電気通信事業者協会(TCA)は9月7日、携帯電話/PHSの2005年8月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は29万6300増えて、8883万2300。
7月に引き続き、8月もauが純増シェアトップに立った。先月はきん差での勝利だったが、今月はドコモの純増数が約12万、約auは18万5000と、差をつけることに成功した。
ツーカーは、以前純減傾向が続いている。ボーダフォンは純増を達成したが、これは東京エリアで3400の純増を達成したことによるところが大きい。逆にいえば東北エリアや北陸、四国エリアなどでは純減している。
PHSでは、ウィルコムが好調を維持している。6月は8万以上の純増を記録、7月は7万増となっており、少しずつ延び幅が鈍っているとはいえ8月も6万増を達成した。
ドコモは、相変わらず月5万のペースで純減している。またアステルグループも、既にサービス終了をアナウンスした東北インテリジェント通信が100の増加。YOZANも純減傾向が続いており、今月は7400の純減を記録した。
auがドコモを引き離して首位──8月契約者数
auが2ヶ月連続の首位となり、DoCoMoの失速が明確になってきた。どちらも前月と比べると大幅減となっているが、それと比較するとウィルコムはわずかな減少に止まっており、絶好調と言えそうだ。やはりここ数ヶ月は「ウィルコム定額」強しという印象ばかりが目立つ。
気になるのはボーダフォンだ。三つの定額制をスタートしてから純増に戻り、軌道に乗るか・・・に見えたが、どうやら先月は水増しの臭いの残る微増に終わった。ボーダフォンの描くV字回復のシナリオは早くも限界が見えてきたのだろうか?
902Tを使ってみた感想では、操作性はV603Tよりも悪くなっているし、サイトやコンテンツ面での不安があり、せっかくのデュアル定額もまったく意味をなさないのが現状だ。これではユーザーが3Gに移行するはずもなく、2Gへの出戻り現象を引き起こすか、ユーザー離れを引き起こすかのどちらかしかありえない。
早くも二ヶ月で頼みの綱の三つの定額制の神通力も消えてしまい、3G端末のラインナップもさっぱり充実しない現状では、V字回復などというのは、やはり絵に描いた餅でしかない。
ボーダフォンの経営陣は意地でも今月も純増すべく努力するのだろうが、一ヵ月後には「日本のユーザーはそんなに甘くなかった」と痛感することになりそうだ。
7月に引き続き、8月もauが純増シェアトップに立った。先月はきん差での勝利だったが、今月はドコモの純増数が約12万、約auは18万5000と、差をつけることに成功した。
ツーカーは、以前純減傾向が続いている。ボーダフォンは純増を達成したが、これは東京エリアで3400の純増を達成したことによるところが大きい。逆にいえば東北エリアや北陸、四国エリアなどでは純減している。
PHSでは、ウィルコムが好調を維持している。6月は8万以上の純増を記録、7月は7万増となっており、少しずつ延び幅が鈍っているとはいえ8月も6万増を達成した。
ドコモは、相変わらず月5万のペースで純減している。またアステルグループも、既にサービス終了をアナウンスした東北インテリジェント通信が100の増加。YOZANも純減傾向が続いており、今月は7400の純減を記録した。
auがドコモを引き離して首位──8月契約者数
auが2ヶ月連続の首位となり、DoCoMoの失速が明確になってきた。どちらも前月と比べると大幅減となっているが、それと比較するとウィルコムはわずかな減少に止まっており、絶好調と言えそうだ。やはりここ数ヶ月は「ウィルコム定額」強しという印象ばかりが目立つ。
気になるのはボーダフォンだ。三つの定額制をスタートしてから純増に戻り、軌道に乗るか・・・に見えたが、どうやら先月は水増しの臭いの残る微増に終わった。ボーダフォンの描くV字回復のシナリオは早くも限界が見えてきたのだろうか?
902Tを使ってみた感想では、操作性はV603Tよりも悪くなっているし、サイトやコンテンツ面での不安があり、せっかくのデュアル定額もまったく意味をなさないのが現状だ。これではユーザーが3Gに移行するはずもなく、2Gへの出戻り現象を引き起こすか、ユーザー離れを引き起こすかのどちらかしかありえない。
早くも二ヶ月で頼みの綱の三つの定額制の神通力も消えてしまい、3G端末のラインナップもさっぱり充実しない現状では、V字回復などというのは、やはり絵に描いた餅でしかない。
ボーダフォンの経営陣は意地でも今月も純増すべく努力するのだろうが、一ヵ月後には「日本のユーザーはそんなに甘くなかった」と痛感することになりそうだ。