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健康的食生活のための情報を発信です。
1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[ノロウイルス]食生活について語ろう

2024年12月12日 | 美容ダイエット

・ノロウイルスNorovirusのろういるす
  ノロウイルスは、食品中で増えず、汚染ウイルス量も少ないため、食品からの検出は非常に困難でした。
ノロウイルスのヒトに対する最小ウイルス感染量は100個以下との報告があります。発症者においては、糞便に1g当たり10億個以上、おう吐物に1g当たり100万個程度のウイルスが存在します。さらにノロウイルスに感染しても症状が現れない「不顕性感染者」もいます。

DNA遺伝子を増幅する高感度な方法(RT-PCR法Reverse Transcription -Polymerase Chain Reaction)逆転写ポリメラーゼ連鎖反を開発したことにより、食中毒Food poisonings の原因と推定される食品から直接検出できるようになりました。
RT(Reverse Transcription:逆転写反応)の頭文字RTがPCR法の前に付けられPCR法は、DNA遺伝子の一部分を試験管内で増幅する方法です。
ノロウイルスの遺伝子はRNAで、そのままではPCR法を行うことができないので最初に逆転写反応(RT)によりRNAから相補的DNAを合成し、その後にPCRを行う検査です。ノロウイルスの他にインフルエンザウイルス、SARSコロナウイルスなどのRNAウイルスの検査に使われています。

食中毒事例におけるカキ、シジミ、タイラ貝、ホタテ貝、ウチムラサキ(おおあさり)などで二枚貝の関与と関連食品からのノロウイルス検出が多く見られています。
食中毒としての事例が多い牡蠣は、主に蓄積する消化器官全体を含み生食するためと思われます。
二枚貝の関連がない食中毒事例では、食材の調理過程でのウイルス汚染が考えられます。
  感染性胃腸炎患者からのウイルス・細菌検出状況では、年齢群別では、10歳未満の報告数がほぼ80%を占めています。
ノロウイルス、サポウイルス、アストロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、サルモネラ、カンピロバクター、毒素原生大腸菌(ETEC)、ビブリオ・フルビアリスなどを主に検出しています。
ノロウイルスは、11,12,1,2,3,5月に検出しており、決して冬場だけとは限らないようです。加熱が充分でなかったりすると、近年では年間を通して食中毒の危険性があるのです。
刺身などの生食と、さらに二次汚染には注意が必要です。
特に手洗い、調理器具の取り扱いは、丁寧に慎重に行いましょう。
ウイルスに感染しているヒトがノロウイルスなどをトイレの床・便座・便器・水洗レバー・ドアノブ・スイッチに付着させた場合、次に使用するヒトを汚染させてしまいます。
トイレに充満した糞便の微粒子がトイレの中からヒトが退出する時、ヒトの身体にまとわりついて汚染源となることもあります。
清掃・消毒は、次亜塩素酸ナトリウムなどによる消毒剤を用いるのが最も効果的です。アルコール消毒は効果ないといわれています。

食中毒の発生しやすい二枚貝の生食摂取、夏場、不特定多数のヒトが使用しているトイレ、外出後では、丁寧な手洗いが必要です。

 

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[ヒスタミン]食生活について語ろう

2024年12月11日 | 美容ダイエット

・ヒスタミン

今月(12月)4日に学校給食による食中毒の報道がありました。カジキのフライからヒスタミン検出です。長野県白馬村の小中学校で、3校600食の給食で体調不良を訴え原因は、「ヒスタミン」による食中毒とのことです。 患者は、12月4日に提供の給食で3校の児童生徒・教職員、合計46人に微熱、発疹、頭痛、下痢などの症状を訴えたようです。保健所では原因の食品は「フィッシュチリソース」で、加熱後のカジキから「ヒスタミン」の検出がありました。                      

保健所によると、カジキの常温解凍の時間が長すぎたことで菌が増殖しヒスタミンの生成が促されたのではないかとしています。保健所は、できるだけ早く調理するよう呼びかけています。学校給食センターは 、10日まで2日間営業を停止しています。

ヒスタミンについて掲載しています。

 

 

[ヒスタミン]食生活について語ろう - gooブログはじめました!

・ヒスタミンHistamineひすたみん動植物の組織に広く存在しアミノ酸のヒスチジンより合成しているアミンの1種。大部分が皮膚、粘膜にある肥満細胞(化学物質、ヒスタミンな...

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[葛藤]食生活について語ろう

2024年12月11日 | 美容ダイエット

・葛藤 つづらふじ
  ツヅラフジ科、落葉性の低木、蔓(つる)植物で関東南部以西の山地にみられ、蔓で他に巻きついて成長する。葉は広卵形または円形で柄が長く、互生し雌雄異株で、夏、円錐花序に淡緑色の花を咲かせる。
ツヅラ(葛)もフジ(藤)も、つる性で、かずら(蔓・葛)であり、蔓はかごを編む材料となり、衣服などを入れる蓋付きのかごが作られていた。別名オオツヅラフジSinomenium acutumで有毒で成分は、アルカロイドのシノメニンSinomenineとされ根や茎を乾燥したものを漢方で防已(ぼうい)といい浮腫、利尿や神経痛、リウマチ、関節炎に用いた。

 

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[蓮の実]食生活について語ろう

2024年12月10日 | 美容ダイエット

・蓮の実Lotus seed  はすのみ
  ハス科、インド原産。タイ、ビルマ、中国を主産地としている。蓮の実は、未熟な緑色の皮で柔らかいうちの種子(白:子葉・ハスの実)は甘味があり生で食べられるという。
1951年に千葉市検見川で弥生時代、2000年前の地層より蓮の実が発見され、見事な花(大賀ハス)を咲かせたのは有名でよく知られる。
夏季に咲く一本の花の寿命は約4日ほどで花弁が散った後に中央部の花托が成長を始めこの部分は蜂の巣に似ているのでハチスとも呼ばれ2週間ほどで未熟な種子が見られる。
未熟の実は柔らかく、その後一月ぐらい掛け10月の秋には、表面が黒味を帯び硬くなって完熟したものの殻をはいでさらに乾燥させて食用とする。ハチスが変化しハスという名称になったという。
保存食として利用でき市販のものは堅い殻をむいて薄黄色のつるつるした蓮の実となっている。水に浸し軟らかくしもどしてから主に中国料理のスープ煮、粥に使われ又あん(ハスの実甘納豆、月餅)にしたり、シロップ漬け、白木耳と薬膳デザートにしている。
ハスの実の芯の部分を集め、お茶にして飲まれる場合もある。
乾物で蛋白質を19.1g(未熟生5.9g)、脂質1.4g(0.5g)、炭水化物62.6g(14.9g)/100g中に含む。漢方では、蓮子(れんし)といい滋養強壮、造血、利尿、不眠症、ストレスなど、精神を安定させるとして用いる。

 

 

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[紅玉]食生活について語ろう

2024年12月09日 | 美容ダイエット

・紅玉Jonathan こうぎょく
  バラ科、国光とともにアメリカから明治4年に最初に導入の品種で、重さ200gぐらい、果皮が赤く、りんごらしい林檎といわれる。
春になると、白または薄紅の花を咲かせる。果実は鮮やかな濃い紅色で、かつて千成(せんなり)と呼ばれ枝に沢山成っている姿は鮮やか。

1970年以前はリンゴの主流を占めていたが、現在では激減している。主に青森県で産出、収穫は10月頃で、貯蔵し翌年の春過ぎまで流通する。甘酸っぱさがあり、料理、加工用によく使われることが多く、小ぶりでコンポート(りんごの甘煮)、アップルパイ、ジャム、焼きリンゴ、ジュースによい。



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[うどん]食生活について語ろう

2024年12月08日 | 美容ダイエット

・饂飩Noodles うどん
  うどんの歴史は、古く紀元前6世紀にもさかのぼってアジアで作られていたという。日本には奈良時代に中国の唐より伝来し当時は煮て食べることから温飩(うんどん)と呼ばれそれが変化したのを語源としている。乾麺が製造されるようになったのは、明治に入ってからで比較的新しい。製法は、板状にしたものを細く切る、ひも状に引き伸ばす、圧力をかけて細い管から押し出す方式の3種にわけられる。製品としては、インスタントカップ麺、茹で麺、生麺、乾麺が、その種類は、太麺、細麺(角・丸)、冷麦、素麺、ひもかわ、きしめんがある。中力粉に食塩水を加えこねて伸ばして製麺機にかけて作られるのが一般的に行われている。食感をよくするのに強力粉を混ぜることもある。

うどんは、粘ちょう性、弾力性のあるものが好まれる。腰の強いうどんのなかには、日本では栽培の難しい輸入物の強力粉が使われのどごしのよいつるつるとした食感を出している。小麦の通常アミロース(でん粉)の割合は27~29%だが改良によりアミロースの割合が少ない品種では、このことによりうどんに粘りがでて美味しくなる。さらにタピオカでんぷんは糊化開始温度が低く、早く糊状になり茹でる調理時間が短くなることからタピオカでんぷん入りのうどんも見かける。

干しうどん100g中エネルギー348kcal、水分13.5g、蛋白質8.5g、脂質1.1g、炭水化物71.9g、灰分5.0g(Na1700mg)を、ゆでうどんとすると100g中エネルギー126kcal、水分70.0g、蛋白質3.1g、脂質0.5g、炭水化物25.8g、灰分0.6g(Na210mg)程度であり、茹でると2.7倍位の重量になる。

煮込みうどん、焼きうどんは、加熱時間が長いので太めのこしの強いうどんを使うことで弾力性を損なうことなく食べられる。つけ汁によってもうどんの美味しさに影響するのでだし、具にも工夫がこらされる。秋田の稲庭(いなにわ)うどん、名古屋のきしめん(ひもかわ)、香川の讃岐(さぬき)うどんが全国的に有名でよく知られる。

 

  


[葡萄糖]食生活について語ろう

2024年12月07日 | 美容ダイエット

・葡萄糖Glucose ぶどうとう
  発見者はドイツの化学者Andreas Marggraf(1747年)が単離、Glucoseという名前はギリシャ語の「甘い」(glykos)からとしている。日本語ではぶどうから発見されたためブドウ糖と呼ばれる。
主に果物に多く含まれる糖質。やや水に溶け難く、吸湿性があり、加熱で着色しやすい。蔗糖(砂糖)の甘さを100とするとブドウ糖は、50~60の甘味度を示す。動植物に非常にひろく分布し植物では殆どすべてに存在する。
ブドウ糖は、単糖類(六炭糖Hexose)であり果糖などと共に二つ以上の糖と一緒にくっついて炭水化物の構成成分ともなる。ニ糖類(蔗糖・乳糖・麦芽糖)、三糖類(ラフィノース)、四糖類(スタキオース・スコロドース)、多糖類(デンプン・デキストリン・グリコーゲン・セルロース・ペクチン等)が加水分解によって最終的にブドウ糖を生ずる。
工業的には、デンプンを主な原料として使われ精製ブドウ糖の製造がおこなわれている。
人体では血液中に0.1%程度存在し0.17%以上になると尿中にも排泄し継続して数十年に及ぶと体調に不調を訴えてくる。通常人の血液中に0.1g/dl含まれており空腹時それ以上に成ると糖尿病が疑われる。糖質の吸収は、単糖類まで分解(人体で消化吸収されないものもある)して吸収している。ブドウ糖は、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられエネルギー源として脳の活性化に重要な働きをする。
グルコースが代謝されるときには、リン酸化され変化していく解糖作用を受けピルビン酸、酸素の少ない時は乳酸になってTCAサイクル(循環経路)に入ってエネルギーを発生しながら二酸化炭素と水に分解する。


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[搾菜]食生活について語ろう

2024年12月06日 | 美容ダイエット

・搾菜Pickled mustard plant tuber ざーさい
  中国四川省(しせんしょう)で1900年頃より作られ始めた特産の漬物アブラナ科からし菜[大芥菜(ターチェツァイ)]の変種[青菜頭( チンツァイトウ)]で茎用からし菜類に属する肥大した塊茎(かいけい)に突起を生じた漬物。

9月に種まきし、11月には、葉も食用とし翌年の12月に茎がコブ状に大きく肥大してきた頃に漬物用とし収穫される。肥大した茎を割って干し、塩で2度漬け、香辛料(生姜、実山椒、唐辛子粉、にんにく、ウイキョウ、シナモンなど)で漬け込み、1ヶ月ほど熟成させる。

食塩濃度13%以上、水分含量65%以下で長期保存できるが空気に触れると傷みやすい。特有の風味と食感がありそのままスライスし漬物として、千切りで炒め物、スープ、煮物に利用する。日本へは、中国からの輸入物が多い。

 

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[アセトアルデヒド]食生活について語ろ

2024年12月05日 | 美容ダイエット

・アセトアルデヒドAcetaldehyde あせとあるでひど
  エチルアルコール(アルコール、エタノール、酒精〈酒〉)の酸化生成物で、無色、果実臭のある引火性の液体。神経系への作用としてアセトアルデヒトは、神経伝達物質であるカテコ-ルアミンCatecholamine(ノルアドレナリンNoradrenaline やアドレナリンAdrenaline)を放出させる。

アセトアルデヒドはさらにアセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解さらに無害な水と炭酸ガスに分解する。長期にわたる大量飲酒は、種々の慢性障害を起こす原因となる。

アルコールを飲んだときに起こる赤ら顔、吐き気、頭痛、心悸亢進、その他の一過性の症状はアルコールの直接作用によるものでなく、アセトアルデヒトが原因としている。飲み始めに血糖値が上がることもあるがこれはアルコールやアセトアルデヒドが交感神経や副腎に作用してカテコールアミンを分泌させ、グリコーゲンの分解が盛んになって一時的な過血糖が起ることによる。下がるのも早い。

タンパク質、ナッツ類をとると吸収を遅らせ胃の粘膜を保護してアセトアレデヒドの吸収を弱くすることができる。

 

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[シリアル]食生活について語ろう

2024年12月04日 | 美容ダイエット

・シリアルSerial しりある
   とうもろこし・小麦・玄米・大麦、燕麦等の穀類を圧扁、成型、膨張、焙焼(ばいしょう)等により加工したものを主原料としている。

必要に応じてビタミン類・野菜・果実・ナッツ等を加えて製造したもので、コーンフレークとしてはアメリカのケロッグによって1906年に製品開発している。主に朝食用に牛乳等を加えて加熱、又はそのままで食事とする「オートミール」、「コーンフレーク」、「ミューズリー」、「グラノーラ」などがありミネラル食物繊維の摂取によい。

乾燥果実としてパパイヤ、レーズン、りんご、いちごなど、さらにナッツ類のアーモンド、ピーナツ、胡桃などを加えるとさらによい。

 


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[糖質]食生活について語ろう

2024年12月03日 | 美容ダイエット

・糖質Saccharides とうしつ
  糖分を含む物質でその誘導体の総称。甘味をもつ炭水化物でブドウ糖、果糖、乳糖、蔗糖など可溶性無窒素物で単糖類、少糖類、多糖類に分類し広義では炭水化物と同じ意味に使われる。
食品成分表では、100gから水分、たんぱく質、脂質、灰分を差し引いて炭水化物としている。現在は、消化できるものを糖質、消化できないものを食物繊維と呼び、炭水化物を、大きく2つに分類する考え方もある。

 

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[唐鼠餅]食生活について語ろう

2024年12月02日 | 美容ダイエット

・唐鼠餅 とうねずみもち
   モクセイ科、 中国原産。常緑で高さ5m程になる小高木ネズミモチとともに生垣(いけがき)や庭木として、7月ごろに白い小花が集まって多数咲く。
11月頃に果実は黒紫色に熟し、これを乾燥して女貞子(にょていし)という生薬で強壮作用があるという。漢方では肝や腎を補い、腰や膝を強め足腰の筋力低下・視力低下・かすみ目などに用いる。女貞子酒も滋養・強壮の薬用酒として知られる。

 

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[12月の食の記念日]食生活について語ろう

2024年12月01日 | 美容ダイエット

・12月の食の記念日December food anniversary 12がつのしょくのきねんび
  食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。今年1月より再配信させていただき一応今月号で最終号となりました。
 ということで、今月は、12月に記念日が設けられている食・食品についてです。

12月

1~28日年末食品等監視強化月間 年末食品一斉取締り月間
  厚生労働省で年末における食中毒発生防止及び違反食品流通防止等のため制定している。スーパー、食品販売店、食品製造施設などを対象として衛生状態の監査指導、食品検査を実施し不良な食品の発見、排除に努めている。

2日ビフィズス菌の日
  日付は、1890年12月2日、フランスの小児科医アンリ・ティシェ氏が、生物学会でビフィズス菌の発見・発表にちなむ。江崎グリコ(株)により制定。

2日 デーツの日
  ナツメヤシの種子を除いて乾燥させたものがデーツとしておもに日本の市場に出回る。12月の英語でDesemberと数字の2の組み合わせで、「デー(D)ツ(2)」の語呂合わせの由来で2020年にオタフクソース株式会社が制定。

8日 有機農業の日
  平成18年(2006年)12月8日に、「有機農業の推進に関する法律」(有機農業推進法)が成立し、2016年の10周年に記念し「有機農業の日」として制定。有機農業について考え、普及の取り組みをしている。農を変えたい!全国運動関西地域ネットワークが制定。

10日 世界人権デー
 「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が、1948年(昭和23年)のこの日、パリで行われた第3回国連総会で採択、1950年(昭和25年)の国連総会で制定した。
日本では法務省の人権擁護機関で、10日を最終日とする12月4日から12月10日までの一週間を「人権週間」として、この週間を中心に、広く国民に人権尊重思想の普及を図ることを目的とし、講演会の開催、街頭啓発活動をおこなっている。

10日 アロエヨーグルトの日
  1994年のこの日に当時、ブームだったナタデココに代わる次世代の食材を探す過程で日本で初めてヨールグルトに、胃腸にも良いとする健康維持にアロエ葉肉入り発売の日にちなみ森永乳業株式会社で制定する。

12日 明太子の日
  日本で初めて明太子という言葉が新聞に掲載の1914年12月12日にちなみ辛子明太子を全国に広めた前田海産株式会社が制定している。

13日 ビタミンの日
 鈴木梅太郎博士が、脚気を予防する成分(抗脚気因子)を米糠より取り出し、アベリ酸と命名、1910年(明治43年)年12月13日、東京化学会で発表したことから、この日を日本ビタミン学会が2000年(平成12年)9月に制定し、ビタミンの日制定委員会が設けられている。
注:アベリ酸は、後にオリザニンと改称され、ビタミンB1と同じであることを証明している。平成12年(2000年)9月に12月13日に制定する。

17日「明治ブルガリアヨーグルトの日」
  ヨーグルトの本場ブルガリアから認証のたヨーグルトとして、1973年(昭和48年)の12月17日に発売していることから明治によって制定している。

20日 ブリの日
 ブリは漢字で魚篇に師と書き、「師」は旧暦12月の師走(しわす)にちなみ、寒鰤ともいわれブリの旬は12月と、「ぶ(2)り(0=輪)」の語呂合わせで、FM長野の番組の中で提唱され制定している。

21日(冬至) はんぺんの日
 冬至の日に「ん」が2つ以上含まれる食べ物を食べると無病息災に過ごせるという言い伝えを由来に東京都蒲鉾水産加工業協同組合が制定。

22日 スープの日
  温かいスープがおいしくなる季節である時期であり「いつ(12)もフーフー(22)とスープをいただく」という語呂合わせが由来で1980年(昭和55年)に設立の日本スープ協会が制定した。


27日 寒天発祥の日
  京都市伏見区が寒天発祥の地であることをアピールし、啓発活動で寒天の発祥を後世に伝えていくことなどが目的とし12月末ごろに初めて寒天のもとになるものが作られたと考えられ、さらに「伏見(243)」を24+3で27日にみたてたことが由来で伏見寒天記念碑を建てる会が制定する。



31日 蕎麦の日
 大晦日にそばを食べる習慣があることから 年の締めくくりは、12月31日は「年越しそば」で終わる。 月末に商人が縁起ものとしてそばを食べていたことから日本麺類業団体連合会が毎月最後の日は「蕎麦の日」にしようと制定している。


月に関係なく、毎月その日を食の記念日としています。


毎月1日・15日あずきの日
毎月1日釜飯の日
毎月3日~7日さかなの日
毎月3日くるみパンの日
毎月3・4・5日みたらし団子の日
毎月5日チーズケーキの日
毎月5日たまごの日
毎月6日メロンの日
毎月6日手巻きロールケーキ記念日
毎週日曜日インスタントラーメンの日・パスタの日
毎月7・8日生パスタの日
毎週第1日曜日ミカンの日
毎週金曜日カレーの日
毎月8日果物の日
毎月8日ホールケーキの日
毎月8日カレーパンの日
毎月8日・18日・28日の日
毎月9・19・29日クレープの日
毎月9日くじらの日
毎月10日パンケーキの日
毎月10日魚の日
毎月10日🦑イカの日
毎月10日植物油の日
毎月11日の日
毎月11日スパイスの日
毎月12日豆腐の日
毎月12日パンの日
毎月13日一汁三菜の日
毎週第3日曜日の日
毎月15日お菓子の日
毎月15日京野菜の日
毎月15日惣菜の日
毎月15日中華麺の日
毎月15日の日
毎月16日十六茶の日
毎月16日トロの日
毎月17日いなりの日
毎月17日減塩の日
毎月18日ホタテの日
毎月18日米食の日
毎月19日食育の日:食(しょく)が「しょ→初→1、 く→9」 が 「19」 を連想させることより第1回目の食育推進会議が平成17年(2005年)10月19日に開催されたこと に由来する。
毎月19日いいきゅうりの日(4月を除く)
毎月19日シュークリームの日
毎月19日松坂牛の日
毎月20日ワインの日
毎月20日シチューライス記念日
毎月20日発芽野菜の日
毎月21日漬物の日
毎月22日ショートケーキの日
毎月22日カニカマの日
毎月23日天ぷらの日
毎月23日乳酸菌の日
毎月24日ブルボン・プチの日
毎月24日鰹節の日
毎月25日プリンの日
毎月26日プルーンの日
毎月27日ツナの日
毎月28日の日
毎月29日肉の日
毎月30日サワーの日
毎月30日味噌の日
毎月30日EPAの日
毎月31日菜の日
毎月31・最終日そばの日

 



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[パスタ] 食生活について語ろう

2024年11月30日 | 美容ダイエット

・パスタPasta ぱすた

  イタリア語でパスタは小麦粉をこねて作った食品を総称し、スパゲッティを含めマカロニなど練り物のことをさしています。日本では主にイタリア料理に使われている硬質のディラムDurum小麦を使ったセモリナ粉の小麦粉で作られた製品のことを一般にパスタといっています。 
パスタはイタリア語で「麺類」の意味でもいいますが、イタリアにはさまざまな形のパスタがあり、全部で数百種類ともいわれています。ショートパスタともいい、その用途によってさまざまな形状があり、やはりそれぞれに名称があります。
スパゲティは小麦粉で作られる、細いひものように麺になっているものでパスタの麺はスパゲティということになり『紐・糸Spago』という意味をもつスパゲッティは、イタリアでは直径が2mm前後の細長い麺のことです。スパゲティはそのパスタの中の一種なのです。私たちの、なじみの細い棒状のパスタは「ロングパスタLong pasta」、サラダなどに使うマカロニは「ショートストパスタShort Pasta」に分類します。細い麺になった長さが25cmほどのパスタであるロングパスタでもその太さによって名前が変わります。まずスパゲッティSpaghettiは太さが2mm程度のパスタであり使い勝手が良く、どんなソースにも合うのが特徴です。2mmより太いパスタはスパゲットーニSpaghettoniといいます。

パスタが歴史上に初めて登場したといわれる時期は、紀元前にさかのぼると言われ、そのころは、小麦粉で練った生地を茹でる、スープに入れる、焼く食べ方であったようです。古代ローマ時代に存在したテスタロイTestaroiは穀物の粥状を薄く焼いたもので、ピッツァやラザーニャの原型に近いものと言われます。12世紀には、すでに乾燥パスタの大規模な製造が現在のイタリア国内のシチリアでは行われていました。13~14世紀のイタリアでは、パスタは一般家庭に普及するようになり、15世紀にはスパゲティの元祖ともいえる棒状の乾燥パスタがつくられていました。
そして16世紀には圧力機が出現し、それまでの手づくりから、一部機械を利用した押し出し方式の製法に変わります。
パスタが人気になった時期は17~18世紀頃に入ってからで1492年のコロンブスによる新大陸からイタリアにトマトが上陸したのは16世紀、品種改良によりパスタ料理に使われるトマトが作られるようになったのは17世紀です。 パスタのトマトソースとして使われ、特にナポリのパスタは、よく知られるようになりました。

ナポリ料理の大きな特徴は、新鮮な魚介をふんだんに使うことと、トマトが味の決め手になります。どうやら日本のナポリタンはこの「トマトが味の決め手」という部分に注目して昭和20年代に横浜のホテルニューグランドで考案したといわれている「ナポリタン」のトマトソースで絡めた日本料理が作られたように思われます。

日本にパスタが伝わったのは明治16年(1883年)頃、 フランス人神父が製造したのが最初といわれています。
 その後 、昭和初期から少しずつ国産化が始められましたが、まだまだ珍しいものでした。終戦後にアメリカから輸入の小麦は薄力粉となる軟質小麦で従来の日本産の小麦も軟質のものであり、必然的に日本のパスタは薄力粉で打ったコシのないものでした。一般化したのは、イタリアから全自動式パスタ製造機を輸入し大量生産されるようになった昭和30年代以降のことです。

初めて輸入したデュラムセモリナを100%使った業務用商品が販売されたのは昭和36年、昭和40年からは日清製粉の工場でデュラム小麦をセモリナに挽くことができるようになり、それ以降、家庭にもデュラムセモリナを利用したパスタが浸透していくことになります。

 硬質小麦Hard wheatは、小麦の粒の硬いもので大粒で粒を切断すると切り口が半透明でガラス質小麦ともいわれています。
栽培は比較的低温、乾燥した地域がよく、主に地中海沿岸で春播きで栽培し粒が赤い色をしています。でん粉質が少なく蛋白質が12~15%と多く、強力粉としてスパゲティ(デュラム小麦)、製パンに向いています。日本での栽培は難しく、おもにアメリカ、カナダからの輸入に頼っています。
パスタは麺の形をしていないものもあり、JAS規格では、スパゲティ、マカロニともにマカロニ類としています。マカロニ類の日本農林規格(JAS規格)においては、小麦にはデュラム小麦のみを使用し、成形した後、熟成乾燥したものを対象とし、マカロニだけでなくパスタ類全般が含まれるとする規格です。
スパゲティ、マカロニ(棒状又は帯状のものをのぞく管状、英字、シェル、ホイール状など)、バーミセリーVermicelli (太さ1.2mm未満の棒状)、ヌードルNoodle(帯状)、ラザニアLasagna (幅広の板・リボン状又はその料理名)、ラビオリRavioli (中に肉を詰めたもの)、ニヨッキGnocchi(卵、牛乳、チーズなどを練り合わせ棒状、貝形などにしたもの)など形態、種類がおおく数百種以上あるといわれます。
スープ、サラダ、付け合せに、日本では、スパゲティーミートソースとして主食と用いたりしています。黄色は、色素キサントフィル(カロテン)によるものです。

パスタにはいろいろの形、料理法があります。
◇スパゲティSpaghetti は、棒状で高圧で鋳型より圧出、押し出して直径1.2mm以上の麺として口当たりがつるつるとしてなめらかで、歯ごたえのある食感、腰の強い茹でで煮崩れしません。
スパゲティが最初に作られたのは、イタリアの説が有力なのですが麺としては紀元前から開かれているシルクロード経由で1800年ほど前の後漢末時代に作られている湯餅(タンピン)・索餅(ひも状のうどん)の中国説とほかにもあり定かではありません。
名前は、イタリア語のスパゴSpago (糸)に由来するといいます。たん白質13%と乾麺(うどん・ソーメン・中華麺類)9%に比較し多く含みます。
熱湯で10分程度茹で、余熱を考慮し少し歯ごたえがあるほうがよく、アルデンテal dente(イタリア語:わずかに芯が残っているゆで加減)といい、茹で上がったらサラダ油、バターをまぶしておくと麺同士がくっつかなくてよいでしょう。熱いうちにソースをかけるなり、あえるなりしていただきます。

スパゲティミラノ風:茹でたての熱いうちにバターとおろしチーズをからめたものです。

ミートソース:ひき肉、玉葱、人参、セロリ、にんにくのみじん切りを炒め、塩コショウ、コンソメで味付けしトマトピューレを加え、必要に応じて水(スパゲティの茹で汁)を加えて2時間ほど強火から弱火にして煮込んで味を整えます。
茹で上げたスパゲティに掛けていただきます。粉チーズ、パセリのみじん切りを散らすのもよいでしょう。

ナポリタン:戦後に日本で作られた料理で、軟らかめのスパゲティにあえる具材としてとして、きのこ(マッシュルーム・エリンギなど)、野菜、貝類(あさり・はまぐりなど)、トマトソース(ピューレ)が使われます。柔らかめに茹でられた麺に炒めたケチャップの甘く香ばしい味わいです。

カルボラーナ:茹でたスパゲティとホワイトソースを和え、粉チーズをふりかけグラタン皿にいれオーブンで焦げ目が軽くつく程度に焼き色をつけます。

 

◇マカロニMacaroniには英字、シェルShell,、ステラStella (星状)、アネリーニAnerini (リング状)、ホイール状Wheel-shaped、エルボウElbow (三日月状)、ホイールWheel (車輪状)、ツイストTwist (ねじり状)、スパイラリSupairari (らせん状)など、マカロニは、イタリア料理で使われる麺類であるパスタのひとつです。語源は、イタリア語のマッケローネMaccheroneの複数形マッケローニMaccheroniとなります。
国や地域によって、意味するパスタの形状に違いがあります。日本では短い穴の開いたものや貝殻状のもの、形を凝らしたものなどの総称で指していることに対し、イタリアでは主に穴のあいたのものを指しています。
小さいものはスープ・サラダなどに用いています。


日本人では、トマトは生でサラダにすることが主流でしたが食生活の多様化によってパスタを利用したさまざまの料理が登場し生活に豊かさを与えています。
パスタは、単に小麦粉で練った生地であり、イタリアのパスタは栽培していたのディラムDurum硬質小麦が多く使われていたことから、ロングパスタとショートパスタと分類し、日本でパスタといえば硬質小麦で作られた麺類、マカロニ類といえるでしょう。
 

 

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[平/曹白魚]食生活について語ろう

2024年11月29日 | 美容ダイエット

・平/曹白魚White herring ひら
  ニシン科、岡山県、有明海周辺の南日本からインド洋沿岸にかけて棲息する。ニシン科では大型で全長50cmほどの海産魚で外見はニシンに似ているが体形が扁平(へんぺい)で名前の由来といわれる。背面は直線状で暗青色、腹面は半月形をして銀白色、顔面は小さく眼は大きい。下あごは上あごより突き出て口は上向いている。
 春から夏の4月~7月にかけて河口付近で産卵しは晩秋から冬。小骨が多く食用と、しにくいが焼き魚、煮付け、新鮮なものでは刺身にもする。岡山県ならではの「ばらずし」には欠かせない。
 加工品で中国でよく食べられている内臓ごと塩漬け発酵させ天日干し、オイル漬けの咸魚(はむゆい・はむい)がある。

 


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