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1000mg配合されていることお馴染み~タウリン~

2011-06-12 16:04:53 | なんとなく有機化学がわかった気になる
「タウリン1000mg配合!」でおなじみ、大正製薬のリポビタンD。

その「タウリン」とは如何な化合物なのか( ・ω・)
実はめっちゃ簡単な構造でした。



2-アミノエタンスルホン酸。

アミンを持つスルホン酸であった!
こいつ単体では無色の結晶で水溶性らしい。
まぁ分子内に酸とアミンがあるから、分子間でスルホン酸のアミン塩になってるのかなぁとか。
よくこいつは「アミノ酸」とか言われることがあるけど…アミノ酸ではないですね。アミノ酸はカルボキシル基がないと。

Wikipedia先生によると、効能としては「胆汁酸の分泌を促成し、肝臓の働きを促す作用」や「肝細胞の再生促進作用」「細胞膜安定化作用」があるらしい。
はっはっは、そこら辺はよくワカンネ(ぉ
ただ、血圧やコレステロール値は下げる効果あるってのは一般的ですね。

ただ、胆汁酸というとコール酸が浮かぶわけで、タウリンは体内中だとコール酸とアミド結合して「タウロコール酸」として存在してます。
コール酸そのものはステロール類ですね。

タウリンはイカやタコ、貝類なんかに多く含まれているから、タコやイカの茹で汁をぐびぐび飲めば摂取できるのではないかと思えるけど、タウリンではなくタウロコール酸の形で存在しているなら、おそらくその茹で汁にはあまり溶け出ないでしょう。ステロール類は大抵水に難溶性なので。

どうしても、というならクロホやエーテルを使えば効率よく抽出できるんじゃないかな!(>ω<)

普通に刺身でも食ベてた方がいいですね( =ω=)
てかリポD飲めば確実に1000mgは摂取できるしな!

だがボクはグロンサンをオススメs(ry

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