ネコのひたい

暴力ネコと映画、写真、音楽を楽しんでます。

ミッシェル・ポルナレフ

2006-03-24 22:14:00 | 音楽
弟が去年位から、持ってるCDや懐かしい曲をレンタルしてきてパソコンで編集しています。
その中にミッシェルのCDもありました。
ミッシェル・ポルナレフの名前はご存知なくても、「シェリーに口づけ」の曲を聞けば、ああ、と分かる方も多いと思います。

12歳のとき、ラジオで初めてミッシェルの曲を聞きました。
「世の中にこんな美しい曲があるのか・・・」と激しく心を揺さぶられました。
その時の曲が「忘れじのグローリア」という曲でした。
美しい曲にも惹かれましたが、私は彼の声にも惹かれました。

あっという間にファンになり、初めて買ったシングルはもちろん、「忘れじのグローリア」。
初めてのLPは「ポルナレフ・ア・トーキョー」というライブ盤でした。
そういえば初めてのコンサートもミッシェルのコンサートでした。
中学生の時です。

当時手に入ったミッシェルのLPは多分、全て買い、毎日聞いていました。
でも、彼がアメリカ進出に失敗してからは新作もあまり出なくなり、そのうち第一線から消えていきました。

その後レコードからCDの時代になり、従姉妹のお友達がフランスに行かれたときにお願いして、手に入るだけのミッシェルのCDを買ってきて頂きました。
今のようにネットショッピングなんて無かった時代です。
輸入盤でもミッシェルのCDとなると、簡単に入手できなかったと思いますので、買ってきて頂いたCDを見て本当に感激しました。

それから確か2枚CDで新作が出ましたが、それ以降彼の名前を聞くことはありませんでした。


でも、サッカーのワールドカップフランス大会の時に突然、「シェリーに口づけ」を耳にするようになり、それ以後もCMなどで、彼の曲を聞くようになりました。

日本盤のCDも発売されてると知り、弟もレンタルで借りてきていましたが、どうしてもレンタルでは手に入らない曲がありました。
その曲を諦めきれない弟がなんとこの間ミッシェルのベストCDを買ってきたのです。
今度は輸入盤と違って解説も日本語の訳詩もついています。
懐かしかった・・・。
久しぶりに彼の曲をじっくり聞いて至福の時を過しました。

素晴らしい音楽は何年経っても色褪せません。
ネット上で、彼の公式サイトやファンサイトがあることも知りました。
私の年代の方だけでなく、お若いファンの方がいることも知りました。

最近のミッシェルの写真も見ました。
さすがに年取って、若い時より険しい表情になったかなって思ったのですが、彼らしいなあ・・・と微笑ましく思った写真もありました。

輸入盤のベストが何枚もあったおかげで、好きな曲はだいたいCDで聞けるのですが、聞けない曲や、日本盤で欲しいCDもありますので、今度は自分で購入しようと思います。

今回、日本盤ベストを聴いて、毎日レコードが擦り切れるほど、それこそA面をかけたらB面が聞こえるんじゃないか、というほど聞き込んでいた中学生の頃の自分を思い出し、改めて思いました。
ミッシェル・ポルナレフは私にとって神様のような存在でもあるのですが、同時に永遠のアイドルでもあるのです。
コメント (2)
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エドガー・ウィンター

2006-01-13 23:29:35 | 音楽
何故かむしょうにエドガー・ウィンターが聞きたくなりました。
エドガー・ウィンターと言っても若い方はご存知かなあ。
私も彼のLP(!)を1枚持ってるだけなのですが、これがいいんですよ~。
タイトルは「ジャスミンの香りと夜の夢」だったみたいです。
持ってるくせになんであやふやなのかというと、すぐに取り出せる所にLPを置いてないもので確認できません・・・。

今回、このアルバムがCD化されてないかAmazonで調べたらCD化されてることが分かって大喜びしました。
で、今度はそれがツタヤでレンタルされてないかを調べたらあったので、借りてきました。
そんなにいいアルバムなら買えよ、と自分でも思うのですが、ちょっと余裕がなくて・・・。(^^;)

そのCDの解説に前述のタイトルが載っていたので、あの邦題で正解だと思います。
いい音で聞けるのも嬉しいですが、CDには日本語の訳詩が載っていたのです。
LPにはありませんでした。

このアルバムで一番好きな曲は「ONE DAY TOMORROW」ですが、これを初めて聞いた10代の頃は「いつかの明日って何?」とよく分かりませんでした。(笑)
今回訳詩を読んで、この曲はこんないい詩だったのか・・・と感激して、これを聞いていた頃の若い自分も思い出して、ちょっとウルっときました。
そんな泣くような詩じゃないんですけどね。(^^;)
ちょっと後ろを振り返ってしまいました。(笑)

ステレオを捨ててからはレコードプレーヤーを別途買ってきたものの、レコードを出して聞くのが段々億劫になってきて滅多に聞かなくなりました。
どうしても聞きたいLPでCD化されてるものは買いました。
例えばケイト・ブッシュの1~3枚目のアルバムです。
アリス・クーパーや、オリビア・ニュートン・ジョンのも買ったなあ。

他にマリア・マルダーの「ドーナツショップのウェイトレス」のCDを見つけた時は狂喜してすぐに買いました。
まさかこのアルバムが日本版でCD化されるなんてぇ~~。
でも少しマニアックかなー。
今日のお話は70年代の音楽が好きだった方以外は分からないかもしれませんね。
私も年をとったかな。(笑)

コメント
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