白マムの以心伝心

タイトル「日本のこと 日本のもの」
をあらためました。
オーフェン・マムの
とりとめのない雑多なブログです。

お仏像と三輪途道先生への長い話 2

2012-01-09 21:25:51 | 仏像
<お知らせ>
ブログお引っ越ししました。お引っ越し先はfc2ブログです。
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宜しくお願いします。
マムより

  




私のお仏像の原点、日光月光菩薩さんは
東大寺法華堂においででした。




<東大寺法華堂(三月堂)>


しかし、現在日光月光菩薩さんは不空羂索観音菩薩さんと
共に昨年開館の東大寺ミュージアムのガラスの向うに
おいでです。







さて、話をもどしましょう。
絵を描くのは好きでも絵の下手なことを自覚している私は
絵画や彫刻や陶磁器を愛でることに重きをおいていきました。


10年ほど前のことです。
ある彫刻写真に目がとましました。
静謐な空気を身のまわりにまとった
老犬(私には老いた犬にみえました)です。
タイトルは「月の舟」。

いい彫刻だなあと、見惚れましたが、

50才すぎの男性作家と勝手に思いこみ
どなたの作品なのかわからないままに心にしるしました。


ちょうどそのころです。
「東大寺大仏開眼1250年祭」がとりおこなわれたのは。
正確には2002年10月15日です。
奈良国立博物館では記念の展示が催されました。
勿論私も馳せ参じ祭をうっとりと眺めたものです。


この大仏開眼1250年祭の大きな話題は、東大寺が500年ぶりに
お仏像を新造されたということでした。
そのお仏像は1250年前に天竺よりおいでになった
菩提僊那僧上(ぼだいせんなそうじょう)の肖像彫刻です。
(僧侶の彫刻であっても高僧の場合、お仏像といいます)


500年ぶりの新造です。

この重責を担う仏師はそれは重鎮でたくさんの弟子を
もった人のはずです。



つづく



<東大寺ミュージアム>




お仏像と三輪途道先生への長い話   

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