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【8月契約者数】auがドコモを引き離して首位

2005年09月07日 16時33分15秒 | ケータイ
 電気通信事業者協会(TCA)は9月7日、携帯電話/PHSの2005年8月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は29万6300増えて、8883万2300。

 7月に引き続き、8月もauが純増シェアトップに立った。先月はきん差での勝利だったが、今月はドコモの純増数が約12万、約auは18万5000と、差をつけることに成功した。

 ツーカーは、以前純減傾向が続いている。ボーダフォンは純増を達成したが、これは東京エリアで3400の純増を達成したことによるところが大きい。逆にいえば東北エリアや北陸、四国エリアなどでは純減している。

 PHSでは、ウィルコムが好調を維持している。6月は8万以上の純増を記録、7月は7万増となっており、少しずつ延び幅が鈍っているとはいえ8月も6万増を達成した。

 ドコモは、相変わらず月5万のペースで純減している。またアステルグループも、既にサービス終了をアナウンスした東北インテリジェント通信が100の増加。YOZANも純減傾向が続いており、今月は7400の純減を記録した。

auがドコモを引き離して首位──8月契約者数

 auが2ヶ月連続の首位となり、DoCoMoの失速が明確になってきた。どちらも前月と比べると大幅減となっているが、それと比較するとウィルコムはわずかな減少に止まっており、絶好調と言えそうだ。やはりここ数ヶ月は「ウィルコム定額」強しという印象ばかりが目立つ。

 気になるのはボーダフォンだ。三つの定額制をスタートしてから純増に戻り、軌道に乗るか・・・に見えたが、どうやら先月は水増しの臭いの残る微増に終わった。ボーダフォンの描くV字回復のシナリオは早くも限界が見えてきたのだろうか?

 902Tを使ってみた感想では、操作性はV603Tよりも悪くなっているし、サイトやコンテンツ面での不安があり、せっかくのデュアル定額もまったく意味をなさないのが現状だ。これではユーザーが3Gに移行するはずもなく、2Gへの出戻り現象を引き起こすか、ユーザー離れを引き起こすかのどちらかしかありえない。
 早くも二ヶ月で頼みの綱の三つの定額制の神通力も消えてしまい、3G端末のラインナップもさっぱり充実しない現状では、V字回復などというのは、やはり絵に描いた餅でしかない。

 ボーダフォンの経営陣は意地でも今月も純増すべく努力するのだろうが、一ヵ月後には「日本のユーザーはそんなに甘くなかった」と痛感することになりそうだ。

2005年第2四半期国内携帯電話出荷ベンダー別シェア

2005年09月07日 16時12分46秒 | ケータイ
 IDC Japanは9月5日、2005年第2四半期の携帯電話出荷台数と、2005年後半の見通しについて発表した。

 2005年第2四半期の国内携帯電話出荷台数は、対前年同期比3.2%減の1065万台。FOMA 901iSシリーズが新しく投入されたものの、FOMA 700iシリーズが売れ行き不振だったことを理由に挙げている。

 ベンダー別シェアを見ると、第1四半期にメーカー別シェアで首位となっていたNECは3位に転落、パナソニックモバイルが首位を奪還した。ドコモ向け、ボーダフォン向け共に好調なシャープは、順位を1つ上げて2位。IDCではNEC不調の理由を「FOMA端末など3Gモデルの売れ行きが大きく伸び悩んだ」ためとしている。

 方式別に見ると、CDMA 1X、EV-DO、W-CDMAなど3G端末へのシフトが加速しており、国内携帯電話の3G端末出荷シェアは74.9%にまで達した。IDCでは、2005年第4四半期には90%前後に達するだろうと予測している。

 2005年後半の出荷台数推移について、「年末にかけて、さらなる新規3G端末の登場は市場にプラス影響を与える可能性があるが、ベンダーの製品差別化がユーザーに受け入れられず、不人気モデルのまま在庫問題に発展するマイナス要因も残されていることから、2005年の年間出荷数量の伸びは限定的になる可能性が強い」(IDC Japanコミュニケーショングループのシニアアナリスト木村融人氏)としている。

パナソニック、首位に返り咲き――第2四半期端末出荷

 NECがトップから一気に3位に転落。松下、シャープの順となった。4位は東芝となり、NECとの差もわずかだ。

 5位以下が不明なので気になるが、三洋、ソニー、富士通、三菱電機あたりではないだろうか。

【903T】世界初、海外でもGPSナビ

2005年09月07日 15時34分42秒 | SoftBank
 ボーダフォンは9月7日、海外でもGPS機能を使ったナビゲーションサービスを行える携帯「903T」を10月上旬以降発売すると発表した。

 同日発表したナビゲーションサービス「Vodafone live!NAVI」に対応する。ナビアプリ「ゼンリンいつもナビ」を端末にプリインストールしており、現在地の確認や周辺情報検索が可能。VICS(Vehicle Information and Communication System)を利用した渋滞情報も取得できるため、自動車のドライブナビとしても使えるという。ナビ機能は海外ローミング先でも利用可能で、これは「世界で初めて」(ボーダフォン)。

 2.4インチのQVGA液晶を搭載。回転2軸ヒンジ機構により、ディスプレイ部を表にした状態で折りたたんでナビゲーション操作を行える。カメラはオートフォーカス対応の192万画素CMOSカメラで、最大でUXGA(1600×1200ピクセル)の静止画を撮影可能だ。

海外でもGPSでナビゲーション可能――903T

 どうやら、903Tは902Tのデザインをちょっと変更して、GPSナビを追加しただけのようだ。

 ちょっとしたことだが、64MBのSDメモリーカードが標準添付されるというのも嬉しい。

 気になるのは、UIFは902Tのままなのか・・・改良されているのか、とても気になる点だ。

 それにしても、902Tは数ヶ月の命だったなぁ。実に短命だ。どうりで急に安くなったわけだ。想像では、ボーダフォンとしてみれば、903SH1機種だけではあまりにラインナップとしてさびしいので、東芝にお願いして急いで開発させた・・・って印象だ。それでも、世界初の海外でも使えるGPSナビはお見事だ。

 GPSナビではauが独走状態だったが、DoCoMoが三洋端末で実現し、ボーダフォンもこれでやっと追い付いたというか、海外に関しては世界初の快挙だ。

 気になるのはGPSナビの利用料金だ。auなんかは実質タダに近いが、海外でGPSナビを利用すると、デュアルパケット定額とか対象にならないはずなので、料金がいくらかかるのかがとても気になる。

 密かに期待しているのは、「くーまん」の復活だ。3Gにはステーションがなったために「くーまん」が廃止されてしまったが、GPS機能を使えばよりきめ細かい位置情報がわかるわけで、もしかしたら「くーまん」が復活する可能性も出てきた。

【au】売れ筋のモデルチェンジ

2005年09月06日 23時21分57秒 | au
 エントリー機の中でも特に売れていたA509Tの後継機種としてA5517Tが出る。

 auは10月下旬から、「簡単ケータイ」をうたう新機種「A5517T」を発売すると発表した。見やすさ、操作しやすさにこだわった端末で、操作がしやすい「スマートモード」にデフォルト設定してある。

 2.4インチのQVGA液晶を備えており、スケーラブルフォントにより大きいフォントサイズの「でか文字」をなめらかに表示する。発着信履歴、アドレス帳などは通常の4倍角で表示可能。ペア機能を備えており、ダイヤルキーの「1~3」を長押しすることであらかじめ登録した3人のペア相手に簡単に電話をかけられる。

 ダイヤルキーは、「折りたたみ携帯としては最大級」(KDDI)の大型キーパッドを採用。「通話」や「切」といった文字を分かりやすく表示したとうたう。直径20ミリの大型スピーカを搭載しており、雑踏の中などでも聞き取りやすい「でか受話音量」に対応している。

 GPS機能を用いてユーザーの居場所を特定する「安心ナビ」機能に対応。130万画素カメラも搭載しており、20メガバイトのデータフォルダと5メガバイトのBREWフォルダにデータを保存できる。

 利用を制限するモードも備えているため、利用シーンに合わせてメール送受信の制限やアプリ使用の禁止、使用時間帯の限定などを行える。ほかに、セキュリティモードに対応しているため他人に見せたくないデータを「セキュリティフォルダ」に移動して、通常モードで表示されないようにすることが可能だ。

でか文字、安心ナビに130万画素カメラ「A5517T」

 スケーラブルフォントによる、滑らかなデカ文字が改良点なのだろうか?デザインはまったく変わっていない感じだ。

 エントリー機としてはなかなかの実力を持っているので、今回も売れ筋のトップを狙えそうだ。ただし、せっかく型番が違うのならば、同機能でも薄型化するなどの工夫が欲しかった。W31T並みに少しでも薄型化されれば、さらに人気が出るのは間違いないのだが惜しい・・・。

 さらに不思議なのが、A5517Tという型番だ。A5512CAから数機種飛ばしていることになるが、これから他社から発売になるのだろうか?

【au】シルバー向け端末にやっと本腰

2005年09月06日 23時20分30秒 | au
 ツーカーSのau版が出る。

 ツーカーSのように、液晶を備えず通話専用となる携帯電話をKDDIが全国で発売する。スライド型の音量変更スイッチや、3つのワンタッチダイヤルも設けた。

 auは9月6日、シニア層などをターゲットにした通話専用携帯電話「簡単ケータイS A101K」を発表した。全国で10月中旬以降発売する。価格は4800円程度の見込み。

 簡単ケータイS A101Kは、液晶ディスプレイを持たないシンプルなCDMA 1X端末。本体にはスライド式の電源スイッチや、ダイヤル式の音量調整を備え、音量を「なし」に設定するとマナーモードになる。

ツーカーSの“KDDI版”──「簡単ケータイS」登場

 個人的には液晶画面も電話帳機能もないのはむしろ使いにくいと思っている。しかし、すでにツーカーにおいてツーカーSはある程度の成功をおさめているので、それをほとんどそのままauに持ってきた格好だ。

 とりあえず、簡単操作というセールストークで高齢者を呼び込んでおいて、のちのち普通の機種を売り込もうという魂胆なのだろう。

 しかし、これが発売されてしまうと、ますますツーカーの生き残る道は厳しくなってくる。いよいよKDDIはツーカーのユーザーもそのままauに取り込もうとしているのが明確になってきた。
 そのためにはもっと安い料金プランとかも検討して欲しいものだ。

【WILLCOM】中小・系列企業の味方になるか?

2005年09月05日 16時02分59秒 | WILLCOM
 9月1日、ウィルコムが屋内設置型の超小型基地局「ナノセル基地局」と、ナノセルをベースとする事業所向けPHSシステム「ナノセルシステム」を発表した。これは構内PHS+音声定額で安価なモバイルセントレックスサービスを提供するシステムだ。

 ウィルコムでは一般向けの「音声定額」をそのまま法人向けサービスの強みとする方針であり、ナノセルシステムは構内の通話トラフィックを安定化し、かつ公衆設備に負担をかけない上でも重要なものだ。

 過日、ウィルコムが「法人からも注目されている」ことを実感させられる出来事があった。ある中堅の電機電装系サプライヤーの取締役を勤める知人から、ウィルコムの現状とサービスの信頼性について客観的な意見を求められたのだ。導入を検討しているらしい。

 その会社が特に注目しているのが、ウィルコムの音声定額が社員同士の通話だけでなく、ウィルコム同士ならば「社外のウィルコム」とも定額になる点だという。同社は15社以上の系列企業を持ち、当然ながら、密な連絡を取り合っている。また系列ではないが、同社との取引量が50%を超える中小企業もあり、そのうちの何社かは地方に点在している。

 「系列の下請けや、うちとの取引が多い会社にウィルコム導入を推奨すれば、その部分も音声定額になるのではないか」(サプライヤー幹部)というのが、ウィルコムの導入検討が本格化した理由だという。

 周知の通り、日本企業の大半は従業員数300人以下(製造業その他の場合)の中小企業である。製造業を中心とした「系列」の結びつきは、90年代に中国を筆頭とするアジアへの大企業の工場移転で弱くなったと言われているが、「技術とノウハウの流出を防ぐという観点から、現在のトレンドは回帰と再結束」(自動車メーカー)に変化している。中小企業庁によると、最近では高度な技術力を持つ中小企業が、大企業の研究開発工程に参加する「機能発注・性能発注」型の関係が増えているという。

 また、中堅企業が中小企業とのネットワークを強化したり、派遣・下請け従業員を活用するシーンも増えた。製造業・非製造業を問わず、中小企業のビジネス体制も効率化・サービス化している。

 中小企業の変化の中で、ウィルコムの音声定額は確かに使いやすいサービスだ。

 家族経営のような小規模企業は2~3台から導入ができて、中堅企業はナノセル導入で利用者増でもインフラ側を安定化できる。さらに契約法人が同一でなくてもウィルコム同士ならば音声定額になるので、大手・中堅企業が系列会社に導入させたり、取引量が多い中小企業同士が一斉に導入すれば、会社の垣根を越えた部分のコスト削減ができる。

 NTTドコモやKDDIが提供しているモバイルセントレックスは、「社内のコミュニケーションコストを削減する」ためのものであり、その効果を出すにはある程度の企業規模が必要だ。しかし、ウィルコムは1社あたりの規模が小さくても、導入企業が増えれば「音声定額・コスト削減」の環は広がっていく。これは中小企業・系列企業の関係性が強い日本の法人市場にとって、画期的で相性のいいサービスだ。

 だがその一方で、ウィルコムに限らずPHSには、地方の企業・ユーザーを中心にサービスエリアに対するネガティブなイメージが未だ残っている。これを払拭できれば、中小企業にもメリットの大きいウィルコムの音声定額は、法人市場における台風の目になる可能性がある。

ウィルコムは中小・系列企業の味方になるか

 ウィルコム定額の魅力は系列企業間だけではない。自宅にもウィルコムを持つことにより、社員と家族間でも無料通話が可能になるわけで、どんどんウィルコムの輪が広がる可能性を秘めている。

 似たような音声通話定額制を実施しているボーダフォンは家族割引間だけという制約があるために、同じようなメリットは期待できない。そこがウィルコムとの大きな違いなのだ。

【携帯販売ランキング】8月22日~8月28日

2005年09月02日 23時09分45秒 | ケータイ
 DoCoMoは、今週「P700i」(写真)が上昇してトップになり、先週トップの「P901i」は2位に転落した。700iシリーズは値段の安さから上位に進出してきた。
 先週2位の「N901iC」も玉突きで3位に転落。以下4位から10位までは、先週とまったく同じとなっている。

 auのランキングも、先週までトップだった「A5509T」が2位に落ち、代わって2位だった「W31K」が首位に浮上した。W31Kは3カ月程2位、3位が続いていたが、ついに日の目を見た。
 「G'zOne TYPE-R」は、先週9位だったが今週はトップ10圏外に消えた。一時はトップをとったこともある端末だが、復活できるか。

 ツーカーランキングは、相変わらず変化なし。トップは「ツーカーS」で、2位と3位が変化しているがこれは入れ替わりだ。以下も、細かく順位が変わっているが顔ぶれ自体は先週と同じ。特に目立った動きをした端末はない。

 ボーダフォンは、やはり「V603SH」が強く首位をキープ。だがその下に、ハイエンドの3G新機種「903SH」が上がってきた。二強の一角を担っていた「V603T」は、903SHに追い抜かれて3位となった。
 また、3Gのエントリー機「V302SH」が10位に食い込んだ。

ドコモとauが首位交代~903SHはジワリ前進

 DoCoMoもボーダフォンも3Gのエントリー機の人気が出つつある。そんな中、auはAシリーズのエントリー機のてこ入れを近くするようだ。

順位ドコモauツーカーボーダフォン
1P700iW31KツーカーSV603SH
2P901iA5509TTT32903SH
3N901iCW31TTS41V603T
4P901iSW32SATT51V501T
5N901iSA5511TTK41703SH
6N700iW31SATT41(*)V501SH
7SH901iSW31STK40(*)902T
8F672iW31CATT31802SH
9F880iESA1404SIITK40V102D
10P506iCA5512CATK51V302SH


【WILLCOM】超小型基地局ナノセル10月1日から提供

2005年09月01日 23時55分23秒 | WILLCOM
 ウィルコムは9月1日、屋内設置型の超小型基地局「ナノセル基地局」と、ナノセルをベースとする事業所向けPHSシステム「ナノセルシステム」を10月1日から提供することを発表した。

 ナノセル基地局は重さ約350グラムのPHS用超小型基地局で、出力10mW。ナノセル基地局を利用することで、屋内での通話状況を安定させることができる。

 12台までのナノセル基地局を制御できる「ナノセルサーバー」と組み合わせ、ナノセルシステムとして法人顧客へ提供する。ナノセル基地局12台+ナノセルサーバー1台の料金は、利用権買い取りの場合で450万~500万円、レンタルの場合で月額10万円前後を想定している。

 ウィルコムでは、従来提供していた構内PHSシステムに、5月1日から提供している音声定額サービスを組み合わせることで、構内・社外を問わず同一端末での通話ができるモバイルセントレックスシステムを法人向けに展開したい考え。

ウィルコム、超小型基地局ナノセルを10月1日から提供

 ウィルコム定額に始まり、法人に対しての売込みが順調に推移している。このナノセル基地局により、ますます法人への売り込みに拍車がかかりそうだ。

 このまま順調に行くと、法人に強いウィルコムというイメージが出来上がるかもしれない。