Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「家族の樹」を記憶する・・・?

2009-02-05 13:02:02 | 自伝的記憶?
明るい曇り空が広がって、これからお天気は回復していくのでしょうか?

窓から観ると、スズメ?と、少し大きめの小鳥たちが
何羽もアスファルトの上に、集まってきています。

よ~く観ると、一昨日の節分のお豆を、しきりについばんでいるんですね!


今週は、月曜日から外出もせず、kirikouを見送る時と…生協の配達と…
ごみ出しと郵便物を取りに出るくらいしか、外の空気を吸っていなかったような

考えてみたらずいぶんと、家にこもりっきりで一体何をしていたのやら?

ネットや本や映像の中を、アチコチと仮想の旅に出かけておりましたので
息苦しいような窮屈な感覚は、マッタクと言っていい程ありませんでした。


サテ…先晩、大島孝雄著「ガジュマルの家」を、大急ぎで読み終えたこともあり


私のおじいちゃん・おばあちゃんの出自について「聴いておかなくっちゃ!!」

と思いたって、朝から実家に電話をして、メモに書き残しました。


予想どおり…伊豆半島を中心にした、暖かな地域の出身者が殆どです。

【父方】

おじいちゃん:明治20年生 箱根のあたり(?)家業:こうじ屋

おばあちゃん:明治25年生 静岡県石田(農家) 8人兄弟の末っ子

       子どもは4男4女(ひとり中一で没。私の父は下から2番目)

【母方】

おじいちゃん:明治35年生 静岡県小海(母方?妹が7歳で没)ひとり息子。
       小6年生に父を亡くし、勉強ができたが進学せずに
       15歳くらいで日本橋に奉公に出る。家業:桜の葉の塩漬け製造

       (母のおばあちゃんが、お漬物屋を営み、しっかり者とのこと。)

おばあちゃん:明治42年生 静岡県日向(農家)8人兄弟の末っ子
       (大仁高女に通う、農家にお嫁に行きたくなかったらしい?)

      子どもは2男2女(下の妹が小さい頃に亡くなり、母は末っ子状態)

     私の母も自営業がイヤで、サラリーマンの父に嫁ぐ。典型的専業主婦?


ついでに、夫の方は…(詳しくは分かりませんが…)

【父方】

おじいちゃん:鹿児島県 お菓子屋さんを営むが、父が6年生のときに亡くなる。

おばあちゃん:鹿児島県 農家 夫の死後、お豆腐屋さんをして、
       苦労して3男一女を育てる。(ふたりの男子は、早く亡くす) 

【母方】

おじいちゃん:長崎県島原 かなりユニークな人物だったらしい。       

       医師の代診と旅館業(末っ子で大連で結婚)
       母の結婚後、同居。(夫たちきょうだいが、小学生の頃まで)
      
おばあちゃん:佐賀県出身?看護婦のち旅館業 子どもは一男3女(母は次女)

       (戦争中?に大連で亡くなって、母はとても苦労した。)
       

夫と私の祖父母を合わせて8人で、私が知っているのは全部で5人です。

基本的に暖かい地方で、農業やものづくり(不思議に食品)を生業としていて

特に、明治生まれの人ですから、みんな、しっかり者で働き者という感じでした。


私の父は、どちらかと言うと「脱力系(?)のサラリーマン」で、おしゃべりで
新しい物好きで子煩悩で、典型的マイホーム志向でしょうか?

夫の父は、苦労人で「仕事では、模範的営業マン」家では、無口なタイプでした。


母親ふたりも、それぞれにオモシロくって…

私の場合は「気マジメで、世間知らずなところのある私の母親」タイプから
「明るくって大陸的な夫の母親」タイプへ、シフト中というところでしょうか?

そろそろ、結婚する前と結婚してからの時間経過が、同じくらいになるんですね…

そう想って観ると、ほんとうにオモシロいものです!!



そして、「典型的」…というのは、何をさすのかは、少々微妙ですけれど

大昔からの日本の人々の中で、貴族や士農工商に分けるとすると

ほんとうに、一番たくさんいる「一般的な庶民」の代表のような気がします!


そして、私のお話をお聴き下さっている皆様それぞれにも

これまでの、ご自分を創り上げてきた「家族の樹」があるんでしょうね…



なぜかしら…このところ、こんなことが気にかかっておりました。


私が小さい頃には、年かさの従兄たちによく可愛がってもらいましたし

年の近い従兄たちとも、遊園地や動物園など
いろいろなところへ一緒に遊びに行きました。

kirikouたち子どもの数を数えて観ると、やはりずいぶん少なくなりました。


そう考えて観ると…
これまでに長く続いてきた「家族の形や血縁関係」だけでは、

安全で豊かな人々の暮らしを支えていくことは、できないのかもしれませんね…


これまでに、育て培ってきた「人と人がつながることの良さ」を生かしつつ

様々な考え方や志向を持った個々の方々が、それぞれの良いところを生かして

   「つながっていくための新しい社会のしくみ」が見つかって

                   生き生きと動き出しますように!




窓越しに、やわらかな陽射しが入ってきました。


今日は、これから「大好きなお気に入りの図書館へ行ってきます!」



皆様も、お心も軽やかな、お健やかな佳き一日をお過しくださいね!!



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