あんまりな・・・・

　八ヶ岳に一泊で行ってきました。　八ヶ岳アウトレット　に夫の好きなブランドのお店があるからです。
　私も好きなお店ですが、何だか段々撤退して行って、いわゆるプロパーで売るお店も会おうとアウトレットもだんだん減り、今では数少なくなってしまったのです。

　夫は私の糖質制限食であっという間にダイエットに成功、ピーク時より１０ｋｇ減りました。
もともと肥っているほうではなかったけど、おなかだけでてまだに「メタボ」。
　それが、私を差し置いて痩せてしまったので服がだぶだぶになってしまったのです。

　で、八ヶ岳のホテルも取れたし、ということで行ってきました。

　梅雨なのでしかたがないけど、初日は雨・・・・しかも、八ヶ岳アウトレットは、リゾート的なアウトレットと言うと聞こえはいいのですが
山の斜面に作られているので、傘を差さないとお店巡りは難しい・・・・

　夫の好きなお店だけが目的でしたが、パンツの裾直しを待っている間うろうろ・・・・
　八ヶ岳アウトレットは、私が行ったアウトレットの中でも一番しょぼく、アウトレットには絶対にあるお店さえありません。
　びっくりするほどです。

　しかも、傘なしで異動不可能なのに、傘袋のサービスがない！
　もっと信じられないのは
濡れた傘は店内に持ち込まないでくださいと張り紙が！！！

　おいおい、盗まれたり、間違われたら誰が責任取るんだよっ、と突っ込まず（面倒だから）そんなお店には入りませんでした。

　唯一、ＢＥＡＭＳだけは傘袋が置いてあったので入ったけど・・・・


　びっくりだ～～～！　そんなところ、いまどきあるんだ～～～！つぶれないのが不思議だ・・・・

　と、夫と驚きつつ大好きなブランドの服を大人買いしてきました。

　たぶん、夫の好きなブランドはだんだんなくなっていくようです・・・・夫は背が高いけど、痩せているので
長さはLなんだけど、幅はM・・・・日本の一般的な中高年は横幅をたっぷり目につくってあるので
何だか変なんです。
　でも、そのブランドはもともとアメリカだからなのか、夫のサイズに合うのです。

　それが撤退。。。。皆メタボだから？　　
でも、お店のスタッフの男性がすごく専門的に、プロらしいアドバイスをしてくれたり、情報をくれたので
気持ちよく買い物ができました。

　そのお店がなくなったら、八ヶ岳アウトレットにはいかないと思う。。。いや、絶対行かない・・・・

　ホテルは、お料理がすごくおいしくて部屋も広くてよかったけど、お酒がフリーでお酒好きな人には天国でも
私たちにはちょっと・・・でした。
　お料理も部屋もよかっただけに残念だ・・・・

　翌日は、雨も上がり道の駅などを巡り、次回泊まりたいと思っているリゾナーレ八ヶ岳の下見をしてきました。

　リゾートウェディングの先駆者的なホテルで、電車の広告で良く見かけ、良さげだなと思っていたのです。

　ＨＰもイタリアのどこかの街並みを思わせるようなショッピングゾーンなどもあり、期待大でした。

　しか～し、百聞は一見にしかず・・・

朽ち果てた廃墟のようなお城でした・・・

　梅雨のせいかもしれないけど、コンクリートの打ちっぱなしの外壁は薄汚れ、ウッドデッキなどの木はもう腐りかけていました。
ウェディングフェアのような催しものを開いていたようだけど、じめじめとして薄暗いのに、幸せになれそうにありません。

　ひどい。。。。酷過ぎる・・・・・

　夫は「こんなところに泊まるならキャンプのほうがましだ」とさえ言いました・・・確かに。。。蚊に食われまくっても
キャンプした方が良いかも・・・・

　八ヶ岳、きっともっと素敵なところがあるはずなので、根気よく開拓していきたいと思います。

　

歌舞伎座のオーラ

やっぱりすごかった

　夫のおかげで人生初の歌舞伎座で歌舞伎を体験してきました。



興味はなくなかったけど（あるのか、ないのか？）でも、何となく敷居が高いような気がして
・・・・

　ただなら喜んで、です。

　夫から転勤後すぐに話を聞いて、海老蔵さんのブログを毎日読んでいる私は
嬉しくて、信じることができませんでした。

　人生初の歌舞伎が海老蔵さん。これって、すごいと思います。

　テレビでは何度か見たけど、画面を通しても彼の目力とかオーラは半端ありません。
それを直接見られるんですから

　海老蔵さんがブログで「歌舞伎を鑑賞するにふさわしい服装は？」という質問に
「裸でなければ」と答えていたのを読んだので、夫に訳知り顔で「裸でなければ良いんだって」などと言っていました。

　そりゃそうだ

　地下鉄直結の新歌舞伎座、ほんとうは昼の部の「勧進帳」がよかったけど
贅沢は言えません・・・

　演目は画像の通りですが、私の記憶に一番深く刻み込まれたのは
富司純子さんの美しさと、海老蔵さんの迫力でした。

　富司さんは、ロビーに立っていたのですがなぜ気づいたか、と言うと
そのオーラのすごさでした。
　目で見るより先にオーラを感じました。あれ？と。
で、見ればこの季節にピッタリな藤色のお着物を着て、伏し目がちにひっそりと
佇んでいたのですが、他を圧倒する美しさでした。

　確か６９歳？　肌も透き通るようにきれいでお人形のようでした。

　富司さんは、客席にも来てご贔屓らしきお客さんの席のそばにしゃがみ、挨拶されていました。
早足で来て、早足で去っていくその姿。歌舞伎の演目？とさえ思いました。
　幕間にも客席に来て、違うお客さんに挨拶されていました。

　梨園の妻って大変なのね。


　海老蔵さんは、演出で私たちのすぐ後ろから舞台に向かって歩いて行ったのですが
背後に何だか「気」を感じて、振り向いたら海老蔵さんでした。

　夫は気づくのが遅く、海老蔵さんの背中を見て「おお」とか叫んでました。

　海老蔵さん、声もすごく良くて迫力がありました。
役柄もあってかもしれませんが・・・・

　幕間も含めて４時間、あれこれと食べたり飲んだりして楽しめました。

　正直安くはないけど、４時間と言う時間や演出からすれば妥当な金額かも？