青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

DVD鑑賞記録 「この胸いっぱいの愛を」

2006年05月27日 | えいが
死に直面した時以外に「死にたくない」と切実に思う時があるだろうか。

『この胸いっぱいの愛を』2005年・日本
監督:塩田明彦
原作:梶尾真治
脚本:鈴木健一 渡辺千穂 塩田明彦
出演:伊藤英明 ミムラ 勝地涼 宮藤官九郎


キャッチコピーが「未来からの『黄泉がえり』」。
観て「なるほど」と納得しました。

タイムスリップものの話では
「過去を変える」ことは禁忌とされていた
でもこの映画は「過去を変えよう」とする物語。


会った事のない母親に「(自分を)産むな」という若者。
もし母親がその通りにしたら、自分がいなくなる。
自分の未来がわかってしまったからこそ、
自分を産んだがゆえに死んでしまった母親を助けたいと思う。



自分が幼い頃死んでしまった女性に「生きろ」という青年。
子どもの頃には知らされもしなかった彼女の病気。
でも未来から来た自分は彼女がこのままでは死んでしまうことを知っている。
彼女を助けて未来で会いたいという想いからではなく
「彼女に」生きていてほしいという想いから
自分自身の未来を知ってしまってからも
なんとかして手術を受けさせようとする。


チンピラの若者を身ごもる女性に一番感情移入した。
もしも、自分のお腹にいる子どもが未来からやってきたら・・・
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1 コメント

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聖書が語る生きる意味・・・!? (SAKURA)
2006-05-28 20:20:18
はじめまして。



人(私)はどこから来て

何のために生きて

どこへ向かっているのだろう・・・?。

この世界の終末はどうなるのか?



私は、若い頃から人生についていろいろ考え、

人間はどこから来て、何のために生きて

どこに向かって生きているのかを問い続けて来ました。



神の存在、人生の意味は何か、いのちと死の問題」など

について、初心者にも分かりやすくブログでキリストの福

音を書き綴っています。



どうか、時間のあるとき、ご訪問ください。



http://blog.goo.ne.jp/goo1639/



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