どうも、人生の約半分をライトノベルと歩んでいる古のライトノベルオタクです。
ここではゆるゆると手持ちにあったり、もうなかったりするこれまで読んできたライトノベルについて書いていこうかと思います。
「面白いから是非読んでみてね!ヽ(>ω<)ノ」
というよりは、
「お若いの、昔はこんなラノベがあったんじゃよ…(ヽ´ω`)」
という感じの、昔語りみたいな感じにしたいなぁと。
もう知っている人も「そういえばそんな作品名あったなぁ」とちょっと思い出してほしいですね。
さて、そんな最初にチョイスしたのはラノベ界のホラーの金字塔「Missing」です。
何故これをチョイスしたのかと言うと、実は今月、MW(メディアワークス)文庫から新装版が発売されるからです。
オリジナルのMissing1巻の初版は2001年7月に発行でしたので、実に19年ぶりということですね。
イラストレーターは翠川しん氏から変わってしまっているのが個人的に残念ですが、Missingファンとしては購入予定です。
さて、昔語りをすると、私がMissingを知ったきっかけは当時発売されていた「電撃hp vol.18」を本屋で見かけたことでした。
vol.18の表紙は翠川しん氏の書いたMissingの登場キャラ、あやめが飾っていたんですね。
当時中学生だった私はこの表紙を見て「えっ、何このイラストすごい! これなんて作品のやつ!?」と一目惚れし、Missingにたどり着いたのでした。
ホラー系の小説というのはいかに読者をその作品の世界観に取り込み、雰囲気を作り込めるか? というのが最重要になってくると勝手に思っていますが、その点で言えば甲田先生の作品はMissingに限らず他のホラー系作品でも完璧としか思えないのです。
どうやったら何気ない日常のシーンをここまで陰鬱に書けるのか、とにかく「じっとり重くて鬱」というこの雰囲気を作り出せる人はそうそういないと思います。
そして、Missingを読むならこちらも押さえておきたいですね。
夜魔です。
位置付け的にはMissingのサイドストーリーというか番外編みたいな感じで、みんな大好き(?)な神野陰之と十叶詠子も登場します。
甲田先生はデビューこそMissingですが、電撃ゲーム小説大賞は「夜魔 罪科釣人奇譚」で最終選考に残りましたからね。
ハードカバーの方は今だと入手が大変かもわかりませんが、その後MW文庫と電撃文庫でも発売されたので、こちらの方が入手しやすいかもですね。
さらにさらに、MissingはドラマCDもあったり。
このドラマCD、実用性もあるタロットカードもついており、私のお宝のひとつになっています。
主人公・空目の声は緑川光さんが担当されており、この影響で今でも「緑川さんと言えば?」「空目の人」というのが刷り込まれてもいます。
最近のラノベ各レーベルではこういう雰囲気作り込みホラーをあまり見かけないのが少し悲しいです(´-ω-`)
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