愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

第39回四国ミニバスケットボール大会

2017年09月08日 | 研修会参加報告書

審判講習会 参加報告書

平成29年9月1日

報告者 木村 晃伸

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

第39回四国ミニバスケットボール大会

参加者

(報告者)

木村 晃伸(中予ミニ連)

期 日

平成29年8月26日(土) から 平成29年8月27日(日)

会 場

高松市総合体育館

講 師

柏原 琢磨氏(徳島県S級)・阿部 知裕氏(徳島県A級)

参加者

審判長・派遣審判員・地元審判員53名

☑ ゲーム

 

□ゲーム  主審 近井 英俊氏(香川県A級)   副審 木村 晃伸(報告者)          コート主任 高岡 裕樹氏(徳島県B級)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

岡豊 対 窪田《男子》                                                                        

・ひとつひとつのプレイを丁寧に見ていくこと

・ドライブに対しては、トレイルが積極的に動いてスペースをとらえにいく

 

ゲーム主任より

 岡豊の長身プレイヤーに対するマッチアップが、キーポイントとなっていた。ポジション取りからお互いやりあっていたので、責任エリアのレフリーが必ず視野を当てており、イリーガルなことに対しては笛を入れたり、時にはボイスも使うなどプレイヤーをコントロールしようとする姿勢を感じた。

   お互いボール運びのところから、激しい攻防が一試合通じて行われていた。その時のDFの体の寄せ方や抜こうとする際のDFの手は本当にOKだったのか。全てアウトではなかったが、笛を入れて一度、両チームのプレイヤーを落ち着かせてほしかったとの指摘をいただいた。

☑ ゲーム

□ゲーム  主審 大上 高弘氏(香川県B級)    副審 木村 晃伸(報告者)              コート主任 近藤 靖氏(高知県B級)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

松島 対 阿波《男子》

・プライマリーの意識

・相手レフリーの位置の確認

・タイマー、ショットクロックの確認

 

ゲーム主任より

 ゲームは阿波の一方的な展開となったが、その中で松島のDFでドライブに遅れた際の接触は、阿波のフィジカルが強かったためショットまで行けていた。一方的な展開であってもDFの悪い守りはしっかりと吹くべきであったのでは。自分の責任エリアから始まったプレイだったにも関わらず、影響を考えすぎて鳴らせず、相手レフリーが吹いてくれたケースが何度かあった。負けているチームであっても、悪いものは悪いと笛で示すことで、プレイヤーに教えてあげることができるのではと指摘をいただいた。

☑ ゲーム

ゲーム  主審 木村 晃伸(報告者)    副審 田中 郁男氏(香川県C級)              コート主任 菅 由佳里氏(香川県B級)

■講習内容 及び ミーティング内容

潮見 対 丸亀南《男子》

・両チームとも一度、吹いたことがあるチームだったので、両チームの特徴を簡潔にパートナ 

 ーに伝え、情報の共有を図った。

・アウト・オブ・バウンズの時、責任ラインのレフリーが確認できなかった場合の対処方法

 

ゲーム主任より

   第2ピリオドの時に、潮見のOFがエリア3・4付近からエリア5へミドルドライブを仕掛けた際、丸亀南のDFが遅れてコースに入り接触がおこったケースがあった。リードから遅れ気味に笛を鳴らしていた。本来はトレイルから鳴らすほうが良いケースであり、リードからだとクロスコールになってしまう。ファールではあったが、トレイルがどう見ていたのかを確認する必要がある。ミニのゲームは競技時間とインターバルも短いので、ハーフ・タイムの時に、パートナーがどのように見ていたのか、判定基準のすり合わせ、また視野の分担や視野の引継ぎのなど話し合って再確認するよう指導をいただいた。

 

☑ ゲーム

ゲーム  主審 木村 晃伸(報告者)    副審 森 捷平(高知県B級)              コート主任 山西 秀治氏(香川県B級)

■講習内容 及び ミーティング内容

久米 対 岡豊《男子》

・ゲームの早い段階でこちらの基準を示すこと

・視野の分担、視野の引継ぎなど

 

ゲーム主任より

   ゲームを通して、取り上げていたものに関して違和感はなかった。第4ピリオドの時に、エリア5でダブルホイッスルがあり、リードはショットファールを、トレイルでは3秒ヴァイオレイションとお互い異なる判定をしたケースがあった。ショットファールで処置をしたが、お互い異なるシグナルを出しており、もしベンチからのアピールがあった時に説明ができるのか?本来、ペイントエリア内での3秒の判定はリードの役割では。リードとトレイルの役割を再確認すること、常にパートナーの位置を把握し、どこを見ているかを確認しておけば防げることなのではと指摘をいただいた。

所 感

   四国ミニバスケットボール大会は、今回で三回目の参加であり、二日間で四試合を吹かせていだだきました。

   今回の講習会のテーマは『プライマリーを強く意識すること』でした。大会を通じて、プライマリーに対する自意識がまだまだ足りていないことを痛感しました。

   講師の柏原先生からは、これからの2POが将来的には3POにつながるよう実戦と経験を積んでいくようにとアドバイスをいただき、同じく講師の阿部先生からは位置取りやアングルの取り方など細かな指導をしていただきました。

 愛媛国体まで、あと1か月余りとなり、本番まで実戦を吹く機会も限られてきました。今回学んだことを残り限られた期間の中で実践し、本番までしっかり準備をしていきたいと思います。

   このたび、四国ミニバスケットボール大会に派遣させていただき、愛媛県バスケットボール協会並びに県ミニバスケットボール連盟のみなさまには深く感謝申し上げます。


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