おはようございます。
残念ながらこのスパイの妻、
ずっと読み終えたくて、
でも、この世界観にずっと浸っていたくもなり、
読み終えるのが惜しくなるくらい
魅力的な
小説「スパイの妻」でした。
残念ながらこのスパイの妻、
私は、映画館で、観ることができませんでした。←これはとても心残りですが、いつかまた機会があればと思います。
小説「スパイの妻」
どのページも、
主役の蒼井優さんと高橋一生さんのシーンが読みとれるようなあざやかさがありました。
蒼井優さんが、ヴェネチア映画祭に、
この映画と一緒に、日本から旅立ちたかっだろうなという言葉を思いだし、改めて納得したものでした。
映画愛、人としての愛に溢れている作品だと実感しました。
凡人の私も、このコロナ禍だからこそ、
何とも言えない映画の時代背景、その閉塞感を少しはイメージできます。←映画の舞台になった時代は、両親が育った時代でもあり、母は私に何度も繰り返し、自分たちのこども時代の話をしてくれました。今となってはとてもありがたいことでした。
自由を求めたい
あたりまえのことを、声にしてはならない心の叫び
戦争によって分断される日々の暮らし
日常の確かな営みは、
平和だからこそできること。
蒼井優さんと高橋一生さんの苦悩の中にありながら、覚悟を決めたあとの希望に託した開放感いっぱいの笑顔を、スクリーンでみたいものです。
小説「スパイの妻」は、
最後のラストシーンまで、
新鮮さを失わない世界でした。
できることなら、
いつかやっぱり観たい
映画「スパイの妻」でした。
複雑な想いを抱えながら暮らすことが、
生きることでもあります。
その想いを映画や小説のなかで、
魅せてもらいました。
生きる力や感動を残してくださったことに、心から感謝です。
作品を届けてくださって
ありがとうございます。
また、改めて黒沢清監督、
第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞おめでとうございます。
映画関係者の皆様に、
沢山の拍手を送りたいと思います。
小説「スパイの妻」は、
2020年、
忘れられない私の一冊になりました。
おすすめの一冊です。
ぶれない世界観に、感動しています。
どうか平和な世界が続きますように。
一人ひとりの幸せを実感できる暮らしが続きますように。
本日も、ブログ訪問
ありがとうございます。