・オボムコイドOvomucoidおぼむこいど
卵白に11~14%含む耐熱性糖たんぱく質で、糖を20~25%含みグルコサミン12~16%、マンノース4.5%前後を含む。トリプトファンの作用を阻害することが知られるが加熱によって防ぐことができる。特にオボムコイドは最もアレルゲン活性が強く、加熱しても変わらない。卵黄にはアレルゲン活性は、ほぼないといわれている。
2013年4月に世界で初めて安全性を確認しキユーピーと広島大学は、ゲノム編集技術を用いることで、卵アレルギーの原因としているオボムコイド除去した含まない鶏のアレルギー低減卵を開発している。アレルギーがある人への有効性などを確認して、商品化を目指す。
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