Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

9月24日(水)のつぶやき その2

2014-09-25 01:42:51 | つぶやき・・・?



石井桃子著「幻の朱い実」を、ようよう読み終えました。



(以下、小さなネタばれの可能性があります・・・)



とても、分厚い上下巻なので、途中はポツポツと


ところどころ、はしょり気味で、真面目な読者とは到底言えませんけれど。



感想などには、まるでおぼつきませんけれど


気になった言葉を、メモ書きしておきます。


(まだ、お読みでない方は、


読まないでいてくださったほうがよいかもしれません。)




まず、上巻を読んでいて、「あ~~この言葉・・・」


「この文章に、なんとなく石井桃子さんのお気持ちが感じられる・・・」


ような気がするなぁ、と想った場面があります。    


上巻のP283「その朝、明子の胸には心臓大の穴があいていて、

    風はその穴を吹きぬけていった。(中略)

    それは、足のひょろつくほどの頼りなさだった。(中略)

    明子は、後ろめたさにため息をついた。」



そして、下巻に入り・・・



「クマのプーさん」の誕生に関わった友人との死別を経て、


時間は一気に進み


老齢になった主人公が、朱い実を回想しながら、


娘さんと会話を交わす場面で(p362以下引用)  


「みょうに気がすんだ気持ちになって歩きだしながら、

 彼女は自分がちょっと激しているのがわかった。(中略)


 母娘は低く笑うようにして…」お話は締めくくられています。



漠然とですけれど・・・石井桃子さんが、


この「物語」を書かずにはいられなかったお気持ちの一端が


私には、窺えたように想います。  



      
   

(私が、この物語に関しては

細かな人間関係のなにやかやに、あまり興味がないこともあり

相当、荒っぽいコメントになりました。)




ところで、実は、


いま、私がとても気にかかっているのは「後ろめたさ」ということです。



以前、短歌の講座で、


測らずも「後ろめたさ」という言葉をつかったことがあり



このところ・・・なにかの折りにふっとそのことがアタマをよぎります。



なぜなのか・・・そもそも「後ろめたさ」って、なんだろう???


まだ、自分の中でも、掴みきれておりませんけれど。





「オ・ト・ナ」ってつぶやきながら何処となく後ろめたさを誤魔化している 
 
  
















記憶…

ときに、蓋が開いてしまい…

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それぞれに
背負うたものがあるんや…

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