・ピリミジン塩基Pyrimidine base ぴりみじんえんき
核酸(DNA・RNA)の構成要素のうちピリミジン核を基本骨格とする塩基性物質であり強い刺激臭のある無色の結晶で化学式がC4H4N2。細胞への紫外線照射によりピリミジン塩基の一部は二量体となり遺伝子傷害・細胞致死の原因となる。
生体に核酸の塩基成分としてヌクレオチド(アデニル酸、グアニル酸、シチジル酸、ウリジル酸)の形で存在し、アデニンAdenine(プリン塩基)、グアニンGuanine (プリン塩基)、DNAにシトシンCytosine・チミンThymin、RNAにシトシン・ウラシルUracilがあげられる。
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