東京ディズニーリゾート、2年連続入園者減 万博など影響
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは3日、平成17年度の東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の合計入園者数(速報)が前年度比1.0%減の2476万6000人となり、2年連続で減少したと発表した。2年連続の前年割れは、昭和58年のTDL開業以来初めて。
半年間で約2200万人を動員した愛知万博のあおりを受けたほか、記録的な寒波に見舞われたことも響き、客足が伸び悩んだ。
昨年7月には、平成13年9月のTDS開業以来初めてとなる新アトラクションを開設。16年度を上回る動員が期待されたが、「万博の集客力が予想以上だった」(オリエンタルランド)という。
他のテーマパークが苦戦する中、同社は抜群の集客力で“独り勝ち”を続けてきたが、成長神話に陰りがみられるとの指摘もある。同社では「今年度は9月に予定する新アトラクション開業やTDS開業5周年イベントで盛り返したい」としている。
これって本当に万博の影響だけなのかな?子供の人口が減少していることや格差社会が拡大していることなど、社会構造の変化が根本にあるんじゃないかな?今後の動向に注目です。