ももくん

ツイッターでも呟いたのですが、ももくんがほぼ失明してしまったようです。
ほぼというのは、瞳孔がまだ光に反応するみたいなので、明るさ程度は少し感じているようです。
でも、ご飯を入れたお皿を目の前に持ってきても分からず、床にコンっと音を立てて置いてやって初めて「ハッ」っという感じで気付きます。
これではほとんど見えてないですよね・・・。

おかしくなったのは先週の土曜日。
朝は普通に元気だったんですよ。
でも夜、階下に降りて帰宅したももを見ると、やけに瞳孔が開いてるし様子がおかしい。
テーブルの上に乗ってるのですが、降りられない。
まず椅子に降りたら？って促しても怖がって降りられない。
降ろしてあげるとあちこちにぶつかりながら歩いてる。
その時、まさか見えてないんじゃ・・・と不安に思ったのです。

動物病院に連れて行って診て頂いたのですが、やはりほとんど見えてないということでした。
匂いと勘で動いているそうです。
そういえば、この2日程帰りが遅かったなあと思い出しました。
先生によると見えなくて迷っていたのかもしれない、ということです。

普段は3階の私の部屋に来ることはあまりないのに、目が見えなくなってから毎日上がって来るようになりました。
上がるのはまだいいのですが、降りる時に足を踏み外しそうになります。
実際、昨日は少し落ちたみたいです。
何故こんな時にわざわざ3階まで上がって来るのか・・・下にいればいいのに・・・と思って切なくなります。

17歳という高齢なので色々病気が出てきてもおかしくはないのですが、まさか失明なんて・・・。
平成元年から11匹の猫と暮らしてきましたが、失明した子は初めてです。

見えないと分かった以上、可哀相ですが外に出すのは止めました。
毎日外に出ていたももは出してくれと鳴きます。
辛いですね・・・。

毎日、鼻と鼻をくっつけてご挨拶してくれたもも。
撫でてあげるとすぐにゴロゴロ言って、止めようとすると「もっと！」と言わんばかりに手を出しておねだりしてたもも。
椅子の背もたれの隙間から指を出すと、子猫のようにじゃれて遊んでたもも。

どれもしなくなってしまいました。
撫でるとゴロゴロはいってくれるんですけどネ。

原因としては高血圧が考えられるかもしれないそうです。
その治療のためにお薬も頂いたのですが、缶詰に混ぜてもなかなか食べてくれなくて・・・。
もう一匹の猫、元気に比べて、ももはあまり好き嫌いが無い子だったのですが、なんでこんな時に限って・・・と歯がゆい思いです。

お薬で少しでも症状が回復してくれたら良いのですが、そうならなくても高齢ですし、なるべくももが過ごしやすいようにしてやりたいなあと思ってます。