Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

末盛千枝子さんのお話を伺いました♪

2012-06-10 12:34:45 | 絵本、大好き♪
昨日は、大好きな末盛千枝子さんの絵本のお話を伺ってきました。



最初の出会いは、実は末盛さんの携わったご本とは知らずに


二十数年前に、M.B.ゴフスタインの「作家」と「画家」という本が、大好きになったことです。


(追記: 「お気に入りの絵本作家・・・」 2012-04-25 絵本、大好き♪)



      

その後、ふとしたきっかけがつながって、2009年の1月と3月に


ヒルサイドテラスで開かれているヒルサイドセミナーシリーズ


「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」 Part 2で

末盛千枝子さんから 

    第3回 1月15日(木)「女性の生き方を考える―ねずみ女房を入り口にして」

             


    第5回 3月19日(木)  「友情について」

を聴く機会をいただきました。


(その当時のメモ書き  ⇒「過去・現在・未来の時間軸」・・・そのココロは?  2009-01-16  

          
           「多様性は強み」・・・???  2009-01-23

            
           『風をつむぐ少年』を、手に・・・ 2009-03-19   )


末盛さんの、ご自身のこれまでの人生の軌跡と


その中で出会った、さまざまな本や作者との交流を交えたお話は、とっても楽しく、また示唆に富んでいます。


また、明るくて気さくな雰囲気が、本当に素敵な方で、そのお人柄も、私は大好きになりました。


その後もセミナーシリーズは開催されていましたが、末盛さんが郷里の岩手に移られたこともあって

昨日の『人生に大切なことはすべて絵本から教わった

     第7回 子どもという不思議 』の開催が最終回とのこと。

    


お話は、彫刻家の舟越保武氏の想い出やご家族のお話や

モーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」や

       



センダックのお父さんの書かれた本のことや


         


エリック・カールさんとの交流についても、楽しいエピソードをお話しくださいました。

        

何とか、お話を聴きに伺えて、とても楽しい時間を過ごすことができました。


これは、いわて絵本プロジェクトにも展示されたという


エリックカールさんから贈られた「創作のための色とりどりの美しい彩色された紙」です。


           


現在は、震災後に全国から絵本の支援をいただいて、被災地に絵本を届けたり

「絵本サロン」を開催する活動を、精力的に行っているそうです。


また、これまでの「すえもりブックス」のお仕事を現代企画室という出版社が


「末盛千枝子ブックス」として引き継いでいくとのことで

M.B.ゴフスタインの最新作「Your Lone Journey あなたのひとり旅」が出版されました。


この本の持つやさしさと言葉の表現から、これから先・・・


夫と二人で生きていくうちに、いつかひとりになる時が来ても


きっと、ひとりであることを受け止めながら、人生を豊かに生きていける勇気をもらえるような気がします。




また、末盛さんのお話をまとめた「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」もご本になっています。
(現在、Part2の企画も進行中とのこと。)



息子さんお二人を育てられたお母様としてのまなざしも、とても優しく温かく


また、絵本をとおして、様々な活動をなさっておいでの末盛さんは、


私にとって、「絵本のある居心地の良いスペースを開く・・・」という


まだまだ、形にもなっていない「ささやかな夢」を

すでに実現なさっている「大きな目標」として尊敬している方なんです。



生き生きとお話をしてくださる末盛さんにお会いできて、楽しいひと時を過ごして


私もたくさんの元気をいただきました。





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