる健診は人生初で、ちょっとワクワクして会場に向かいました。この会場、そういえば自治医大の入試で1次試験の面接を受けたところだ。健診の会場にもなっているのね。

尿検査提出、身長・体重測定、視力検査、血圧測定、看護師予診、採血、腹囲、聴力検査、医師の問診・胸部聴診、胸部X線写真、12誘導心電図。

これら全部やって、終わったのはまさかの9時20分。
スムーズすぎぃ……!

スタッフの配備も充実していた印象でしたが、ここまで早いとは思いませんでした。

健診異常で受診される患者さんを、並行する急患対応を優先するあまりにお待たせしてしまった経験はこれまで幾度となくありますが(キャパ的に無理でごめんなさい)、イライラさせてしまった原因のひとつには、健診をイメージしてきたのに内科外来で想定外に待たされてイラつく、というのもありそう。このスピード感を内科外来に要求されるのはちょっと無理かな……。

外来の時間感覚について、医療者側の常識/思い込みと患者さん側の常識/思い込みとの溝が埋まるのって、患者さんがある疾患をもち、病院通いのベテランにならない限り永遠に埋まらないような気もしますが、またひとつ一般社会からみえる医療の光景を学びました。




(腹囲の結果は女性ならセーフ、男性はアウトな数値で反省している人(笑))

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