Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「成果」と「振り返り」そして、次の「課題」に向けて…

2009-12-19 09:03:58 | 地域の暮し
今朝の横浜も、スッキリと晴れ渡った冬空が広がっています。

「ひとつのこと」を計画して、無事にやり遂げることができるって

ほんとうに、気持ちが晴れ晴れとするモノですね!



何のことを言っているの~?と想いの方もいらっしゃると想いますので
簡単にご説明をいたしましょう。


昨年の4月から月に一回、市民活動支援センター「みなくる」の一室をお借りして

「母親のセルフヘルプ・グループ」を開いています。


初めた頃は、それはもうドキドキの手探り状態でしたし

今でも、色々と考えたり工夫をしながら、試行錯誤していることに変わりはありません。


ちょうど昨年末の土曜日(12月20日)に、地域の皆さまの参加する「フォーラム」で
お話をしたことがきっかけになって


『地域で子どもたちも大人も生き生きと輝いて暮らしていけますように』願って

どうしていけばいいのかなぁ?と、一生懸命考えたり学んでいこうと想いました。


今年一年間に出会った方々から教えて頂いて得た色々なモノを
何らかの形で役に立てられると良いなぁ!

と、心に留め置いて、これからもできることを積み重ねていき地と想っています。



昨日は、子ども家庭支援課のお誘いで、教育相談員の井上先生と保健師のSさんに
お越しいただいて、限られた時間でしたが


『子育ては、おとな育ち』というテーマの学習会を開きました。


まず、自己紹介と課題だしを、ラベルを使ってトライして、続いて

井上先生から、子どもに対する温かい心配りと
教育者として子どもに接していらしたご経験のにじみ出てくるような
素敵なお話をして頂きました。


今回は、「課題だし」ということで「できていないこと、困っていること」
などに焦点を当てましたが


一番大切なことは

『お子さんの良いところ得意なことに注目して、そこを伸ばしていくこと』ですし


大切なわが子を思えばこその親心を理解しつつも、


子どもにとっての『安心できる環境を用意して、子どもの育ちを応援する』

という大切な視点を、忘れないようにしようと想いました。


また、子どもとも家族とも、学校の先生方とも、地域の方々とも

できれば良好なコミュニケーションをとりながら

信頼できる関係を創っていくことも、大切ですね。


そのためにも、「親の想いを如何に伝えていくか」が

とても重要になるように、私としてはつよく感じました。


良い学びの機会を頂きまして、ほんとうに、ありがとうございました。



因みに、前半で行った「新しいトライ」について簡単にお話いたしますね。


◎ 皆様おひとりに3種類のラベルを書いていただきます。
 
  なるべく『具体的』に、お書きください。

 《1枚め》  自己紹介&お子様のこと

     ①  お母様のお名前
        趣味やお得意なこと
     
     ②  お子様の年齢・学年

     ③  お子様の在籍級

 《2枚め》 お子さん自身が、困っていると想うこと課題と想われること

      一枚につき「ひとつ」(複数枚、書いていただいても構いません。)
 
  例「友だちとの関わり」→友達にからかわれることがあり、
            本人がどう対応して良いか、困っている様子

   「学習の苦手感」→学習に関して苦手意識があり、
            それが登校しぶりの原因になっている


《3枚め》  お母様ご自身が感じている「気がかりなこと」や「お困りのこと」
                           1枚につき「ひとつ」
 
  例「親への反抗」→親に対して、暴言を吐いたり、嘘をついたり、
            反抗的になってきた

   「先生との関わり」→先生が子供の特性をなかなか理解して下さらない。
             どのように伝えたらよいか

        
中学生から幼稚園までの気がかりのあるお子さんを育てていらっしゃるお母さまに

『子どもが困っていると想うこと』と『お母さんの感じている気がかり』を

一応分けて、考えていただきました。

モチロン、母親が書きますれど、敢えて子どもの視点と母親の視点を意識していただけたら
と考えました。

みなさんがそれぞれ、一生懸命考えて「言葉にして書き出したこと」と

その課題を、皆さまと共有できたことに、大きな意味があると想っています。

              
                 
          
  

18人分のラベルが、私たちにとってきっと貴重な「課題解決への第一歩」になりますように

皆さまからのご意見やご要望のアンケートを基にして「振り返り」をしたり
次の「課題解決に向けて」の貴重な「手掛かり⇒成果」になりますように

そこに至るプロセスも、大切にしていきたいなぁと想っております。


年明けの「いつもの集まり」は、まずはノンビリゆっくりマッタリと過ごしたいと
考えておりますけれど

1月23日の学習会へ向けて、今から少しずつ準備をしながら

当日の山場まで、持っていけたら良いですね!


ささやかでも、みんなで力を出し合っていくと…ほんとうに素敵なことができますよ!




皆さまも、お気持ちの伸びやかに晴れやかな



     お健やかな、こころ豊かな佳き冬の一日をお迎えくださいね!!!




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2 コメント

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学校以外でも (RAM)
2009-12-19 18:46:54
そろそろPTAを卒業し、何かアクションを起こそうと思うものの、何から手を付けていいのかなぁ・・・という状況です;
仲間を見つけるのも、大切な作業ですね。
返信する
アクションですね! (風待人)
2009-12-19 20:56:04
RAMさま

こんばんは!

学校の中での活動も、きっと色々なご苦労もあったとは想いますけれど

きっと、子どもたちも保護者の方々も
色々なこと(特に人との関係)を、学んでいらしたんでしょうね。

ほんとうに何かを一緒にやってみたいと想える『仲間づくり』が

大切なのかも知れませんね!

「こんなことを、やりたいなぁ!」とか

「こんなことが、必要なんじゃないかしら?」

と、とりあえず言葉にして言っておいたり、書いておくと

それらしき方向性に向かって、
必要なことが見つかったりするように想います。

漠然とした、掴みどころのない表現で
申し訳ありりませんけれど

「仲間」と、色々と話し合っていく中から
手立てややりたいことが見つかると良いですね!

私も、RAMさまのアクションを愉しみにしております!
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