愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

【研修会報告】YOC (Young Officials Camp)2012報告(再掲)

2012年10月23日 | 研修会報告
標記の件について、掲載漏れがありましたので
再掲します。

派遣審判報告

1.報告者:坂田 一也
2.大会名:YOC (Young Officials Camp)2012
3.講習日程:平成24年8月10日(金)~8月12日(日)
4.会場:埼玉県立スポーツ研修センター・上尾運動公園体育館
5 講師 吉田正治氏  山崎人志氏  渡邊整氏  吉田利治氏 安西郷史氏 高城邦弘氏
      岩田千奈美氏 前田喜氏  関口知之氏 小澤勤氏 吉田憲生氏
     Petr Sudek氏
6.参加者
青森(2) 秋田(2) 岩手(1) 新潟(2) 茨城(1)
埼玉(2) 東京(10)千葉(2) 神奈川(2) 山梨(2)
長野(2) 愛知(1) 岐阜(1) 富山(1) 滋賀(1) 
京都(1) 大阪(1) 和歌山(1) 奈良(1) 兵庫(1)
鳥取(1) 岡山(1) 島根(1) 広島(1) 香川(2)
愛媛(1) 福岡(1) 佐賀(1) 大分(1) 熊本(1)
計48名 (男28名 女19名)

7 宿泊場所 埼玉県立スポーツ研修センター リオ北上尾


<講義1> 「English Communicationへの取り組み」
講師 野村考一 (国際渉外部副委員長)

 ボランティアは日本語、英語では意味が違う。我々が活動している審判もボランティアの一つでもある。無償で、見返りを求めない事。英語では志願兵であり自発的である。なぜこのYOCに参加したのか、自ら進んで」きたならば積極的にこの研修に取り組んで欲しいと始まり、海外の人と話をするときは、意志表示をする。コミニケーションの第一歩は反応する、意志表示する事が大事である。相手が言ってる事が伝わってるのか伝わってないのか日本人はリアクションをしないから、どっちなのか分からないので意志表示をし自分の意見をしっかり伝える。相手の聞かれた事を理解できてなかったら、繰り返して聞く、(言う)。自分の感情をどう出すか、一言で伝える方法もある。
 英会話を始めるには、自分の事も勉強しないといけないし、英会話が慣れる為にわ、耳から慣れる事が大事だと教えてくれました。

<講義2> 「ルールについて」(DVD講義)
平野彰夫 規則委員長

この講義はDVDを見ながら判定の良し悪しを編集したものをみていきました。 ルールブック・マニュアルは徹底して正しく使わないといけないと言われて世界でも共通なシグナルなのでマニュアルにないシグナルは使わない。
普段しているstop clockを手を挙げずに笛を鳴らしディレクション方向を指すだけになってたりエンドスローイン時フロントコートではリング側に立ちバックコートでは、外側に立つなど、立ち位置を気にせず、普段何気なくやってしまっているところもあり、再度確認し認識しました。straight lineで判定してしまうのは、4原則の中にオールウェイズ・ムービングが出来てなくより良い位置でスペースを見れずに、判定している。straight lineでの判定は選手、ベンチの信頼を失ってしまう。

<講義3>
  Petr Sudek氏

なんの為に動くのか?スペースをとらえるのが一番大事で、審判がボール、選手に合わせるプレイヤーの邪魔にならないようにポジションをとりスペースウォッチする。 バスケットで一番大事なのはシュート、シュートをうちにいく時スペースをみるにはぺネトレイトする。 常に動いて見に行く姿勢を習慣づける。早いトランジションになってもBOXing in。リードは誰よりも早くいく。判定するときは、stayして判定できるようにする。頼れる審判は相手しかいないので絶対に助けてあげる、パートナーとの協力をカンファレンスで話をしておく。時計が止まっているときは慌てないで確認をしっかりする。
<実技> 高校生男女のモデルゲームを使い実技講習
第二試合:10:15 草加vs松山 (男子)
主審:坂田一也
副審:内海建太郎
主任:山崎人志 氏 Petr Sudek氏

1対1を見る姿勢は出来ているが、次のプレーのヘルプDFがきたときの予測が出来ていない時があり、判定出来てない場面がある。低い姿勢になり構えすぎないように見る事。構えて見ていると視野が狭くなってしまうと指摘されました。 5番エリアでは、stayしない。4.・6エリアで下がりすぎない。下がりすぎると支柱で反対サイドが見えなくなってしまう。 リードでは、センタープレーが起きる前のポジション取りから視野をあてておく最初を見逃さない判定の事でなく動き方やポジションの取り方、視野のあてかた、姿勢。 特にリードでは積極的にプレーを見に行く事、右に行く、細かく動く、スペースをとらえるように足を運び見に行く事の重要性を教えてもらいました。
<実技> 2012/8/12(日)
第一試合:9:30 新総和国vs春日部東(女子)
主審:坂田一也
副審:山口和也
主任:吉田正治 氏  渡邊 整氏

この試合では、右にいきすぎてブラインドになってしまってる場面がありstayしていれば良かった右にいくのに予測不足だったりして逆をつかれてしまった。、DFの動きをみて右に行くかどうか判断するようにしたらいいと教えてもらいました。 プレイを判定していくなかで、良い位置で判定していても全体の流れをみてOF,DFどちらに責任があるのか、次のプレイへの影響があるのか理解し判定する。右にいく意味を考える事、プレイ全体の流れや質を理解していかなければならないと感じました



全体を通しての感想
 この研修では、マニュアルの徹底:ルールの理解の重要性を感じました。基本のシグナルやマニュアルにあるコールを徹底して習慣化するように強く意識していこうと思いました。
全国各地から目標・意識を高く持ったレフリー達が集まり、このような講義・実技が受ける事ができ、3日間とても充実してました。このYOCで学んだ事・経験したことは忘れる事なく継続し日々努力していきたいです。
最後になりましたが、YOCを開催・運営していただいた皆様、講師の皆様に深く感謝し御礼申し上げます。今回このような機会を与えてくれました、堀内審判長始め審判部の皆様のご協力ご声援、深く感謝し御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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