友人Kがmixiの日記であらすじを書いていて興味を持ち私も真似して読むことにしました
浅田次郎さんの作品初めて☆いろんな人の作品に触れるのもおもしろいものですね
ワンマンだった父佐吉のせいで自殺した長男の昭一
母と2人逃げ別居した次男の真次
父を見捨てずについて行った三男の圭三
真次は不倫相手のみち子と地下鉄の出口から過去の時代へ
タイムスリップしてしまう・・・そこで初めて知る父の苦労と両親の秘密
「私たちが毎日何も考えずに乗っている地下鉄が、
こんなふうに人の命を乗せていた時代もあるんだって、
あの古い地下鉄はそんなことおくびにも出さないけれど、
死んで行く若者たちを何千人も、何万人も、黙って送り続けていたんだって」
って言ったみち子のセリフでジーンとしてしまいました
ここのフレーズは直接は物語には関係ない部分かもしれませんが
知らないで生活している昔(戦争)を知らない自分たちを痛感しました
映画化されたこの物語を映像でも観たいと思い
レンタル屋さんへ行ったら3月21日からレンタル開始となっていました