Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

人と人を、つなぐ結び目…?

2009-09-15 17:01:32 | 地域の暮し
「子育て支援者養成講座」の、今日の大沢紅果先生のお話は

事前の期待を遙かに超える、とっても素敵なお話でした!


初めに、参加者の方々それぞれの自己紹介と

「発達障害についての知識や理解についての自己評価」を、一言ずつして頂いたので

おそらく、40名を超える熱心な参加者の方々皆様は、

現在、すでに学童保育や保育園幼稚園、放課後のキッズクラブなどで
子どもたちに接している方々と

お知り合いに、発達障害を持つお子さんがいらしたり

これから積極的に子どもたちに関わって、支援をしていこうと想っておいでの方々が
いらっしゃると想います。

皆様の、知識や理解の度合いもそれぞれ違いますので

そのそれぞれの皆様に、発達障害を持つ子どもたちのことをイメージできるように
お話をしていくことは、実はかなりムズカシイ課題だと想います。

その点を、とても分かりやすく、かつ整理しながら説明していただいて

さらに、実際に『子どもたちに、対応していく際に重要な視点や

色々な対応方法を、模索していく上での具体的な方法について』も

事例を交えながら、教えていただきました。


この、子どもの行動や気持ちの見取り方や捉え方は、保護者の方々にとっても
とても重要で、このやり方が少しでも使えると

ずいぶんと子どもへの理解も進みますし
関わる人も、対応のレパートリーが増えるように想いました。

『是非、機会がありましたら
「はじめのい~っぽ!」でお母さんたちにお話をしていただけませんか?』と
お願いをいたしました。


残念ながら次回の講座は、「はじめのい~っぽ!」の集まりと重なってしまって
私は伺えませんけれど

グループワークを交えて、さらに理解を深めていただくそうです。

是非、一人でも「発達障害について」理解してくださる方が増えて

何らかの形で、地域で積極的にご支援して頂けたら、本当にありがたいです!

横浜のYMCAでは、早くから学習支援やスキルトレーニングのクラスが設けられて

幼児クラスから学んでいらした方が、土曜クラブと言うカタチで

就労支援や余暇支援のプログラムに、参加なさっているそうです。


ちょうど『横浜YMCA125周年記念 特別支援教育連続セミナー』が、4回シリーズで
開かれるそうです。

(記載されたサイトが見つかりませんので、
HPの連絡先をご確認の上直接お問い合わせください。)


サテ…私の所属している星槎大学の星槎教育研究所の

『特別支援教育セミナー ライフステージに応じた理解と支援』も、
現在、開催されています!!!


☆ 2009年9月22日(火・祝) 13:00~16:30 
     
第3回 シンポジウム「自立と自律のために親ができること」

働き続けるために ~成人期~

講師 明石 洋子(川崎市自閉症協会 代表)
    藤堂 栄子(NPO EDGE 代表)
    新堀 和子(全国LD親の会理事・LD親の会「けやき」就労部代表)
   
◆メイン会場:横浜(横浜Lぷらざ) (横浜市中区寿町1-4)

◆TV会議システム会場:星槎総合教育研究所(芦別)
            星槎大学学習センター
      (札幌・仙台・郡山・立川・福井・浜松・大阪広島・福岡西・沖縄)
       夢作志学院(栃木県宇都宮市)・興学社高等学院(千葉県松戸市)
       M-netアビニオンスクール(静岡県草薙市)
       今治高等学院(愛媛県今治市)明聖館高等学院(香川)  
       岡山スタディーサポート(岡山)

◆受講料:1,000円(定員になり次第締め切ります)


保護者の方々や、支援に携わって下さる方々にとって
少しでも有効な情報提供のお役に立てたなら、私もうれしいです!


他にも、もう少し身近な地域での情報も、色々な「人と人のつながり」のおかげで

私のもとにいくつか届いておりますので、また直接お目にかかれる方々には

お知らせしていこうと想っております!



今日は、雨が降ったりやんだりの一日になりましたけれど…


気候の変わり目ですから、気温の差も大きくなりやすいので


皆様も、くれぐれもお身体には、お気をつけてお過ごしくださいね!


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2 コメント

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Unknown (双子の母)
2009-09-16 10:07:11
こんにちは。
私の今後のミッションは
「ゆるい支援者=サポーター」を育てる、また自身がなること
かなと思っています。

地域、当時者会、教育、就労等々の場面でたくさんのサポーターがいればなんとかなることが多いかなと思いますが、適切な支援をすることの難しさもあるかなあと思っています。

そうそう、「神奈川」の親の会のほうの部会にも顔を出すことにしました。「特別支援」の先行者としてお話きいたりするのも「支援者」のひとつの形かなと思っています。

返信する
自分の子どもとの関わりから、外に目を向ける・・・ (風待人)
2009-09-16 20:11:01
双子の母 さま

コメントをいただきまして、ありがとうございます!

「支援者」という意味では、双子の母 さまも
現在進行形で、着々と進めていらっしゃいますね!

にじの会にしても、これまでの10年以上
親の会を引っ張っていらっしゃった方々の活動も
もちろん素晴らしいんですが

19年度から、特別支援教育がすべての学校で始められて
もうそろそろ、それぞれの学校単位で
色々な具体的な形を整えていく段階にあるはずですから。

大きな組織につながっていない、地域ごとの動きも
かなり活発になってきていますね。

それぞれの緩やかなつながりやネットワークが
案外、下からの熱い動きにつながっていくような感触を持っています。

実際の大きな流れになるまでには、
やはり、一般の方々の理解やご支援が広がることが
必要ですけれど。

今日、たまたま放課後キッズクラブのスタッフをしていらっしゃる
お母さんとお話をして、そちらでも研修の中で
発達障害のある子どもたちについてのお話も伺ったそうです。

少しずつですが、確実に一歩ずつ前進していますね!
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