小雨が降っているような…いないような、明るいグレーの空が広がっています。
楽しげな小鳥のおしゃべりが、耳元まで届いてきますね。
ブログを書いている場合ではない…のかもしれませんが
根っからのノンキモノゆえ、「まぁナントカなるさ~!!」と腹をくくって
気になることを、できるだけコンパクトにメモ書きしておきます。
(その前に…昨日の記事も、
ところどころ誤字が見つかって直したり、本の追加をいたしましたが
「往生際の悪さ」には、自分ながらほとほと呆れつつ
他にも、気づいていないまちがいなどありましたら
おっしゃっていただくか、大目に見ていただけますとありがたく存じます。)
まずは、今朝の生活ほっとモーニングの「この人にトキメキっ!」に
渡辺淳一さんがご出演なさっていました。
私の若い頃「リラ冷えの街」あたりのお話が好きで、よく読んでいたことがありましたが
最近の話題作などには、全く縁がございませんでした。
けれど「作家が作家になっていく過程」や「作家の生態」とでもいうべきものや
今も精力的に活動していらっしゃる姿を映し出すインタビュー番組は
私には、ほんとうに面白くって仕方がありませんでした。
渡辺さんのおっしゃっていた「人が好きなんだなぁ~!」という気持のこもった言葉に
私も「まさに同感!!」という感じでした。
さて、昨日の「知るを楽しむ・選」の中から
白川静さんのことばをご紹介いたしますと
深くひとつのことを追求していく際の「物事をなしとげるための3つの心構え」として
1.志を要す 2.恒あるを要す 3.識あるを要す を挙げていらっしゃいました。
「識ある」とは、そのことの価値判断を見極める、というような意味とのこと。
もうすぐ、第4回の放送が始まりますので、お時間のある方は、是非どうぞ!!
(とここまで書いて、一旦投稿して…続きをあとで、もう少し書くつもりです。)
それから、昨日の夕方4時過ぎにハイビジョン特集で
「映画に賭(か)ける~脚本家・橋本忍~」を観ました。
先日、どこかでその方の展示があるとのチラシを観てなにやら気にかかっておりましたので、この番組を観ることができて、ラッキーでした。
黒澤監督との脚本作りをめぐるやり取りの面白さや
映画の脚本を作り上げていく過程やそこに向かう作家の姿勢などを知ることによって
ただ映画を観るだけの観客にとって、
海の下にもぐって見えてはこない氷山の全体像を想像させるような
作り手側の世界の奥深さを教えてくれました。
脚本家自らが語る言葉には、その魂の息吹きが宿っているように
私には、つよく感じられました。
(黒澤映画特集もあるとのこと。
さらに、我が家ではまだ見られませんが
今後のハイビジョン特集のラインナップも興味津々デス~!!)
この番組を観たあとで、本棚からゴソゴソと探し出してきたのが
なぜか!!山本周五郎著「小説 日本婦道記」の文庫本です。
学生時代、「赤ひげ診療譚」辺りが好きで、よく読んでいたことを
つい2年ほど前に思い出して、買ったものデス。
何で山本周五郎作品が好きだったのかが、
この歳になって改めて気にかかっておりましたが
木村久邇典氏による解説「山本周五郎 人と作品」を読んでいて
これといってはっきりとは言えないまでも、そのおぼろげな理由が見えてきました。
道徳的にどうこうとか、何らかのお手本となる…ということもないではないかもしれませんが
そこに、人間の普遍性を描き出したいという作家の思いを感じました。
解説より引用いたしますと
「 いうまでもなくひとは、各人ひととおりの人生をしか、体験することができない。小説は虚構なるがゆえに、読者に、むしろ実際の人生以上の真実性をもってこの局面にはかくも臨みかかる場合にはこうも生きたいといういく通りもの潜在願望を満たさせ、人生の意義を昂揚させる役割をもつ―と主張した山本さんは、もともと小説のもつ"芸術的価値〟よりも、現実生活での"実際的効用〟を信じた作家でした。」(引用ここまで)
名前を残すこともなく市井に生きる人の姿を、あたたかなまなざしで見つめながら
描き出そうとしている作家の思いに、何かしら心惹かれていたのかもしれません。
30年以上前に感じたことのアレコレを、思い出すことはできないかもしれませんが
今また読み直してみると、一体どんな感覚が沸きあがってくるのでしょう?
そんなことを思いながら、ページをめくってみる私でした。
もうひとつ…時おり、偶然に行きあって観ている
大好きな「あの人に会いたい」という番組があります。
先日は、柳家金語楼 さんを取上げていました。
子どものころの記憶の中に、白黒テレビのジェスチャー番組に出演していた
ほんとうに面白い表情をしていた金語楼さんのイメージが残っています。
その時の「何でも盗め」という芸人としての心意気が、なんとも貪欲ですさまじく
けれど、そこに息づいている「人を笑わせたい」という強い思いに感じ入りました。
(5月27日の再放送では、石井桃子さん
そして、アンコール放送で大村はま先生のお話が伺えます!!
他にも素晴らしい方々の放送が予定されていますので、是非どうぞ~!!)
今は、映像としてしか存在していない方々の残していったことばや思いにふれて
さてさて…今の私は何を語り、何を行っていくことができるのでしょうか…
そんなことを考えながら…そろそろ、拙いお話を終えることにいたします。
連休後半は、家族を残して(おそらく)缶詰状態になります。
パソコンを持って行くのも、骨折りですし…
指導実習に集中できますように身を引き締めつつ、これから仕度をいたします。
皆様もそれぞれの思いの実現に向けて、よき一日をお過ごしくださいね~~!!
楽しげな小鳥のおしゃべりが、耳元まで届いてきますね。
ブログを書いている場合ではない…のかもしれませんが
根っからのノンキモノゆえ、「まぁナントカなるさ~!!」と腹をくくって
気になることを、できるだけコンパクトにメモ書きしておきます。
(その前に…昨日の記事も、
ところどころ誤字が見つかって直したり、本の追加をいたしましたが
「往生際の悪さ」には、自分ながらほとほと呆れつつ
他にも、気づいていないまちがいなどありましたら
おっしゃっていただくか、大目に見ていただけますとありがたく存じます。)
まずは、今朝の生活ほっとモーニングの「この人にトキメキっ!」に
渡辺淳一さんがご出演なさっていました。
私の若い頃「リラ冷えの街」あたりのお話が好きで、よく読んでいたことがありましたが
最近の話題作などには、全く縁がございませんでした。
けれど「作家が作家になっていく過程」や「作家の生態」とでもいうべきものや
今も精力的に活動していらっしゃる姿を映し出すインタビュー番組は
私には、ほんとうに面白くって仕方がありませんでした。
渡辺さんのおっしゃっていた「人が好きなんだなぁ~!」という気持のこもった言葉に
私も「まさに同感!!」という感じでした。
さて、昨日の「知るを楽しむ・選」の中から
白川静さんのことばをご紹介いたしますと
深くひとつのことを追求していく際の「物事をなしとげるための3つの心構え」として
1.志を要す 2.恒あるを要す 3.識あるを要す を挙げていらっしゃいました。
「識ある」とは、そのことの価値判断を見極める、というような意味とのこと。
もうすぐ、第4回の放送が始まりますので、お時間のある方は、是非どうぞ!!
(とここまで書いて、一旦投稿して…続きをあとで、もう少し書くつもりです。)
それから、昨日の夕方4時過ぎにハイビジョン特集で
「映画に賭(か)ける~脚本家・橋本忍~」を観ました。
先日、どこかでその方の展示があるとのチラシを観てなにやら気にかかっておりましたので、この番組を観ることができて、ラッキーでした。
黒澤監督との脚本作りをめぐるやり取りの面白さや
映画の脚本を作り上げていく過程やそこに向かう作家の姿勢などを知ることによって
ただ映画を観るだけの観客にとって、
海の下にもぐって見えてはこない氷山の全体像を想像させるような
作り手側の世界の奥深さを教えてくれました。
脚本家自らが語る言葉には、その魂の息吹きが宿っているように
私には、つよく感じられました。
(黒澤映画特集もあるとのこと。
さらに、我が家ではまだ見られませんが
今後のハイビジョン特集のラインナップも興味津々デス~!!)
この番組を観たあとで、本棚からゴソゴソと探し出してきたのが
なぜか!!山本周五郎著「小説 日本婦道記」の文庫本です。
学生時代、「赤ひげ診療譚」辺りが好きで、よく読んでいたことを
つい2年ほど前に思い出して、買ったものデス。
何で山本周五郎作品が好きだったのかが、
この歳になって改めて気にかかっておりましたが
木村久邇典氏による解説「山本周五郎 人と作品」を読んでいて
これといってはっきりとは言えないまでも、そのおぼろげな理由が見えてきました。
道徳的にどうこうとか、何らかのお手本となる…ということもないではないかもしれませんが
そこに、人間の普遍性を描き出したいという作家の思いを感じました。
解説より引用いたしますと
「 いうまでもなくひとは、各人ひととおりの人生をしか、体験することができない。小説は虚構なるがゆえに、読者に、むしろ実際の人生以上の真実性をもってこの局面にはかくも臨みかかる場合にはこうも生きたいといういく通りもの潜在願望を満たさせ、人生の意義を昂揚させる役割をもつ―と主張した山本さんは、もともと小説のもつ"芸術的価値〟よりも、現実生活での"実際的効用〟を信じた作家でした。」(引用ここまで)
名前を残すこともなく市井に生きる人の姿を、あたたかなまなざしで見つめながら
描き出そうとしている作家の思いに、何かしら心惹かれていたのかもしれません。
30年以上前に感じたことのアレコレを、思い出すことはできないかもしれませんが
今また読み直してみると、一体どんな感覚が沸きあがってくるのでしょう?
そんなことを思いながら、ページをめくってみる私でした。
もうひとつ…時おり、偶然に行きあって観ている
大好きな「あの人に会いたい」という番組があります。
先日は、柳家金語楼 さんを取上げていました。
子どものころの記憶の中に、白黒テレビのジェスチャー番組に出演していた
ほんとうに面白い表情をしていた金語楼さんのイメージが残っています。
その時の「何でも盗め」という芸人としての心意気が、なんとも貪欲ですさまじく
けれど、そこに息づいている「人を笑わせたい」という強い思いに感じ入りました。
(5月27日の再放送では、石井桃子さん
そして、アンコール放送で大村はま先生のお話が伺えます!!
他にも素晴らしい方々の放送が予定されていますので、是非どうぞ~!!)
今は、映像としてしか存在していない方々の残していったことばや思いにふれて
さてさて…今の私は何を語り、何を行っていくことができるのでしょうか…
そんなことを考えながら…そろそろ、拙いお話を終えることにいたします。
連休後半は、家族を残して(おそらく)缶詰状態になります。
パソコンを持って行くのも、骨折りですし…
指導実習に集中できますように身を引き締めつつ、これから仕度をいたします。
皆様もそれぞれの思いの実現に向けて、よき一日をお過ごしくださいね~~!!
先ず第一歩は何を志すかで、これがあれば子供の脳はどんどん膨らみます。
しかし、見る番組が似通っています。
尤も私は何をしていると言う事だけで、殆どみませんが。「この人」だけは10分ですので見るようにしています。偶に高校講座「世界史」等も見ます。随分世界を広げてくれます。自身のちらばった知識の糊の役割果たしてくれているのでしょう。
「世界を広げてくれます」という感じは、私も良くわかります。
思っているほどには、意外に「みているようで見えていない」ことや
「わかっているつもりで、その実よく解っていない」ということがたくさんあるということに
最近私自身が気づいたので・・・
そう思って、世の中を見回すと・・・
「この世は、ほんとうに面白いモノのよう」ですね~!!
そんなお話を、またぜひお聞かせくださいね!