第9回・「美川37Cafe」・JR美川駅より

2020年10月04日 | JR北陸本線:金沢以南

第9回・「美川37Cafe」・JR美川駅より

 今回は、「JR美川駅」に降り立ち、行動開始…と、言っても、改札を出たら「すぐ」なのだが…毎度の521系を見送る。

 JR美川駅は、対面ホーム1線+島式2線の3番ホームで構成されていた。(初めて降り立った。)1番線が下り、2・3番線が上り路線のようだ。

 隣駅の「小舞子」「加賀笠間」から見ると、この駅は、一定の市街地的な集落となっている。それもそのはずで、明治の初頭、明治新政府は、加賀百万石の残党武士を恐れて、金沢には県庁を置けず、この旧美川町に石川県の最初の県庁を築いたそうである。

 駅舎は、それなりに近代的で、跨線橋は、金沢近郊の駅と同じく、駅の東西?南北を跨ぐ一般道歩道となっており、2階部分に改札口が作られている。

 で、2階の改札口を抜けると、すぐ隣が、今回紹介する「美川37Cafe」さんである。呼称のほうは、サンジュウナナ、サンナナでは無く、ミンナと呼ぶようである。当ブログで紹介する店舗では珍しく、ホームページもあるので参考にされたい。

 駅の気軽な待合室というか、パブリックスペースというコンセプトのようで、公的に運営されているようだが、他自治体の駅舎も少し見習う必要があるかも知れませんね。

 フードメニューは、駅舎内の立ち食い蕎麦屋からみれば、充実している方だ。

 食券機でメニューを選ぶスタイルでした。

 この辺では見た事が無いメニューで、「こんかさばうどん」があったので、それをチョイス。「こんかさば」とは、北陸エリアの食材「こんか=糠漬け」の事で、サバだけで無く、イワシ、ニシン、フグなども漬ける魚としては人気のようですね。(隣の福井県の「へしこ」という名称の方が、有名でしょうか?)

 ただし、この「こんか○○」は、かなり、塩分が高めで、2〜3切あれば、ご飯が一杯食べる事が出来るほどである。

 と、思い通り、こんかさばが、かなり塩分が多く、かなり、塩っぱい感じであったが、個性的なメニューと言う事で、楽しんで来ました。

 余談だが、メインの出入り口(北口)から駅舎を望むと、個性的?と思われる歩道が掛かっているのだが…

 老化が激しく撤去する様である。(元々、何のためにあったのか?疑問な感のある歩道でしたけどね。)

「37Cafe」北陸駅食ファンVol 9(JR美川駅)

…最後に「まとめ動画」…