今朝は、淡いぼかしのかかった水色の空が広がっています。
三日ぶりに家のお布団で眠っているkirikouの寝息が
隣の部屋から、ス~ス~と気持ちよさげに聴こえてきます。
思い出してみるに…
昨日の午前中にもひと悶着あって、私が家でブログを書いていると
おばあちゃんの家にいるkirikouから電話がかかってきました。
妙に落ち着いた口調で「お母さ~ん…映画に行きたいんだけれど…」と言ってきました。
午後は、おばあちゃんも予定があって
どうにも時間をもてあまし気味のふたりの間で、映画の話が持ち上がったようです。
「う~ん…お母さん、さっきのことでそんな気になれないんだけれど…」と
私も即答はできずに、アレコレとやりとりをして
「お母さん、ゴメンナサイ…」とkirikouから言ってきました。
(まだ、心底からの言葉というより…言わないと連れて行ってくれない…
という計算が働いているのは明らかのようですが…)
結局 『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』を観たいというので
ネットで時間を確かめて、チケット予約をして出かけることにしました。
駅まで行く道すがらも、ふたり組みのギャングたちの様子は
どうもコチラの神経にピリピリとサワルような…ヤンチャぶりです。
一人ひとりならまだしものところ、ワケワカランチンの2乗なんですから~!
(男の子の兄弟をお育ての方を、ほんとうに心より尊敬してしまいます。)
それでも電車に乗ると周りの目を気にしているのか、少しはオトナシクなりました。
程なくして映画館に到着して、チケットを発券すると
まだ少し時間がありましたので、
それぞれに、ポップコーンとトッ○を買って、フロアをウロウロしていました。
ワ~、ビックリ~!!偶然に、通級のお友だちにお会いしました!!
ママとふたりで映画とのこと。とっても仲の良い雰囲気デス。
(通級でお世話になった先生が転勤なので、離任式に一緒に伺うご相談をしました。)
そのあとでkirikouと従兄も一緒になって
ごあいさつはというと、すれ違いざまにチョッと目を合わせて
「アァ…」って感じで、至ってあっさりとしたものです。
お友達とごあいさつをしてから、
入り口でドラえもんのマスコットを貰って、中に入りました。
隣の席では、お母さん二人は一緒に観ずに子どもたちだけで観るようです。
聞いてみると、3年と1年の兄妹と4年生とのこと。
(映画のほうは…作り手のメッセージ性もあるようですし…
私は、ドラえもんの映画を映画館で観るのは初めだったので…
こういう雰囲気の映画なんだなぁ…って、ちょっとした驚きも伴っていました。
テレビシリーズのキャラクターとは、少し違った面も見せていたようですし…)
オモシロいのかしら~?どんなことを感じているのかしら~?なんて
時おり、横に座っている子どもたちの反応を眺めてみましたが…
盛りだくさのエピソードとお話の展開やキャラクターも多彩なので
少しムズカシイのかしら~?…なんて、アレコレ想像しながら観ておりました。
(因みに、先ほどkirikouに
「映画、どうだった~?どのキャラクターが気に入った~?」と聞いてみたところ
とりあえず「オモシロかった…やっぱ、キー坊でしょ!」とのこと。
「お母さんは…
なんと言っても、あのキノコみたいな長老のおじいさんが、一番かなぁ…」
「あのクサイのを出すやつね~!」
「それにしても、小さい子にはお話がわかったかしら~?」と聞いてみましたが
「そんなの…ワカラン。」ということでした。)
お話の展開もキャラクターも、そういえばどこかしらにいたような気もして
オリジナリティといわれるもののムズカシさを、シロウトながら感じつつ
それでも、映画のラストにかけて
私は、泣けて泣けて仕方がありませんでした。
それは、映画の内容と映像に触発されながらも
自分の中の全くの「個人的な理由」から「小さな子どものようなこころ」が泣いている…
ということを、ハッキリと自覚していたように想います。
(隣の席で怪訝そうな顔でコチラを窺っているkirikouのことも意識しつつ)
エンディングの「手をつなごう」を聞きながら
さらに映画が終わってからも、オイオイと声を出しながら泣いてしまいました。
(今だから…笑ってお話できますけれど
「うわ~!!ほんとうにストレスが溜っているんだなぁ~!!」という感じです。)
そのあとの駅までの道も、コチラの足が重くってなかなか前には進みませんし
(自分で自分のことを言うのも可笑しいんですけれど)気持も表情も暗くって…
子どもたちもア~ダコ~ダ言いながらも、困ったようにしています。
それでも、電車に乗っておばあちゃんの家に帰り着いて
妹も交えて、みんなで一緒にお夕飯を頂きました。
二人は夕食後に一回だけカードゲームをして、もう帰る時間になりました。
「明日、また遊びに行っても良いですか~?」って、何度も妹に聞いているkirikouでしたが
じきに、従兄も帰ってしまいました。
それからグズグズと帰り支度をして、家に戻ったのは9時過ぎでした。
4Chの「あらすじで楽しむ世界名作劇場」を途中まで観てから
「10時に寝ないと、ケーブルテレビが観られなくなってしまいます。」という
夫との約束を紙に書いて、私がkirikouに示したところ
少ししてから着替え始めて、歯磨きもしていました。
私も「テレビは、録画してあるから…もう、寝ようね」と言うと
急に、kirikouが私のフトンの上に乗ってきて「サミシィヨォ…」とつぶやきます。
「…うぅん…お母さんもIちゃんが行っちゃって、すごくサミシイよ~。」と私が言うと
kirikouは「○兄ちゃんちに、明日言っていいかどうか電話する…」と言っています。
それぞれのサミシサも、ほんとうにそれぞれなんですね…
「向こうにも都合があるんだから…また今度、遊べると良いね…
…どうしようもないことって、あるんだよね…
でも今日は、とにかくもう寝よう…オヤスミナサイ」と私も答えました。
一夜開けて…8時過ぎには起き出してきたkirikouですが
早速「お兄ちゃんちに電話する…」と言い出しました。
「緊急のとき以外は、およその家に電話するときは、
やっぱり朝の9時を過ぎてからにしたほうが良いよ。」と
前々から言っていることを繰り返します。
そうこうしてから、時間を見計らって電話をかけていましたが
やはり今日は遊べません。
がっかりした様子でテレビを眺めたり、お気に入りのカードを広げだしました。
私も洗濯機の回っているスキマの時間に、ブログを書いていると…
今度は、「PCやらせて~!」と迫ってきます。
「学校からもらってきた4年生の復習のドリルとかやったら…いいよ~!」と
言ってみましたが、そんな気にもなれないようです。
「お友だちに連絡してみたら…」なんて声をかけても、どうもハッキリしません。
「あのネ…これからは、何かあったらお母さんも相談には乗るし、意見も言うけれど
最後は、自分でいろいろと考えて決めていきなさいよ。
それにお母さんにコウしなさいアアしなさいって言われてやるのは
あなただって、嫌でしょう。」と言うと
向こうも、やけに神妙な様子で「ウン…」と答えました。
そうこうするうちに…
お日さまの光もすっかり温かくなってきて、小鳥の声も響いてきました。
そろそろ、お昼ご飯の時間ですね…
三日ぶりに家のお布団で眠っているkirikouの寝息が
隣の部屋から、ス~ス~と気持ちよさげに聴こえてきます。
思い出してみるに…
昨日の午前中にもひと悶着あって、私が家でブログを書いていると
おばあちゃんの家にいるkirikouから電話がかかってきました。
妙に落ち着いた口調で「お母さ~ん…映画に行きたいんだけれど…」と言ってきました。
午後は、おばあちゃんも予定があって
どうにも時間をもてあまし気味のふたりの間で、映画の話が持ち上がったようです。
「う~ん…お母さん、さっきのことでそんな気になれないんだけれど…」と
私も即答はできずに、アレコレとやりとりをして
「お母さん、ゴメンナサイ…」とkirikouから言ってきました。
(まだ、心底からの言葉というより…言わないと連れて行ってくれない…
という計算が働いているのは明らかのようですが…)
結局 『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』を観たいというので
ネットで時間を確かめて、チケット予約をして出かけることにしました。
駅まで行く道すがらも、ふたり組みのギャングたちの様子は
どうもコチラの神経にピリピリとサワルような…ヤンチャぶりです。
一人ひとりならまだしものところ、ワケワカランチンの2乗なんですから~!
(男の子の兄弟をお育ての方を、ほんとうに心より尊敬してしまいます。)
それでも電車に乗ると周りの目を気にしているのか、少しはオトナシクなりました。
程なくして映画館に到着して、チケットを発券すると
まだ少し時間がありましたので、
それぞれに、ポップコーンとトッ○を買って、フロアをウロウロしていました。
ワ~、ビックリ~!!偶然に、通級のお友だちにお会いしました!!
ママとふたりで映画とのこと。とっても仲の良い雰囲気デス。
(通級でお世話になった先生が転勤なので、離任式に一緒に伺うご相談をしました。)
そのあとでkirikouと従兄も一緒になって
ごあいさつはというと、すれ違いざまにチョッと目を合わせて
「アァ…」って感じで、至ってあっさりとしたものです。
お友達とごあいさつをしてから、
入り口でドラえもんのマスコットを貰って、中に入りました。
隣の席では、お母さん二人は一緒に観ずに子どもたちだけで観るようです。
聞いてみると、3年と1年の兄妹と4年生とのこと。
(映画のほうは…作り手のメッセージ性もあるようですし…
私は、ドラえもんの映画を映画館で観るのは初めだったので…
こういう雰囲気の映画なんだなぁ…って、ちょっとした驚きも伴っていました。
テレビシリーズのキャラクターとは、少し違った面も見せていたようですし…)
オモシロいのかしら~?どんなことを感じているのかしら~?なんて
時おり、横に座っている子どもたちの反応を眺めてみましたが…
盛りだくさのエピソードとお話の展開やキャラクターも多彩なので
少しムズカシイのかしら~?…なんて、アレコレ想像しながら観ておりました。
(因みに、先ほどkirikouに
「映画、どうだった~?どのキャラクターが気に入った~?」と聞いてみたところ
とりあえず「オモシロかった…やっぱ、キー坊でしょ!」とのこと。
「お母さんは…
なんと言っても、あのキノコみたいな長老のおじいさんが、一番かなぁ…」
「あのクサイのを出すやつね~!」
「それにしても、小さい子にはお話がわかったかしら~?」と聞いてみましたが
「そんなの…ワカラン。」ということでした。)
お話の展開もキャラクターも、そういえばどこかしらにいたような気もして
オリジナリティといわれるもののムズカシさを、シロウトながら感じつつ
それでも、映画のラストにかけて
私は、泣けて泣けて仕方がありませんでした。
それは、映画の内容と映像に触発されながらも
自分の中の全くの「個人的な理由」から「小さな子どものようなこころ」が泣いている…
ということを、ハッキリと自覚していたように想います。
(隣の席で怪訝そうな顔でコチラを窺っているkirikouのことも意識しつつ)
エンディングの「手をつなごう」を聞きながら
さらに映画が終わってからも、オイオイと声を出しながら泣いてしまいました。
(今だから…笑ってお話できますけれど
「うわ~!!ほんとうにストレスが溜っているんだなぁ~!!」という感じです。)
そのあとの駅までの道も、コチラの足が重くってなかなか前には進みませんし
(自分で自分のことを言うのも可笑しいんですけれど)気持も表情も暗くって…
子どもたちもア~ダコ~ダ言いながらも、困ったようにしています。
それでも、電車に乗っておばあちゃんの家に帰り着いて
妹も交えて、みんなで一緒にお夕飯を頂きました。
二人は夕食後に一回だけカードゲームをして、もう帰る時間になりました。
「明日、また遊びに行っても良いですか~?」って、何度も妹に聞いているkirikouでしたが
じきに、従兄も帰ってしまいました。
それからグズグズと帰り支度をして、家に戻ったのは9時過ぎでした。
4Chの「あらすじで楽しむ世界名作劇場」を途中まで観てから
「10時に寝ないと、ケーブルテレビが観られなくなってしまいます。」という
夫との約束を紙に書いて、私がkirikouに示したところ
少ししてから着替え始めて、歯磨きもしていました。
私も「テレビは、録画してあるから…もう、寝ようね」と言うと
急に、kirikouが私のフトンの上に乗ってきて「サミシィヨォ…」とつぶやきます。
「…うぅん…お母さんもIちゃんが行っちゃって、すごくサミシイよ~。」と私が言うと
kirikouは「○兄ちゃんちに、明日言っていいかどうか電話する…」と言っています。
それぞれのサミシサも、ほんとうにそれぞれなんですね…
「向こうにも都合があるんだから…また今度、遊べると良いね…
…どうしようもないことって、あるんだよね…
でも今日は、とにかくもう寝よう…オヤスミナサイ」と私も答えました。
一夜開けて…8時過ぎには起き出してきたkirikouですが
早速「お兄ちゃんちに電話する…」と言い出しました。
「緊急のとき以外は、およその家に電話するときは、
やっぱり朝の9時を過ぎてからにしたほうが良いよ。」と
前々から言っていることを繰り返します。
そうこうしてから、時間を見計らって電話をかけていましたが
やはり今日は遊べません。
がっかりした様子でテレビを眺めたり、お気に入りのカードを広げだしました。
私も洗濯機の回っているスキマの時間に、ブログを書いていると…
今度は、「PCやらせて~!」と迫ってきます。
「学校からもらってきた4年生の復習のドリルとかやったら…いいよ~!」と
言ってみましたが、そんな気にもなれないようです。
「お友だちに連絡してみたら…」なんて声をかけても、どうもハッキリしません。
「あのネ…これからは、何かあったらお母さんも相談には乗るし、意見も言うけれど
最後は、自分でいろいろと考えて決めていきなさいよ。
それにお母さんにコウしなさいアアしなさいって言われてやるのは
あなただって、嫌でしょう。」と言うと
向こうも、やけに神妙な様子で「ウン…」と答えました。
そうこうするうちに…
お日さまの光もすっかり温かくなってきて、小鳥の声も響いてきました。
そろそろ、お昼ご飯の時間ですね…