数日前に、ガラスの器を落として割ってしまいました。
20年以上前から使っている器で、友人からのプレゼントです。
特別高級なものではないのですが、
使い勝手が良くて、使っていました。
それが、ちょっとしたことで割ってしまったのです。
割れた器を片付けながら、
なんだか悲しい気持ちになりました。
今まで、食器を割ったことは何度もあリますが、
「悲しい…」という思いは初めてでした。
もったいない…ではなく、
悲しかったのです。
(まあ、その思いも一瞬で終わリましたけど)
器を割って悲しい…なんて
少女でもあるまいに…と
自分で突っ込みを入れては見たものの
なぜ、そんな気持ちになったのか不思議でした。
で、思ったのですが
形あるものは、全て壊れます。
人間も生まれてきたからには、寿命があります。
器が壊れるということと、
人生の終わりとが重なったのかもしれません。
そんな思いになったのは、ほんの一瞬でしたが
年を取るということは、自分の中に隠れていた思いを
気づかせてくれる事なのですね。
これから、丁寧に扱おうと思います。
器も!自分も!
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