前ツインズのヨハン・サンタナ投手(28)が1日、ピッチャーでは史上最高の1億3750万ドル(約148億円)の6年契約でメッツと基本合意した。身体検査を受け、2日にも正式発表される。
総額ではジート(ジャイアンツ)の7年1億2600万ドルを、年平均2292万ドル(約24億5000万円)もザンブラーノ(カブス)の1830万ドルを塗り替え、投手1位に。野手を含めても年平均はヤンキースのロドリゲス内野手が昨年12月に交わした平均2750万ドルに次ぐ歴代2位の超大型契約となった。最後までもめたのは7年目(2014年)の契約で、結局オプションとなり、それを含めると1億5000万ドルを超える模様だ。
サンタナは04、06年にサイ・ヤング賞を獲得した左腕。今季終了後、FAの資格を得るためツインズは4年総額8000万ドル(約85億6000万円)をオファーしたが、物別れに終わった。
8年ぶりのリーグ優勝を目指すメッツは、ドミニカ共和国出身のマルチネス、キューバ生まれのヘルナンデス、米国出身のメイン、メキシコ生まれのペレスに、ベネズエラ生まれのサンタナが加わって国際色豊かな先発ローテーションとなる。
こうなると馬鹿らしくて日本のプロ野球なんかでやってられないね。ちなみにアレックス・ロドリゲスは2007年10月28日、ヤンキースとの残り3年の契約オプションを行使しない事を表明し、正式にフリーエージェントとなったが、10年総額2億7,500万ドル(約309億円)、出来高払いを含めると3億ドル(約330億円)で残留した。