セメント町商店街１

商店街と言っていいのか？
シャッター街と言ったほうがいいのか？

３０数年前は本当に賑やかな
商店街だった。
夜は飲み屋さんも多く
私も随分この街まで飲みにきたもんだ。

その飲み屋さんもすっかり活況が
なくなり私もここまで飲みにくる
ことはなくなった

栄枯趨勢・・・時代の流れなので
仕方ないのか
ちょっと寂しい現実ではあるが
絵にするにはレトロで味があり
私はこんな雰囲気が嫌いではない

この道を真っ直ぐ行くと小野田港
西の浜、赤崎、刈屋、本山方面へ通じる

セメント町の郵便局

小野田線南小野田駅
の近くでもあるが
公園通りからも近い
位置にある

正式には
小野田本通南郵便局と
いうらしい

いつごろ建ったものか？
その歴史については
はっきり知らないが
見た目はかなりレトロで
ある

郵便局左正面がセメント
工場である

公園通り

公園通りの交差点
３０年くらい前はこの辺りが
市の中心部で一番賑やかだった
角に大きなスーパーがあったり
して買い物客も多かった

２０数年前郊外型のスーパーが
乱立し始め一気にこの辺りの
賑やかさが消えた

賑わったスーパーもなくなり
今は駐車場になっている
日中も人通りがあまりなく
シャッターを閉めた店が多い

西の浜の商店

木戸の路地を抜けて右へ行くと赤碕地区
左へ行くと海辺の県道へ通じる

その県道の少し山手に西の浜地区の
小さな商店街がある

その商店街の一角にこの店がある
見るからに歴史を感じ貫禄さえある

正面の黄色いガードレールは
県道西の浜交差点で真っ直ぐ行くと
セメント町左へ行くと刈屋から本山へ
右へ行くと小野田線雀田駅へ通じる

白い建物はＹ銀行西の浜支店

木戸の路地

海辺の県道から
路地に入るが
抜けるまで
約３００ｍくらい
あるだろうか

何軒か新しい家は
あるがほとんどが
こんな古い軒が
ならんでいる。

ゆっくり歩くと
妙に落ち着ける
路地である

何故かひとの
話し声が聞こえない

木戸の路地

市内で一番
レトロな路地
自動販売機が
似合わない
そんな気がする

勿論車は走れない
路地全体が
タイムスリップ
したようで
ノスタルジック
である

木戸の船溜まり

刈屋地区の北側隣に
木戸地区がある
刈屋の住居と同じように
竜王山の山裾にへばりつく
ように住宅が建っている

この船溜まりは木戸地区
への入り口にあり堤防の
向こう側には家まで入れない
自家用車の駐車場がある

「木戸と刈屋の境の松原
　わしが植えたが育つやら・・・」
昔から歌い踊りつがれた盆踊り歌の
一節である

杵築（きづき）神社

杵築町の氏神様
社伝は資料がないので
全くわからない

県道から鳥居が見える
この境内は数十段の
階段を上る高台にある

４０年くらい前は
この神社の周囲に桜が
咲き名所になっていて
何度か職場の仲間と
花見をした記憶がある

でも今は桜の木も老化
してあまり花をつけなく
なった。

赤レンガ塀の家

有帆川の新橋から
下流に向かって
左土手下が杵築町である

県道を挟んで杵築神社が
あるが、その近くにこんな
赤レンガ塀の家があった

昔は赤レンガ塀の家が
多かったが最近はあまり
見かけなくなった

覚天寺

有帆大休団地の奥に
この寺院がある

曹洞宗
もと定林山大休庵といい
瑞松庵４世中翁守邦和尚が
正長元年に隠居所として
創建した

中国薬師霊場３０番札所