キットを組み立てて、うまく動くようになり・・・ これで 終わりでは、面白くありません。 何よりも、ここまでの作業では さほど 電子工作の腕が上がる訳でも無く、プラモデルを組み立てているのと変わりません。
ここは1つ、(難しいかもしれませんが )この IC の情報を入手して 回路の内容を少し 理解して見ましょう。
まず、一番手っ取り早い 情報の入手先は、このキットの販売元である
秋月電子さん
の Webページを活用する方法でしょう。
"APR9600” の IC名で 検索したら ↑ 「録音再生キット」だけでなく、IC単体でも (580円という安価で)販売されていました。
しかも、今なら 28pの ICソケット付きのようです!
ここに「データシート」のボタンがあったので クリックして見ると・・・
残念ながら 正式なメーカの資料では無く、単にこのキットの説明書がダウンロードされるだけでした。 (ただ、キットに紙で付属してくる取説より、綺麗に書かれているので よほど読みやすいです… ダウンロードする価値はあります)
仕方なく、”APR9600” と ”Datasheet” のキーワードで ググってみると、ちゃんとした データシートが見つけられました。 (全部 英文ですけね!)
ただ、良くある「インターネットあるある」ですが 、
目的のボタンより まるっきり違う「もの」をダウンロードするボタンの方が大きく目立っていて、どのボタンを押しても 探していた「もの」がダウンロードできなかったりします。
ここでも、右側の大きな「データシート・ダウンロード」をクリックしても、まるきり違う資料がダウンロードされてしまいます。(ここでは ⇒矢印をクリックするとOKでした)
しかも、セキュリティ・コード ↑ をキー入力しないといけません。
まー、無料で資料が手に入る訳ですから、この程度の手間は しかたありません。 社名やアカウントの登録が必要なページよりは 良しとしましょう。
無事、PDFファイルのデータシートが手に入りました。 (これなら かなり詳しく載っています)
【 基本的な回路例】:
秋月の回路との違いや、基本的な使い方が良く分かります。
【 応用回路例】:
応用回路を見ると、この IC 1個で 8つのメッセージを録音できるようです。ところが 内臓回路にバグがあるようで、2ch以降は録音できないようです (from 秋月情報) だから、安価で出回っているのかもしれません。
これらの、本来の回路を元に 「録音再生」が 色々な事に応用できそうです。
次の ステップとして、これら回路を基板に半田付けして、ケースに入れてしまいましょう。 さずがに、ブレッド・ボードのままでは 何にも使えません。
小さなプラスチック・ケースに入れておけば、
操作も楽ですし 壊れにくくもなる はずです。
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