遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

走メモ

2011-05-26 00:32:54 | 走メモ
2011/5/25

路地裏ラン。31分51秒。
ネカフェの徹夜明け。
5:00に、なか卯「和風牛丼大盛」を食べる。
5:30に走り出す。
ペースはゆっくりだったので、特に腹痛も起こらず。
ただし、久々に走りながら眠気に襲われる。
割と住宅地なので、ごく近所でも見たことのない道や家がある。ちいさなひなびた工場もチラホラ。「札幌紙器」って何を作っているんだろう。ともあれ、あたらしい風景を発見するのは、たのしい。
走ることで、いくつか脚本のアイディアも拾った。結局使えなさそうだが、やっぱりなんかかんか思いつくもんだな。
今後も時間がないときこそ、あえて走ることにしたい。
近所の札幌聾学校の運動会らしきイベントも見学する。なんだか大変そうだけど、遠目で見ると平和そうでもあった。
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走メモ

2011-05-23 01:39:54 | 走メモ
2011/5/19

ひと月に一回くらいある、「とにかく走りたい日」だったので、時間がないのに走る。
コースを決めずにだらだら31分02秒。
最後の方にダッシュ2本。
33歳では珍しいくらいの全力疾走ができた。
自分の今の100mのタイムが気になる。
5月5日に走って以来だから2週間ぶり。思ったより快適に走れた。
ジョギングには、脳のデトックス的な役割がある。
頭の中がごちゃごちゃしているときの気分転換には悪くない。
とりあえず自分をほめたい気分になる。
ごくごくゆっくりなペースならそんなに危険じゃないような気もしてきた。
街灯のあるところを中心にこれからもちょこちょこ走ろう。
おともは、ポッドキャスト「荒川強啓のデイ・キャッチ」。
出てくるおじさんたちがことごとく、かわいらしい。
オジサン萌のひとにはたまらない番組なのではないか。
次走れるのはいつになるやら。
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カシム・ザ・ドリーム ~チャンピオンになった少年兵~ : 松嶋×町山 未公開映画を観る

2011-05-15 17:34:27 | DVD・VHS・動画など
カシム・ザ・ドリーム ~チャンピオンになった少年兵~ : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD]
クリエーター情報なし
アニプレックス




2011/5/14

主人公カシムはボクシングのチャンピオン。
ごく小さい頃に誘拐され、少年兵として育てられた。初めて人を殺したのは8歳。
自分にとっては異次元の環境だが、ノンフィクションだという。だからと言って、人間的な感情がなくなっているわけでもなく、家族を愛しているし、戦場の恐怖で大麻が手放せないし、音楽がかかればステレオタイプな黒人のイメージそのままに体をくねらせる。
カシムはアメリカでチャンピオンになった後、故郷のウガンダに戻る。
そこでお芝居(お祭り?)を見るのだけど、その内容は過去に起こった虐殺の様子を再現したもの。
過去の事件を忘れないために上演される。
それを見るカシムの表情が切ないこと。
彼は殺す側でもあったわけだから。
演劇にはこういう使い方もあるのかと学ぶ。
簡単に教訓をひっぱりだせるような話ではないけど、とてもいい刺激になった。
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細田守監督「時をかける少女」

2011-05-09 19:25:06 | DVD・VHS・動画など
時をかける少女 通常版 [DVD]
クリエーター情報なし
角川エンタテインメント



2011/5/8

「今さらタイムスリップなんて古臭くて楽しめないなあ」とか「原作は知ってるけど、特に思い入れがあるわけじゃないし、誰もが知るべき古典とも言えないし、なんか中途半端だなあ」とかネガティブな先入観を持って見始める。
その割にあっさり表現の面白さに引き込まれてしまった。
いちばんよかったのは「普通」の表現。
最初のヒロインと男友達二人で野球をやっているシーン。ちゃんと、「大して訓練されていない者同士」の野球になっている。女投げや、バッターボックスをはみだすところや、意味なく左打席で打ってみたりするところなど。
物語は、この三人の「三角関係」が軸になって進む。「タイムリープ(タイムスリップ)」という装置もそうだけど、これらの仕掛けそのものにはまったく斬新さがない。
それでも退屈さを感じないのは、こういう典型的な仕掛けの中に、コマメに「工夫」を入れているから。伝統芸能とか職人的な意味での工夫。典型をふまえつつ、少しずつ前進させていく感じ。
引っ込み思案の女子に告白させようとする女友達。善意を押し付ける偽善的な人間として描かれやすいポジションだけど、コミカルに描かれていて嫌いになれない。
ヒロイン真琴の描き方もいい。
「普通」の女子高生を描いているのに退屈ではなく、笑ったり泣いたり悩んだり、不細工なところも含めて、魅力的。
「そうは言っても、イケメンの男友達がふたりいる時点で恵まれすぎているよ!」という気持ちもないではないけど、気持ちよく感情移入できる対象は、自分自身よりちょっと美化された人だったりする。
物語を通して彼女が号泣するするシーンが2回ある。
まったく違う意味での号泣だったけど、どちらもよかった。不細工で切ない。
冷静に考えると、思いっきり走ってジャンプするだけでタイムリープできてしまうところとか、タイムリープの種明かしにはちょっと疑問はあるけど、原作の選択、物語の構成、登場人物のキャラクター、物語における「既製品」を駆使してなお、これだけ見ごたえのある映画が作れるのだから、監督の職人ぶりがすばらしいという結論になる。
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日刊スポーツ豊平川マラソン・後半

2011-05-07 16:49:49 | レポート
2011/5/7

真駒内公園を抜けて少しすると5kmの看板。
体は普通だが、気持ちが重い。最初の給水も、アミノバイタルだと思って飲んだら水。
ただし、悩みまくってしょうがなかった脚本の書き出しを思いついたら、気持ちが180度変わった。自分の憂鬱ほどあてにならないものはない。
色々展開を想像しながらニヤニヤしだす。気持ち悪い。
三井寿がどんなにヘロヘロになっても、スリーが決まる「パシュッ」という音を聴けばよみがえるというシーンを思い出す。確かに自分にもあの音が聴こえた…ということを考えるほど気持ち悪い(本人は気持ちいい)精神状態になる。
それはともかく、豊平川マラソンの立て看板「○○橋の下に医療テント」のような表示はやめてほしい。なぜなら河川敷コースになってから片道11回も橋をくぐる。橋の名前で言われてもわからない。「あと○○m」と書いてもらったほうがよっぽど親切。
ちなみに自分の気持ちが前向きになったのは「南7条大橋」を過ぎた頃。どのあたりか想像できないでしょ?
去年の北広島エルフィンロードマラソンでもらった長袖シャツは、なかなか快調。通気性悪くない。
折り返すと、自分の左足との戦いが始まる。痛みはないけど、ペースを上げようとすると、力が抜ける。油断すると体ががくんと左に傾く。練習では何度かあったけど、レースでは初めて。
徐々にペースを落としながらゴールを目指すというガマンの展開。どんどん抜かれる。ラスト5kmから4kmまでがとても長く感じる。
その残り4kmでようやく回復。「長く感じるのはダラダラ走ってるからだ」とばかりに、ペースアップをはかる。
ラスト4km地点からゴールまで、100人抜きを狙う。実際は155人抜いて無事にゴール。
なんと悪趣味なレース展開。
タイムは2時間11分11秒。完走できたので御の字。
帰る前に、ネットで知り合って時々ブログにコメントをいただいていた「ジャスミン」さまに、初めてお会いする。ほとんど会っただけ。気のきいた話ひとつできずに退散。
石山通を北上し、招待券を使ってニコーリフレに行った。大きいお風呂は気持ちいい。サウナには入らなかった。

※ うすぐもり。
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日刊スポーツ豊平川マラソン・前半

2011-05-06 20:10:57 | レポート
2011/5/6

目覚めると謎の腹痛。寝床で悶絶しながらムリヤリ正露丸を飲み込む。トイレにこもる。
7月公演の脚本が進まず、寝不足とプレッシャーの影響が内臓のほうに来たような気がする。
そんな朝の状況なので、当然「日刊スポーツ豊平川マラソン」に参加するかどうか迷った。
参加費3000円は惜しいが、体調管理と脚本を書くのが先。そういう考え方の方が普通のような気もするけど、自分は逆。走るから、体調も回復するし、アイディアも浮かぶ。なにより弱気になることが怖い。
自転車をこいで80分、真駒内セキスイハイムスタジアムへ。石山通から行くと意外と早い。
地下鉄だと真駒内駅から相当歩くので、時間だけならあまり変わらない。
ただ寒い。今までのレースで一番寒いかも。
受付するころには手足が冷え切っていた。
受け取ったのは、パンフにゼッケン、大き目のタオル。以上。去年や一昨年はもっと色々あったような気がするけど…不況なんだろうか…。
スタジアム前の芝生は湿っているし、あまりに寒いので、スタジアムの中の控えスペースでじっとする。なかなか体があったまらず、ぎりぎりまでじっとして着替え→荷物預け→スタート地点→靴紐結びまで10分程度で済ます。そこでウェストポーチや腕時計を忘れていたことに気付く。今回は丸腰だ。
ノースリーブと長袖シャツを両方用意していたが、長袖を選択。これを着て走るのは初めて。
せかせかとスタート付近へ向かい、ほとんど待ち時間なしでスタート。ストレッチほとんどしなかった。
おまけに練習もほとんどしてない(今年になってから月1~2回走っただけ)ので、慎重に慎重に歩き出す。
今年はハーフ。21kmもつかしら。
例年より人が多いんだか少ないんだかもよくわからない。
すっかりおなじみになった真駒内公園の中をぐるぐる走る。あんまり周りの様子を観察している余裕はない。
足を前に出して置くイメージで進む。跳ぶとか蹴るとか、そういうイメージは厳禁。足裏を地面にこすってもいいくらい気持ち。
ただ、なんでこんなときに自分は走っているんだろうという自問自答が頭から離れない。

※受付で貰ったもの。
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シアターZOO提携公演【Re:Z】 男肉 du Soleil 「Jのとなりのオニク」

2011-05-01 21:08:05 | 演劇を見てきた
2011/5/1

マラソン大会を沿道で眺めていると、面白いのは先頭集団じゃなくて真ん中よりも後ろの集団だったりする。
いわゆるアスリート集団よりも、その人ごとの「個性」が多彩ににじみ出てくるから。
そういう非アスリートの面白さをきちんと整理整頓して、パフォーマンスとして組み立て直した感じ。
個々が洗練されるとかえってつまんなくだろうから、全体をまとめた人の演出力がすごいのだと思う。
上半身裸の男たちが叫び、踊る。
汗で大胸筋の間が縦に光るまで、たった5分くらい(たぶん)。
比喩でなく、彼らが踊るほど、叫ぶほど、会場が体育会系の部室臭くなる。
それでも、終わるころにはみんなかっこよく見える。
萌えた。きっとあの匂いはフェロモン的な何かだ。
それはともかく、お客さんを舞台に呼び込んで一緒に踊るシーンが面白かった。
偶然選ばれたお客さんが全然素人じゃない演劇の人たちだったんだもの。

※舞台は撮影OK。できるところはどんどんやったほうがいい。
※「しあたーずー ていけいこうえん りぜっと おにくでそれいゆ」です。
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