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[ビタミンB12]食生活について語ろう

2023年07月16日 | 美容ダイエット

・ビタミンB12:Vitamin 12 びたみんびー12
   1948年リッケにより悪性貧血に有効な結晶として肝臓から分離したた赤色針状結晶のビタミンであり、コバルト原子を約4%とアミンを含んで水に溶けきれいな紅色をしてコバラミンCobalaminともいう。またシアノコバラミンCyanocobalamin、ヒドロキソコバラミンHydroxocobalaminともいう。

化学合成が困難で放線菌とバクテリアの細菌以外の微生物では生成することができないといわれている。酵母、カビ、植物、動物には生合成能力がないことが知られる。プロピオン酸菌はビタミンB12を生産する主要な菌であり、草食動物は腸内細菌としてこれらの菌からビタミンB12を得ている。

産業上はメタノールを基質としてプロピオン酸Propionic acid菌から抽出することが行われブドウ糖、タンパク質系窒素化合物、コバルト塩を含む無機質などよりなる培地で生成する。水溶性で熱・弱酸性に対し安定であるがアルカリ性で分解、酸化に対して不安定で光により分解する。

腸内細菌によって合成されるが合成のための菌がないと欠乏症状を起こしやすい。成長促進作用、タンパク質の生合性、アミノ酸代謝に関与、赤血球の形成し不足する事によって遺伝子合成異常、悪性貧血、神経障害、胃腸障害を起こす。

60歳ぐらいより症状が見られることが多いといわれ血液の赤血球の中の核酸(DNA)の合成に必要な葉酸の働きを助ける補酵素の役割を担う。細胞を合成し、その寿命を保ち、神経組織の損傷を防いで、眼精疲労では遠近などの調節を行なう神経の回復に、メラトニン分泌調整に働いている。生殖機能の維持、子供の正常な成長と発育を促進するのに有効な葉酸の働きを助ける。

レバー、肉類、魚介類の血合、あさり類に多く含み1日の推奨量は、2.4μgとしている。動物性食品に含み、植物性食品には殆ど含まれない。胃腸障害・菜食主義者は注意したほうがよく悪性貧血、神経損傷の修復に有効で現在のところ過剰症の報告はない。栄養機能食品としての上限が60μg、下限0.8μgとし示される。100g中で生ワカメ0.3μg、あんこうきも39.1μg、0.7μg、うなぎ3.5μg、鰹8.4μg、鯖10.6μg、あさり52.4μg、牡蠣28.1μg、蓄鶏肉類0.3~2.4μg、レバー25.2~52.8μg、鶏卵0.9μgを含む。

 

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