遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

札幌オーギリング『Dream Go Round(正夢・二部)』

2015-11-29 23:47:01 | レポート

2015/11/29

大喜利をプロレス風演出で見せるイベント。

ちょっと見ない間に、元練習生のすえひろ選手が飛躍的に面白くなっていることが面白い。

アキト選手の卒業試合でリングアナや実況がガチ泣きしている。

ロボット軍団の徹底宣言で、イタリアンコネクションの日本人宣言を思い出したのは、自分だけではないはず。

序盤のイタリアネタは伏線だったのか。

回答の面白さだけでなく、ある程度、長く見続けたぶんだけの感慨もある。

三浦セピア選手が不在で、アキト選手にロボット軍団が卒業。

離脱者が多く終わりがしんみりしてしまう。

オーギリングは演劇ではないと思っているけど、ジャンルにとらわれて評価しないのはもったいない。

もっと続けてほしいので、TGRアンケートに5点つけて出してきた。

慣れないことをしたので、客席にスマホを忘れてきてしまった。失態。

 

※パンフがまた凝ってるんだわ。

 

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関根眞一『教師はサービス業です - 学校が変わる「苦情対応術」 』

2015-11-24 02:09:14 | 読書感想文

 

教師はサービス業です - 学校が変わる「苦情対応術」 (中公新書ラクレ)
クリエーター情報なし
中央公論新社

2015/11/24

・常々、学校の保護者対応は大変だという話を聞いていたので読んでみる。

・著者の肩書きは「苦情・クレーム対応アドバイザー」。

・百貨店の販売歴26年、クレームに関する著書多数、教育関係者への講演だけで100回ほどと、とにかくクレームに詳しい人。

・マンガのキャラクターだったら宮条暮男(くじょうくれお)という名前になりそう。

・書いてあることが具体的。共感しすぎて、げんなりしてしまう。

・間が大切という話は、芸能関係の人が言うような高尚なレベルの話ではなく、現実的だった。

・「今回の場合は失敗の産物ですから、偉そうなことは言えませんし、自慢にもなりません。でも、確実に使えます。」という表現が好き。

・著者から見て教師のクレーム対応は「甘い」そうだが「あんたから見ればそりゃそうだろう」という感じ。

・「とにかく教師は大変」だけじゃなく「教師だから救われている」ということもある。

・大変さの量ではなく質を見極めるのが大事。

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味処 富士屋「カツ丼」

2015-11-16 22:59:42 | レポート

2015/11/16

・今日でこのブログが開設して3650日。

・ほぼ10周年だけど、何も書くことがない。

・仕方ないので富士屋のカツ丼について書く。

・北大前通りの雑居ビルの二階にある。

・席に着くと、おじいさんがゆっくり近づいてくる。

・「カツ丼」と言ったら、ごく小声で「大盛り?」と返してくる。

・気おされてしまい「普通で」と答える。

・年季の入った店内と、それ以上に年を重ねていそうな御夫婦(だと思う)が、ゆっくりカツ丼を作っている。この人たちは、これまでどんだけたくさんのカツ丼を作ってきたんだろう。

・カツ丼なんて「かつや」と「セイコマ」で十分だと思ってたのに、食べたらうまい。

・肉に程よい歯ごたえがあってサクサク食えるし、他で食べるより香ばしい感じもする。何が違うんだろう。

・たしか580円。

・毎日食べても1ヶ月17400円くらい。

・毎日カツ丼が食べられると思えば安いが、毎日カツ丼ばかりだと思うと高い。

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T.J.ウォーカー『そこそこいいプレゼンをするために―普通の人に役立つアイデア集』

2015-11-15 00:22:55 | 読書感想文

 

そこそこいいプレゼンをするために―普通の人に役立つアイデア集

クリエーター情報なし
一灯舎

2015/11/13

・タイトルそのまんまの本。

・とにかくアドバイスが具体的でさくさく読める。

・徹底して読者に劇的な変化を期待させない。

・「自分のプレゼンを動画に撮って見る。しかし、2回で十分」

・「90cm四方のスペースでいいから動く」

・「手振りを意識するのは無駄」

・「客を見れば客はあなたを見る。客を見なければ客はあなたを見ない」

・「読んでも暗記しても失敗する」

・「リンカーンのゲティスバーグの演説はたった3分」

・「プレゼンをするとき、自分自身を見る必要はない」

・「聞き手にとって本当に重要なことだけ述べるのがあなたの仕事」

・「資料集めは早めに見切りをつける」

・「面白くあれ」

・なるほど試してみたい欲求を煽られる。

・通販の口上みたいだった。

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劇団パーソンズ『くそったれアイラヴユー』

2015-11-14 11:15:12 | 演劇を見てきた

2015/11/13

・55歳のおじさんが風俗嬢になって娘と再会する話。

・なぜ風俗嬢で成立するのかという理由は大して語られない。

・おじさんは、お客さんの話を聞くだけでお店のナンバーワンになっていた。

・数万円とって顧客を満足させるおじさんの異常な会話スキルの謎は明かされない。

・現実的かどうかを考えたら負けなので、ジャンルで言えば「不条理」なんだと思う。

・始めから「55歳のおじさんがソープ嬢になってしまったときのないないあるある」の話だと思って見れば、混乱しない。

・たぶん、深夜ラジオの投稿職人かオーギリングの出場選手であれば、おもしろい回答が返ってくるはず。

・「お仕事モノ」という先入観で見て派手につまずいてしまったので、途中から「一種の思考実験」に見方を切り替える。

・11月に入っても日本シリーズをやっていたので、もしかしたらこの作品は「もしもうちょっとヤクルトががんばっていたら」という平行世界の話なのかもしれない。

・日ハムの選手名が出ていたような気がするので、もしくは2012年の設定なのかもしれない。

・棚田さんの着こなしがほかの誰よりもしっくりきていた。

(追記)見たのは初日。日本シリーズの時期は変わったそうです。

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yhs『室温 ~夜の音楽~』

2015-11-12 22:58:41 | 演劇を見てきた

2015/11/12

ケラリーノ・サンドロビッチ脚本。

舞台はあるホラー作家が住む家。

彼の娘の命日に集う人々の「罪」を描いた話。

序盤の台詞回しが嫌味なくらいうまい。

観客に的確な量の情報を渡し、意識されないように先入観を植え付け、必要なタイミングでズラす。教科書のような笑いの書き方。

ただ、どんなにいい本でも体現できる役者がいないと意味がない。

脚本は教科書的でも、役者に課せられるハードルは結構高い。

それを氏次・能登の「笑いのツートップ」がきれいにクリアして序盤を引っ張る。

どちらかというと不謹慎な暗い笑い。

シニカルとかオフビートとか言えばいいのかもしれない。

シーンの切り替わりがわかりにくく、役者の感情の急変で表現されるのも、居心地の悪さの演出として効果的。

こういう脚本の世界観とyhsの雰囲気が気持ち悪いくらいなじんでいる。

これが、南参さんが演出に専念した結果なら、今回と同じレベルの公演を量産できると思う。おそろしい。

脚本を書く立場としては、「ちゃんと探せばこのクオリティの戯曲は世の中に結構出回っている」ということを肝に銘じておきたい。

この本を見て、少なくとも「自分だってこのくらいは(いつかは)書ける」と思えないなら、今後その人はオリジナルの作品を書かなくていいと思う。

ある種の踏み絵。

あと、小林エレキくんはちゃんとベテラン作家に見えるし、曽我さんもちゃんと妹が殺された遺族に見える。

ふたりともちゃんと頭がおかしい人に見える。

こういうのは劇団としての積み重ねがあってこそ。

罪の連鎖というテーマも、yhsの過去作『しんじゃうおへや』に通じて説得力がある。

わりと長いこと、yhsのお芝居を見ているけど、世代的にこういう「格」の戯曲を違和感なくこなせるようになっているのが興味深い。

「作品論」「作家論」ならぬ「劇団論」としても、いま見なければいけない作品という結論。

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佐渡岳利監督『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』

2015-11-12 00:21:07 | 映画を見てきた

2015/11/11

三人の顔と名前が一致してないくらい、大した予備知識を持たずに見に行く。

台北からニューヨークまで。Perfumeのワールドツアーの密着ドキュメント。

前に見たAKBのドキュメントはアイドルの負の部分が見えすぎて乗れなかった。

Perfumeにも負の部分があるんだろうけど、観客に見せるかどうかは別の話。

実際、あれだけ仕掛けのあるステージで、途方もない数の打ち合わせや段取りをこなしていているのに苦労がないわけない。

見るほうが察していれば十分。

舞台監督っぽい人の頼りになりそう感。

スタッフのチーム感がよかった。

舞台効果が異常にかっこいい。何をどうやったらああなるんだ。ライブDVDほしい。

あーちゃんのリーダーぶりがすごい。

彼女自身がPerfumeに対して狂気レベルの好意を持っている。

どのジャンルでも、成功する団体には必ずそういう人がいるもんだと思う。

※もらった。貼った。

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逃避ラン「百合が原公園往復コース」

2015-11-11 22:39:17 | 走メモ

2015/11/11

百合が原公園往復コース

往路 5.45km 37:59 6:58/km

復路 6・12km 40:43 6:39/km

直に秋の七草を見たいなと思いつつ、「さすがにもう花とかそういう時期じゃないよなー。ましてや北海道だしなー」と思いながら行ってみる。

ついでに、ネットで見た疲れない走り方を試してみる。

腰の位置を上げたほうが速く走れそうなんだけど、落し気味のほうが疲れないらしい。

時々、足裏を地面に擦る感じになってしまってうまくいかない。

帰りは軽くなったが、追い風のせいかもしれない。

秋の七草のコーナーはあったが、すでに痕跡のみ。残念。

せっかくなのでお金払って温室にも入ってみる。

「プリンセスマユ」が本格的にハートだった。

 

これ。

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「第2回 江別野幌マラソン(後編)」

2015-11-07 22:50:52 | 走メモ

1周目が終わった時点で足がパンパン。

iPhoneに夢中で、微妙なアップダウンがあったのに、雑に走ってしまった。

誤算が続く。

去年と同じく1周5kmで4周だと思っていたが、あとでコース図見たら、1周約3.5kmの6周。

走ってる間は、「2周目と3週目を勘違いしてたかな?」「3周目と4周目を間違えてたかな?」「最終周のはずなのになぜトップ集団に追い抜かれたんだ?」など、大混乱してしまう。

コース自体も単純な周回コースではなく、曲がりくねっていて折り返しも多く、距離がわかりにくい。

一応、距離の看板はあるけど、何周目の距離なのかがよくわからず、かえって混乱する。

終わりだと思っていたら、もう1周。どうしても心が折れる。

そんなときのためのランニング用のアプリ(Runtastic)だったが、iPhoneがいつも以上に取り出しにくく、なかなか確認できない。

さらに、Runtasticの起動中には、自動的にスリープにならないらしく、いちいち手動でロックをかけないと電池の消費が早くなってしまう。

結果、ゴール直前で端末の充電が切れてしまう。

充電切れまでの記録は、「21.25km 2:11:31 6:11/km」。

ちなみに完走証の記録は「2:12:05」。

ゴールしてなくてもハーフ以上の距離を走っているし、タイムもゴール1分前までは計れていたようだが、中途半端であることは否めない。

北翔大学のジャージを着たスタッフの皆さんは総じて元気がよく、応援やドリンク渡しもしっかりしている。好感触。

スタート地点近くの男子二人による応援コール&レスポンスがおもしろく、走りながら普通に笑ってしまった。

去年よりも運営が丁寧な感じ。

ゴール後の豚汁もベタだけど美味。

参加賞は「えべチュンラーメン」3袋。コストはかかっていないが嫌いではない。

帰りに持ち込みのドリンクを飲みすぎたせいか、内臓が冷えたのか、具合が悪くなり、駅まで5km弱歩くのもしんどかった。

やっぱり自転車で行ってもよかったのかもしれない。

それにしても、これでもかというくらい、ブランク明けの洗礼を浴びたマラソン大会だった。

 

※これを6周。入り組みすぎ。

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「第2回 江別野幌マラソン(前編)」

2015-11-06 22:28:27 | 走メモ

2015/11/3

「第1回ベジタブル野幌マラソン」に続き、2年連続で参加してくる。

去年は自転車で会場入りしたけど、天気が悪く酷い目に遭った。

今年はしくじらないようにと、おとなしくJRを利用して会場である野幌総合運動公園に向う。

駅から歩いても遠い。会場まで5km弱ある。

結局、徒歩時間を読み誤り二年連続開会式に間に合わず。

去年はランパンとTシャツで凍えてしまったので、ランパンだけでなくハーフパンツやらジャージやら、何パターンか持っていって現場で格好を決める作戦。

が、ウェストポーチを忘れるという致命的なミス。

計測用のiPhoneを携帯する方法がない。

距離はともかく、走りながら時間が見られないのはまずい。

端末は結構重いので、普通にポケットに入れてしまうと揺れてひどく走りにくい。

そこで、ウィンドブレーカーの両腕部分を腰で結び、ポケットに端末を入れ、ウエストポーチ代わりにして挑む作戦に出る。

他はハーフパンツにTシャツ。

今年は天気がよく寒くない。

会場に音楽が流れ、去年よりだいぶんお祭り感がある。雰囲気も暖かい。

5分くらい前にスタート地点へ。

スターターがピストル音を出すタイミングを間違える。まさかの古典的なミス。ゆるい。

その数十秒に本当にスタート。

みんな半信半疑で走り出す。

コースは公園敷地内の周回コース。

心配していたiPhoneは、とんでもなく揺れてしまい、まったく馴染まない。完全に作戦ミスで慌てる。

直接手に持ってみたり、ウィンドブレーカーを着たり脱いだり、試行錯誤しているうちに最初の1周目が終わる。

結局、「ウィンドブレーカーの腕部分を首の前で結び、いったん結び目を背中に回す。左ポケットに端末を入れ、さらに左ポケットごと右ポケットに入れる。結び目を首の前に戻して端末が背中あたりに来るようにする」という複雑な方法に行き着く。

ぎりぎり成立したが、去年に続いて、「おまえ、なんて格好で走ってんだよ」という状態に陥る。無念すぎる。

 

※ヤドリギ。おおきい。

 

 

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