ネコのひたい

暴力ネコと映画、写真、音楽を楽しんでます。

元気くんの孤独

2007-05-21 15:22:53 | 
元気くんは、ちーちゃんと仲が悪かったので、ウチに来てからずっと私の部屋で過していました。
ちーちゃんと顔をあわせるとケンカになるからです。

元気が部屋から出られるのは朝の8時半以降です。
ちーちゃんや他の猫が台所(兼居間・・・^^;)で寝ている時か、外に遊びに行ってる時間を狙って部屋の外へ出してやるのです。
台所の戸は当然、閉め切っています。
そして昼の2時過ぎくらいになったら、また部屋へ戻します。

元気が家の中を時間を気にせず自由に動き回れるのは、ちーちゃんが死んでからだと、よく母と話していました。
そして、ちーちゃんは死にました。

ちーちゃんが死んだのは悲しいけれど、これで元気は自由に昼夜問わず家の中で遊ぶ事ができると思っていました。
でも、部屋から出した元気は、夕介やももくんと顔を合わせると噛みつくのです。
夕介は適当にあしらうのですが、なにしろ高齢なので元気に馬乗り状態で噛み付かれると、体に障るようで心配でなりません。
事実、元気にまとわりつかれるストレスのせいか、吐いたり、自分の毛を毟ったりしてイライラしているようです。

ももくんはもっと酷く、元気の顔を見ただけで逃げます。
元気も逃げるももくんには夕介の時と違って、激しく攻撃しようとします。
放っておくとお互いに怪我をしかねないほどケンカをするので、結局、元気を今までどおり隔離することに決めました。

元気にしてみれば遊んで欲しい一心なのでしょうが、遊び方が「噛みつく」という行為なので、みんなに嫌われてしまうのです。
実際、悪気はなくても元気は私に対してもよく噛み付きます。
甘噛みもほとんどしないので、未だに腕は傷だらけです。
でも、元気には噛みつく以外の遊び方が分からないのだと思うのです。

せっかく部屋から出してあげても、私が自室にいる時はいつの間にか戻って来るほど寂しがりやの元気くん。
天敵だったちーちゃん亡き後は、みんなと遊んでもらえると思っていたかもしれません。
でも、現実は今も一人ぼっちです。

下の写真は、ちーちゃんがテレビの上で寝るのが好きなので、あえて薄型ではなく奥行きのあるブラウン管のテレビを買ったのですが、そのテレビの上に座ってる元気くんです。
この時もやっぱり一人ぼっちです。



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