Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

7月20日(月)のつぶやき その2

2015-07-21 01:56:16 | 表現すること


海の日の休日、銀座教文館ナルニア国にて開催された


伊藤比呂美さん講演会“カレン・ヘスと私~『リフカの旅』刊行記念”にて



はずむように愉しいお話や作品や詩のリズミカルな朗読をお聴きしました♪



『リフカの旅』カレン・ヘス・作  伊藤比呂美・西更/訳 理論社


「ビリー・ジョーの大地」 カレン・ヘス・作 伊藤比呂美・訳

「11の声」 (原題 「witness」とのこと) カレン・ヘス・作 伊藤比呂美・訳


私は、昨年とあるところで、


伊藤比呂美さんの名前と作品のことをお聴きして


エッセイというのでしょうか…興味深く読みました。

         
    


今回、フェイスブックを通じて、


「リフカの旅」や「ビリー・ジョーの大地」という作品を教えていただき


カレン・ヘスという人の目や耳や身体と想像力を通して、描かれた「物語」を読んで・・・


          





1920年前後の、ウクライナに生まれた少女の目に映った風景や人の姿


辿りついたアメリカでの、移民としての暮らしを想い起こしたり


1930年代のアメリカのオクラホマの土煙りの立つ風景や、


その大地で生きる少女の気持ちを、痛みを伴いながら感じました。



つらく厳しい状況を生き抜いて、その記憶を語ることのできた人々・・・


生きている証を残したいと、懸命に言葉をつづらずにはいられなかった人々・・・


そのことに、想いを寄せながら読みました。



訳された伊藤さんのお話は、ご自身の生きていらした日々のあれこれや


子育てのその時々のお気持ちを交えながら、ほんとうにあかるく、言葉は力強く・・・


児童文学として、厳しい現実に直面しながらも、


どこかあかるい未来を、想い描くことのできるような・・・


作品のご紹介と、伊藤比呂美さんご自身の


ユニークな「詩人」としてのお人柄も伺える、とっても素敵なお話でした。



いま、話題になっている「今日」(福音館書店)や


『きみの行く道』 ドクター・スース 著 伊藤 比呂美 訳 河出書房新社  も朗読してくださいました♪



私よりも、ほんのすこし先輩の『女性のロールモデル』のおひとりとして


素敵な方にお会いできて、元気をたくさんいただいたような気がして、


帰りの足取りもとてもかるく感じました♪


        
           




おまけ・・・


読みながら、とても苦しいこともありますけれど


いま、知らなくては…という気持ちに駆られて


今頃になって、ようようすこしずつながら


戦争や人間の様々な姿を描いた物語を読んでいこうと想っています。



        


     


         


      





海の日の休日…

午前中は、円覚寺の鮮やかな緑を
目に、蝉の声を聴きながら
夏期講座のお話を伺いました。

電車を乗り換えて…
「リフカの旅」カレン・ヘス作
伊藤比呂美訳
関連の講演会に向かっています。

#お話を聴くこと pic.twitter.com/7zUq61SD4E



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電車の中で、#気になる本
を読みたいところなれど…

ついつい、うとうと…

眠くなり…

緑の葉蔭に夢うつつ… pic.twitter.com/vY1JZ87jDP








銀座教文館6階
ナルニアホールにて

はたこうしろう

『なつのいちにち』原画展

8月30日(日)まで

#お気に入り
#気になる絵本

#ehonbc

今度の大人絵本会のお題です♪ pic.twitter.com/MEMMEe1u2z







                


   「なつのいちにち」 作:はたこうしろう 偕成社
 



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