遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

R-1ぐらんぷり2007

2010-11-29 21:41:03 | DVD・VHS・動画など
R-1ぐらんぷり2007 [DVD]
クリエーター情報なし
R and C Ltd.


2010/11/29

「R-1ぐらんぷり2007」を見る。
冷めた目で見た2006と爆笑した2009のちょうど中間という感じの熱量。
本選よりも特典映像のほうが興味深い。バックステージの芸人たちの生態がおもしろい。
マキタスポーツが「ピン芸人とは職業ではなく業である」と言っていたけど(新書館「東京ポッド許可局」)、よく納得できる。
全体的に暗い。それなのにブリーフから軍人まで格好だけ多様で異様。友達になりにくい感じ。人のことは言えない。自分を分類すればピン芸人だと思う。
今回いちばん面白かったのは友近。
「ピザ屋の一男さん」の話。
イッセー尾形との違いについて考える。
舞台に特化するかテレビに特化するかの違いで、狙っているところは同じような気がする。
一緒に全国ツアーしたらいいのに。もろもろ現実的じゃないだろうけど、なんだかしっくりくる。
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グラハム・クラーク展

2010-11-27 21:38:39 | レポート
2010/11/27

現実逃避しに大丸の8階へ。
グラハム・クラーク展を観る。
グラハムというとキックボクサーのピーター・グラハムくらいしか思い浮かばない。
クラークの方は名前を知らなかったけど、どっかで一度は見たことがありそうな絵柄。懐かしい感じ。
ホテルやサファリパークに色んな人や動物がゴチャゴチャ描かれている。その一人一人の誰からでも物語が始められそう。
その分、展示でまとめて作品を見ようとするとずいぶん時間がかかる。
大き目の作品を一枚購入して家に飾っておくとよさそう。
飽きないだろうし、こういうところに展示されている割に高くない。
だからといってすぐ買えるわけではない。そこそこのサイズで15万くらい。
人生の目標にしたい。
それにしても、ピーター・グラハムが邪魔で名前覚えにくい。

※11/30まで。
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「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術

2010-11-25 02:23:35 | 読書感想文
「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術
上杉隆
アスコム



2010/11/24

普通に読めば1時間もかからない。
政治とか経済とか興味はあるけど難しい。
どうも向いてないみたい。
だから、どの専門家に札を置くのかが大事だと思う。
言ってる内容より人となりを優先する感じ。
今のところ、この本の著者の上杉隆がいいなあと思っている。
「上杉隆の脱力仕事術」とあるように、いろんなストレスを斜めに受け流す方法が書いてある。特別斬新なことはないけど、こういうことは誰が書くのかが大事な気がする。
「批判は情報である」とか「いつもこれが最後だと思って原稿を書いている」とか「スケジュールはガチガチに作る」(そして、「遊び」の時間を沢山作る)とか。
いちばん真似てみたいのは、執着をしないこと。
やりたいことを仕事にするための第一歩だと思う。
「お金に結びつかないムダなことをやってみる」のが重要ということに深く共感。
何するにしても義務感が入るとしんどいし。
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R-1ぐらんぷり2009

2010-11-23 23:58:44 | DVD・VHS・動画など
R-1ぐらんぷり2009[DVD]
クリエーター情報なし
よしもとアール・アンド・シー


2010/11/23

「R-1ぐらんぷり2009」を観る。
2006では巧いと思いつつ、あんまり笑えなかったあべこうじが面白かった。レンタルの返却期限が今日でなければ文字起こししたのに。
R-1見たのは昨日が初めてなんだけど、バカリズムの「つかむならココ」のネタはなぜか知ってた。これが噂のアレかと思いながら見る。関根勤のムダに鋭い感想や、清水ミチコの思い切りのよすぎる満点採点とセットで一番面白かった。
サバイバルステージも含めてつまらないものはなく、どれも笑う。
一人芝居を書くのに参考になるかなと思って観ているが、いまのところほとんど参考になっていない。「ピン芸人」の持つ生々しさが一人芝居というジャンルには合わない。どっちが上というものではないが、やはり「役者」とは人種が違うような気がする。
ただ、2008、2007のDVDもレンタルしたので、もう少し付き合ってみて、なにかわかったらちょっと長めの文章を書いてみたい。
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R-1ぐらんぷり2006

2010-11-22 23:01:28 | DVD・VHS・動画など
R-1ぐらんぷり2006 [DVD]
クリエーター情報なし
R and C Ltd.


2010/11/22

「R-1ぐらんぷり2006」のDVDを見る。
回数でいうと4回目。博多華丸が優勝してた。
にぶいのか4年の時差か、思ったほど笑えなかった。
笑ったのはニュースキャスターをやった浅越ゴエと学校の先生をやったドキドキキャンプの岸学。
他はうまいとは思うけど、なかなか笑えない。
観客席のお客さんの笑いについていけない。むずかしい。
コミカルな一人芝居とピン芸とでなにが違うのか考えながら見る。
漫談とコントみたいな形式的な違いはあるんだけど、今のところの結論としては、「笑い」を目的とするか手段とするかの違い。
自分がピン芸をするわけではないけど、舞台でやる表現には違いないので、一人芝居を書くときの仮想敵にしよう。大変だけど。
どうでもいいけど、友近のレオタードは困る。胸の谷間が妙に生々しくて鬱陶しくてしょうがない。
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日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない

2010-11-18 21:28:30 | 読書感想文
日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書)
山本 謙治
講談社


2010/11/16

毒ギョウザ騒動のときも思ったけど、安全と安価は両立しない。
キチンとやればコストはかかるし、そうじゃなければリスクを背負う。
程度問題なんだけど、そういうもんだと思う。
著者は山本謙治。リアル山岡士郎。
この本で繰り返し述べられているのは、生産者も消費者なんだということ。
安いものしか買わないということは、生産者の首を絞め、結局、みんなが苦しむ。
さっそく近所のスーパーで色々見てみる。
納豆とか豆腐とか牛乳とか、ものすごくたくさん種類がある割に、価格帯にそんなに差がない。この品揃えも消費者が決めている。
牛乳の場合、本で紹介されていた低温殺菌は見つからず、ほとんどが高温殺菌(100℃以上で2秒)。唯一「倉島牧場牛乳」だけ80℃20分殺菌。値段は他の牛乳の1.5~2倍。
食材ごとにいろいろ見方が提示されていて、おもしろい。説教臭くないのも良い。
しばらくはスーパーで楽しく過ごせそうだ。
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プラネットアース

2010-11-16 19:54:45 | DVD・VHS・動画など
プラネットアース DVD-BOX 1 episode 1?episode 4
クリエーター情報なし
ジェネオン エンタテインメント


2010/11/15
BBCとNHKが共同で5年もかけて作ったそうだ。
似た感じの映像作品は沢山あるけど、自分の好みにはいちばん合うみたい。
時間の都合で1、2集のみ見る。
映像がきれいなだけではなく、「よくこんな映像とれるよな」と素人でもわかる凄みがある。
第1集は「生きている地球」。
コウテイペンギンが日の昇らない4ヶ月を密集してすごす。一番寒い外側は交代制。
そんな助け合いの精神、どこで学んだんだろう。ふしぎ。
第2集は「淡水の恵み」。
川でベルベットカワウソがワニを追っ払っていた。ワニにとっては、エサがどんなに騒いだところでエサだろうに、ちゃんと追い払っていた。ふしぎ。
全体通して「ひとつの命ってすごく小さい」という感想。
自分の命の小ささも前向きに捉えることにしたい。
「人生に期待するな」とは、たしか北野武の名言。立川談志だっけ?
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走メモ(オフシーズン)

2010-11-14 13:39:26 | 走メモ
2010/11/14

北海道神宮往復コース。

往路 5.8km 36:57 6'17"/km
復路 5.8km 35:34 6'11"/km

ひさしぶりの割にまあまあのペース。
アームバンドに携帯電話とソニーのやつを入れて走る。おともはDIGのポッドキャスト。
フィギュアスケート特集。フィギュアだと浅田真央とか高橋大輔とか、日本には世界の頂点を争う選手がわんさかいる。そりゃあ盛り上がる。今思うと、大晦日にPRIDEを切ってフィギュアを取ったフジテレビの先見の明は大したもんだな。
体は少し痒かったが、不快感はほとんどなし。
北海道神宮でおまいりして、例によって休憩所へ。
それなりに着込んでいるので、並んでいてもそんなに違和感がない。
ほうじ茶も判官さまも相変わらずおいしい。
雪が降った時にはどうなることかと思ったけど、風景はちゃんと秋。
今年はあと何回走れるかしら。

※ 秋っぽい。
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開幕ペナントレース「ロミオ アンド トイレット」

2010-11-11 22:47:32 | 演劇を見てきた
2010/11/11

努力が報われないということはよくあることだけど、自ら進んで努力をドブに捨てていけば芸術になるのかもしれない。
開幕ペナントレースの「ロミオ アンド トイレット」を見ながらそんなことを思う。
訓練の果てのでかい声と単純でバカバカしい動き、あとは間の取り方だけ。
踊りそうで踊らない。
演技しそうでしない。
わかりやすく「すごい」と言わせてくれない。
とにかくもどかしい。
おもしろいけど、動きは単純なので、下手したら俺でもできるとか言い出すやつがいるかもしれない。
もちろんそれは錯覚なんだけど、そう思われても構わないというような腹の据わり方がいい。
自信がないとできないことだ。
そんな彼らのストイックさは、お客さんにも求められる。
完璧すぎるトイレの造形が凛々しい。
が、そのトイレの「物語」は見せてくれない。
断片しかない。
不親切といえば不親切だし、それが芸術なんだと言い張られたら押しきられてしまいそう。
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現代アートを歩こう 500m美術館

2010-11-10 23:33:34 | レポート
2010/11/10

ツイッター上で話題になっていた「500m美術館」を見てくる。地下鉄大通駅とバスセンター前駅の間のコンコースに期間限定で沢山の作品が展示されている。自分は北電のところから地下に入ったので、ちょうど中間点から見ることになってしまった。
面白かったのは河野健さんの作品。家族をモチーフにしながら、微妙な匙加減で「非現実感」を出しているところが好み。
あとは「500m美術館通年化プレ企画」の映像。未来のことを想像してわくわくする。作品じゃないけど。
それにしても、ただの地下鉄の通路なので、ふつうに鑑賞するには環境が悪い。微妙に暗いし。寒いし。
そんなこともあってか、全体的に作品が場所に負けていたような気がした。
各々がバラバラに展示しているので、風景に埋もれて印象に残りにくい。
一人の作家の作品で埋め尽くすとか、コンセプトを統一するとかしたほうが、鑑賞しやすいんじゃないかしら。

※ 美術品かと思った。
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