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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[スパイス]食生活について語ろう

2024年02月17日 | 美容ダイエット

・スパイス すぱいす 

 寒い日が続きます。唐辛子を靴下の中に入れておくと、保温になるといいますが、口の中に入れたときと同じように、辛味の成分が皮膚に直接付着すると、入浴時、コタツに入った時などにヒリヒリと痛みます。くれぐれも注意してください。七味唐辛子には、色合いもよく粉末唐辛子、ごま、粉山椒、麻の実、しその実、陳皮(みかんの皮)、青のりの風邪予防効果の高い7種類の食材を調合してつくられています。
 体の中から暖める、発汗作用のあるスパイスについてのご紹介です。風邪の引き始めによく生姜湯がいいといいます。七味唐辛子とその他の風邪によいと思われるスパイスについて調べました。

唐辛子:辛味のカプサイシンの発汗作用があり新陳代謝をよくし体脂肪の燃焼させる。血液の循環を活発にする効果があるとされ、そのため、体温が上昇して汗をかき、運動した後と同じような状態になる。

ごま:セサミンの抗酸化力があり滋養強壮に利用される。

山椒 さんしょう: 辛味成分のサンショオールが血行を促進させ胃腸を刺激して代謝を亢進する。

麻の実:漢方で麻子仁(ましにん)と呼ばれ、不老長寿、整腸に用いる。

しその実:αリノレン酸を含み、代謝を促進させる。

みかん: 最近に他の果物にはあまりないシネフリン(アルカロイド)という酸味、渋味の物質が喉に関係したカゼ予防、血行促進、脂肪分解作用に有効であることの報告がある。

青のり:色素は、葉緑素を含んで抗炎、抗酸化作用がある。

生姜:辛味のジンゲロール(結晶)、ショウガオール(精油)が新陳代謝を高め、発汗作用がある。

うこん:クルクミン(黄色・辛み、苦味があり油脂に溶ける)に殺菌作用があり抗酸化作用、クルクロン(クルクミンより抽出)は、黄疸にによいといわれ肝臓の解毒作用があり働きを強化する。

胡椒:香味、辛味成分アルカロイド(ピペリン、チャビシン)を含み抗菌作用があり食欲増進に用いられている。


にんにく:揮発性の臭気と辛味の成分の生の状態のアリイン(イオウ化合物、硫化アリル類)からすり卸すとアリシンに変化し抗菌作用を発揮、食中毒、整腸、かぜ予防に役立つ。

山葵:辛味の成分アリルイソチオシアネートが新陳代謝を高め、殺菌、抗酸化作用を有する。 

シナモン:オイゲノールの爽やかな香気成分が疲労回復、血行促進、殺菌作用を有する。


タイム:葉及び枝に芳香を有し1~2%精油され成分は、チモール(殺菌作用)、カロバ、クロール、ピネン、リナロールなどで清涼剤、鎮咳、鎮痛に使われる。

ヒハツ:特有の香りをもち辛味成分ピペリンには、 発汗を促し代謝を上げる作用や、血行を上げて冷え性を改善する作用がある。

セージ:フラボノイド、タンニンの渋み、苦味に抗菌、抗酸化力がある。

 スパイスの使い過ぎは逆効果となるので注意が必要です。辛み成分で味覚がマヒしてとりすぎに気づかずに、消化器管に炎症を起こすことがあります。咳がひどい時には、香辛料、柑橘系のものは避けたほうがいいといいます。

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