遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

岡田 斗司夫『「世界征服」は可能か?』

2020-05-25 12:32:50 | 読書感想文

 

2020/5/25

むかしのアニメや特撮に出てくるような、世界征服を目指す悪役の気持ちになって、具体的な目標ややるべき行動を考える本。

確かに具体的に何がどうなったら世界征服なのかよくわからないし、悪の組織の悪い行動が、どう考えても世界征服という目標に繋がっていないことは珍しくない。

実際、世界征服が悪かどうかも、どんな征服の仕方をするかによって違う。

世界征服だけでなく、悪という概念も曖昧。

なので、どちらかというと、悪の組織による世界征服は不可能性ではないかという結論になっている。

あとがきに「悪とは、その時代の価値・秩序基準を破壊すること」とあるけど、実際には、「悪とは、その時代の(善とされている)価値・秩序基準を破壊すること」だと思うので、結局、悪とは「善の反対」になる。

「右とは左の反対」と説明されているような、腑に落ちないもどかしい気持ちになった。

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空宙空地「Show Must Go ON!ここも空宙番外地 自宅で8日間リモートクリエイション」

2020-05-19 22:22:55 | 動画で演劇を見た(観劇三昧以外)

2020/5/18

・登場人物一人の映像作品を27本。演者の重複もあるので、演目は15作品。別にボーナストラックも1作品。

・脚本書く立場からするとまず数に驚く。

・1作品5分程度とは言え、準備期間もそんなにあったとは思えないし、一人芝居は演者のほうに目が行きがちなので、まずは関戸さんの労をねぎらいたい気持ち。

・題材の重複もほとんどない。ただ、なぜかハゲをいじる作品が続いててなんだろうとは思う。

・小演劇からの映像へのアプローチ。

・演劇ほどの臨場感は無いし、環境的にドラマや映画ほど緻密な映像がつくれるわけでもない。

・制約の中でどこまでできるのかを試している。

・どの作品も画角の取り方にものすごく凝っていたのは工夫のひとつ。額縁は大事。

・それぞれに見どころがあってどの作品も楽しかったけど、どうしても「違和感を持つ持たないの境界線はどこだろう?」みたいなところが気になる。

・演劇では気にならないであろう説明セリフが、三倍増しくらいで気になってしまったり、起承転結がはっきりしている展開もなじみにくい。

・日常のスケッチ+αくらいのバランスが見やすい。

・好きだったのは、鞍本里都さんの『トキめく、トキめかない』と、山﨑陶熙さんの『トイレの彼女さま』、藤島えり子さんの『旅立ちのうた』。

・映像作品で独り言は不自然なんだけど、「トキめく~」は、役の性格設定や声量や声色、話の聞き心地のよさでノイズになりにくく出来ていたと思う。

・「トイレ~」はしょうもなくて笑った。最後のほう溺れて沈んでいく人みたいに見えた。画角の勝利。

・映像作品は細かく見えてしまうので、単純な「自制が効かないレベルの愛情」「うんこもれそう」「痛み」「寒い」のような直接的な身体表現がしっかりできていると、それだけで見どころになる。

・足がつった演技はすごく難しそう。

・「旅立ち~」は、序盤と終盤のどちらの情報を信用していいのかよくわからなかったけど、過不足ない演技で話の起伏ができていた。映像の演技に慣れている感じ。

・クリアファイルといえば、それに類するものがあれば、『やるかやられるか』でやれていたかもしれない。

 

【第一弾】

「やるかやられるか」みきを。
「ひとり上手」結城祐輔
「ラインラプソディ」小野圭子(劇団芝居屋かいとうらんま)
「トイレの彼女さま」ヘロタジョ(しまい倶楽部)
「オセロ」梨香(劇団松阪ドラマシティ/ホニホニマー舎)
「ユージュアルミッドナイト」村瀬優香(名古屋市立大学演劇部劇団鈍-NORO-)
「ひとり咲き」堀田てるき
「PM3:35」味田歩奈実
「から騒ぎ」浅井あやね(南山大学演劇部「HI-SECO」企画/GAKUMO)
「旅立ちのうた」中元志津(劇団あおきりみかん)
「ベランダアクション」今津知也(オレンヂスタ)
「トキめく、トキめかない」鞍本里都(fuzzy m. Arts))
「ハルくんと」仲田瑠水(廃墟文藝部)
「はじめて部屋に」市川愛子


【第二弾】

「から騒ぎ」岩田千鶴(gateau au fromage)
「トイレの彼女さま」山﨑陶熙
「ひとり上手」川口美香
「やるかやられるか」江本真里子
「ラインラプソディ」濱崎優
「ベランダアクション」菊池綾(テアトルアカデミー/劇団WonderParty)
「トキめく、トキめかない」山口沙穂
「PM3:35」平手さやか(星の女子さん)
「ロード」松竹亭ごみ箱(ダンスカンパニーafterimage)
「ユージュアルミッドナイト」松田そよか
「ひとり咲き」藤瀨響平
「ハルくんと」寺地ユイ(きまぐれポニーテール)
「旅立ちのうた」藤島えり子(room16)

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牟田 和恵『部長、その恋愛はセクハラです!』

2020-05-15 23:52:59 | 読書感想文

 

2020/5/15

どちらかというと加害者側の目線に立って、セクハラをしないために、どのようなことに注意すればいいのかを書いた本。

加害者側は加害している自覚がないまま、訴えられたり、処分を受けたりすることが多いという話。

男性が加害していることに気付きにくい理由や、女性が明確に拒否しにくい理由なども、具体的に書いてある。

立場によって見える風景が全く変わってしまうところがおもしろい。

セクハラという言葉ができて、もうずいぶん経っているけど、男女の認識の違いによる擦れ違いは、いまだに色濃く残っている。

このテーマ一本で話作れそう。

突き詰めると、社内恋愛はやめたほうがいいという話になる。

例外もあるんだろうけど、力関係が不均衡な恋愛は実際かなりリスクが高い。

劇団でもたぶん同じだなと思ったりする。

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12人の優しい日本人を読む会『12人の優しい日本人』

2020-05-14 00:48:20 | 動画で演劇を見た(観劇三昧以外)

12人の優しい日本人を読む会(YouTube)

2020/5/12

・陪審員に選ばれた12人の日本人が、被告人の有罪無罪を話し合う話。

・初演が1990年。一番最近の上演で2006年(wiki参照)。

・裁判員制度が始まる前に「もし日本に陪審員制度があったら」という仮定のもと、作られている。

・映画は見たものの、舞台はダイジェストでごく一部しか見ていない。

・とは言え、東京サンシャインボーイズの作品は何度も何度も見ているので(映像だけど)、なつかしの面々が同じ画面上に集まっているのはただただ感慨深い。

・ZOOMを使ったリーディングを配信。

・たまに音が割れたり途切れるものの、聞いていて不安になるような間の壊れかたはなかった。

・各人の自宅からアクセスしていると思われるので、最初のうちは背景に生活感を感じたりする。

・それでも始まってしまえば、見た目は多少変われども、声が記憶と完全に同じですぐに気にならなくなる。

・相原一之さんと宮地雅子さんが「勝った勝った」「勝ってない」と強めに掛け合うシーンが感慨深さのピーク。懐かしかったり、時間の積み重ねを感じたり。

・「~を読む会」と言うものの、ただの読み合わせにとどまらず、狭く区切られた画面の中で各人が過不足なく演技をしている。

・時々、目線が下がることはあっても、露骨に本を見るようなことはない。

・セリフがない時間帯もずっと演技をしている。各人の話を聞いているときの演技が楽しい。

・近藤芳正さんの表情の作りこみ方が激しい。

・吉田羊さんが人形のよう。おそらく5号の性格を反映した演技なんだと思う。

・三谷幸喜さんが本気で笑わそうとしている。笑っちゃダメな役の人、つらそうだった

・動きの少ない作品とは言え、小物の受け渡しや移動など、リーディングだけでは伝わりにくいところを、実際に小道具を用意したり、体の向き、座り方、画面を切るタイミングまで使って細かく作り込んでいる。

・舞台作品のただの代替品ではすまさないという気概を感じる。

・演出はアガリスクエンターテイメントの冨坂友さん。三谷さんらの一回り以上年下。

・半ば古典化した戯曲と熟練の演技を最新の技術とセンスでより魅力的に見せる、理想的な若手とベテランのコラボ作品だった。

 

配役(12人の優しい日本人を読む会チャンネルより)

『12人の優しい日本人』
作:三谷幸喜
演出:冨坂友
出演:
1号…甲本雅裕
2号…相島一之
3号…小林隆
4号…阿南健治
5号…吉田羊
6号…近藤芳正
7号…梶原善
8号…妻鹿ありか(Prayers Studio)
9号…西村まさ彦
10号…宮地雅子
11号…野仲イサオ
12号…渡部朋彦(Prayers Studio)
守衛…小原雅人

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イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』

2020-05-13 00:03:27 | 読書感想文

 

2020/5/11

韓国で起きた江南駅殺人事件をきっかけに、女性が周囲の無理解で不当に貶められないようにするための本。

韓国はちょっと前までは儒教的な男尊女卑のイメージがあったけど、最近は風向きが変わっている様子。

議論のうまい人が正しいとは限らない。

それこそSNS上でよく見かけるクソリプをあしらうのにも役立ちそう。

何か質問をされた時に、答えるかどうかはあなたが決めていいという、単純だけど強いアドバイス。

後半の「こう言われたらこう返す」のマニュアルも面白い。

元が韓国語なので、翻訳だとうまく飲み込みづらいところもあるけど、そのまま何か気まずいシーンを書くときに参照できそう。

男女の関係がやっぱりわかりやすいけど、立場の強い弱いの違いはどんな関係でもあるので、誰でも興味深く読めると思う。

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笑の内閣「GW連続企画 高間響作品一人芝居4本立」(UrBANGUILD応援GW緊急企画)

2020-05-12 08:26:00 | 動画で演劇を見た(観劇三昧以外)

笑の内閣 UrBANGUILD応援GW緊急企画 特設ページ

2020/5/11

高間響さんの書いた一人芝居を4人の役者さんが演じる。

5作品書いた高間さんも、5作品演じた髭だるマンさんも仕事がはやい。

『豊川信用金庫が危ない』は、流言から大規模な取り付け騒ぎが起きた実話を多くの証言を並べて振り返る話。朗読。

『滋賀作は京都から出て行け』は、京都の人間が、滋賀の人間を極端な偏見をまじえて取り調べする話。

『仮面ウォーカー ゼロリスク』は、ヒーローがリスクを恐れるあまり怪人退治で顰蹙を買う話。行き付く先が前日見た道徳自警団みたい。

『鷹峯歌劇団ミュージカル ファウストレディー』は、権力者の庇護を受けて「アキヨ」が自由に振舞う話。

どの作品も社会風刺が効いていて自分の中の「笑の内閣」のイメージどおり。

配信らしさを追求すると言うより、見ていると劇場が恋しくなる感じ。

ファウストレディーが一番ムチャしていて好き。

権利が面倒とのことだけど、劇場ののびのびとした空間で見たい作品だった。

 

<ラインナップ>(特設HP)

『豊川信用金庫が危ない』
 出演:松岡咲子(ドキドキぼーいず)
『滋賀作は京都から出て行け』
 出演:由良真介
『仮面ウォーカー ゼロリスク』
 出演:髭だるマン
『鷹峯歌劇団ミュージカル ファウストレディー』
 出演:高瀬川すてら(劇団ZTON)

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笑の内閣「GW連続企画 髭だるマン一人芝居4本立て」(UrBANGUILD応援GW緊急企画)

2020-05-11 22:28:29 | 動画で演劇を見た(観劇三昧以外)

笑の内閣 UrBANGUILD応援GW緊急企画 特設ページ

2020/5/10

4本の一人芝居を髭だるマンさんが演じる。

内容云々というより、動画配信前提で作られた演劇ってどんなだろうと思いながら見る。

『新しい神様』は、右手と左手の指どうしがいざこざを起こす話。

『朝の日記(オンライン)』は、話と言うより、周辺の情報や考えていることを語る。詩の朗読っぽい。

『ザ・女ドラゴン 燃えるビキニヌンチャク』は中二男子がエロそうな題名の映画を見るかどうかで葛藤する話。

『道徳自警団日誌』は、町内会の自警団が道徳を根拠に狼藉を働く話。

集合住宅の一室なので、全体的に声量は抑え目。

当然、テクニカル面も不十分なので、普段劇場で演劇を見るありがたみを感じる。

一方で、ステージマジックに対するクロースアップマジックみたいに、少人数に近い距離で見せるような微細な表現なら、配信と相性のいい作品になりやすいのかなと思ったりもした。

 

<ラインナップ>(特設HPより)

『新しい神様』
 作:イトウワカナ(intro) 
『朝の日記(オンライン)』
 作:穴迫真一(ブルーエゴナク) 
『ザ・女ドラゴン 燃えるビキニヌンチャク』
 作:西マサト国王(ボン☆ランド国王・努力クラブ)
『道徳自警団日誌』
 作:高間響(笑の内閣)作

・出演:髭だるマン

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アガリスクエンターテイメント『発表せよ!大本営!』

2020-05-08 10:16:07 | 観劇三昧・演劇動画を観て劇団を応援しよう

観劇三昧:アガリスクエンターテイメント『発表せよ!大本営!』

2020/5/4

1942年、日本の海軍報道部が各部署との二重三重の板ばさみに苦しみながら大本営発表をしようとする話。

同劇団としては珍しく場面転換を多用しながら、シチュエーションコメディの手筋で盛り上げつつ、物語として収束させていく手際はさすが。

何気に大本営発表っぽさを支える平入大佐の声質。

代田中佐が電報越しに体育会系の軍人をねじふせるところがかっこいい。

電報周りの雑な処理は好き。こういうところをリアルにやっても何の意味も無い。

わりとハートウォーミングなコメディ風にまとめていたので、ちょっと戸惑う。

下山中佐のくだり、もう一山あるもんだと思って見ていたので、すっきりしない。

考えるのはあなた自身だってことなんだろうけど。

わかる人はわかる…では微妙なので、「ブラックコメディ」と銘打つことが結構重要だったんだと思う。

 

詳細(観劇三昧HP、キャストは動画内のテロップと劇団HPより)

■公演時期 2019/08/18

■地域 関東

■キャスト
浅野:淺越岳人
藤井放送員:伊藤圭太
三並綾子:榎並夕起
赤島放送員:鹿島ゆきこ
熊川ハル:熊谷有芳
代田中佐:津和野諒
前畑:前田友里子
平入大佐矢吹ジャンプ(ファルスシアター)(以上、アガリスクエンターテイメント)
甲斐谷勇太:甲斐優風汰(さるしばい)
川上献心(劇団風情)
富澤大佐:北川竜二
木田大佐:木内コギト(\かむがふ/)
三神中佐:斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
高櫛中佐:高木健(エンニュイ)
下山中佐:山下雷舞

アンサンブル:加糖熱量(裃-這々)

■スタッフ
脚本・演出:冨坂友
ドラマターグ:中田顕史郎
文芸助手:淺越岳人
演出助手:加糖熱量(裃-這々)
稽古場代役:川口知夏
舞台監督:大地洋一
舞台美術:袴田長武
音楽:三濱徹也
音響:久郷清
照明:山内祐太
衣装:熊谷有芳
宣伝美術:津和野諒
舞台写真:石澤知絵子
記録:井上良
制作:佐伯凛果
制作助手:樫村健人
当日運営:宮野風紗音(エンニュイ)
企画・製作:アガリスクエンターテイメント
協力:NPO法人S.A.I・エンニュイ・officeKEEL・\かむがふ/・劇団風情・コメディユニット磯川家・さるしばい・俳協・ファルスシアター・フォセット・コンシェルジュ

■あらすじ

1942年6月。行け行けドンドンの楽勝ムードで臨んだミッドウェー海戦にて歴史的な大敗を喫した日本軍。
戦勝パーティーまで準備していた海軍は、ショックも冷めやらぬまま新たな問題に直面する。

ーーーこの結果を国民にどう発表する?

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演劇関連動画のメモ

2020-05-04 00:08:21 | DVD・VHS・動画など

※あくまで自分用のメモです。詳細は公式サイトにてご確認ください。(5/5更新)

■笑の内閣
 ゴールデンウィーク緊急企画!<UrBANGUILD応援GW緊急企画開催>(有料)
 https://warainonaikaku.wixsite.com/index/gw
○5月4日19:00 髭だるマン主演 4人の作家書下ろし一人芝居連続発表 
・穴迫真一(ブルーエゴナク)「朝の日記(オンライン)」
・イトウワカナ(intro)「新しい神様」
・高間響(笑の内閣)「道徳自警団日誌」
・西マサト国王(ボンク☆ランド国王・努力クラブ)「ザ・女ドラゴン 燃えるビキニヌンチャク」
○5月5日19:00 高間響・作演出「COVID-19関連一人芝居」作品集
・高瀬川すてら(劇団ZTON・SordWorks)「鷹峯歌劇団ミュージカル ファウストレディー」
・髭だるマン「仮面ウォーカー ゼロリスク」
・中谷和代(ソノノチ)「豊川信用金庫が危ない」
・由良真介「滋賀作は京都から出て行け」

■『12人の優しい日本人』をオンラインで生配信!(無料)
 https://12nin-online.jimdofree.com/
○前半:2020/5/6 14:00 後半 2020/5/6 18:00後半  


■空宙空地
 Show Must Go ON!ここも空宙番外地 自宅で8日間リモートクリエイション(有料)
 http://www.coochuhcoochi.com/topic/act/bangaichi5.html
○5月9日10日~5月末日
【参加俳優】(50音順) 
浅井あやね(南山大学演劇部「HI-SECO」企画/GAKUMO)
市川愛子
岩田千鶴(gateau au fromage)
江本真里子
小野圭子(劇団芝居屋かいとうらんま)
川口美香
菊池綾(テアトルアカデミー/劇団WonderParty)
鞍本里都(fuzzy m. Arts))
松竹亭ごみ箱(ダンスカンパニーafterimage)
寺地ユイ(きまぐれポニーテール)
仲田瑠水(廃墟文藝部)
中元志津(劇団あおきりみかん)
濱崎優
藤島えり子(room16)
藤瀨響平
平手さやか(星の女子さん)
ヘロタジョ(しまい倶楽部)
堀田てるき
松田そよか
みきを。
味田歩奈実
村瀬優香(名古屋市立大学演劇部劇団鈍-NORO-)
山口沙穂
山﨑陶熙
結城祐輔
梨香(劇団松阪ドラマシティ/ホニホニマー舎)

【ゲスト参加】
今津知也(オレンヂスタ)

■劇団柿喰う客チャンネル
 https://www.youtube.com/channel/UCBOLKcUnOUzS7P3dxuqzm5w

■宝塚歌劇 TakarazukaRevueCompany
 https://www.youtube.com/channel/UCEH8O1Z3yM14mH671CaSf4Q

■ラーメンズ公式
 https://www.youtube.com/channel/UCQ75mjyRYZbprTUwO5kP8ig

■札幌演劇動画配信チャンネルまとめ
 https://d-sap.com/video-channnel-matome/

■日本芸術文化振興会トップページ  > おうちでカンゲキ!! ≫ 伝統芸能ホームシアター ≪
 https://www.ntj.jac.go.jp/topics/top/2020/299.html
 6/1 12:00まで

■自宅で観劇:第3回 オンラインビューイング演劇作品一覧
 https://www.timeout.jp/tokyo/ja/stage-viewing-3

■劇作家協会 家で見る演劇
 http://www.jpwa.org/main/online-viewing

■新国立劇場 「巣ごもりシアター」5月1日(金)からの配信ラインアップ決定!
 https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_017336.html

■観劇三昧 Aid To Theater! 劇団応援企画
 https://v2.kan-geki.com/pages/supportproject

■オペラ紅天女 youtube 5/7~

■オンライン版「七人の部長」Toung team5/23 11:00 15:00 19:00  Adult_team5/30 15:00 20:00

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シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』

2020-05-03 19:50:32 | DVD・VHS・動画など

2020/5/2

・ニコニコ動画でポイントを購入して見る。

・海賊でゴム人間のルフィが、囚われた義兄を助けるため、大監獄インペルダウンに潜入したり、海軍と白ひげ海賊団の戦争に飛び込んでいく話。

・さすがに『ワンピース』くらいは全部読んでいる。

・原作で言うとシャボンディ諸島から頂上決戦まで。単行本で52巻~60巻くらい。

・映像はほぼ2時間。ダイジェストで飛ばしているところもあるので、実際にはもっとボリュームありそう。

・市川猿之助さんのルフィが原作に比べて爽やか。というか、その爽やかさのぶん、原作よりルフィっぽい。

・そりゃ全体で見れば、無理矢理にしか見えないところもあるけど、部分的に原作よりもワンピースっぽく見える瞬間がある。

・ゾロの貫禄。どこからどう見て剣豪。原作では、本作ほど、ゾロの貫禄を表現できてないと思う。

・ボン・クレーも楽しい。原作の再現度では群を抜いている。原作でもそうだけど、あの悪ふざけにしか見えない見た目で、親しみやすく、かっこよく見せる。

・目の大きさが二次元のそれ。

・あとでゾロもボン・クレーも坂東巳之助さんが演じているんだと知る。見た目も役作りの方向も全然違うけど、どちらもおそろしく印象に残る。

・メイクも衣装も凝っているので、一人で何役もこなしているのが信じられない。舞台裏どうなってるんだ。

・しつこいくらい同じテーマ曲を繰り返したり、気持ちや状況を全部言葉で説明したり、本水、映像、面白さがものすごくわかりやすい。

・水のシーンは、作るほうも演じるほうもものすごく大変そう。そして楽しそう。

・パネルで斬撃を表現するところ、かっこいい。

・改編もあって当然なんだけど、思いのほか少ない。原作をなぞっているだけにも見えるけど、歌舞伎のフィルタを通すことで全然別の表現になっている。

・原作読んでない人がどう思うのかは想像もできない。

・マグマと炎の対決を旗で表現するのもかっこいい。

・脚本、演出は横内謙介さん。扉座。

・月並みだけど、ライブで見たい。どう考えても映像だと見られる枠が狭い。

 

■キャスト・スタッフ(ニコニコ生放送より)※公開期間は終了しています。

市川 猿之助(いちかわ えんのすけ)モンキー・D・ルフィ/女帝ボア・ハンコック/赤髪のシャンクス
市川 右團次(いちかわ うだんじ) エドワード・ニューゲート(白ひげ)
坂東 巳之助(ばんどう みのすけ)ロロノア・ゾロ/ボン・クレー/スクアード
中村 隼人(なかむら はやと)サンジ/イナズマ
市川 春猿(いちかわ しゅんえん)ナミ/サンダーソニア
市川 弘太郎(いちかわ こうたろう)はっちゃん/科学部隊隊長・戦桃丸/ニューカマー・スー
坂東 竹三郎(ばんどう たけさぶろう)女医ベラドンナ
市川 笑三郎(いちかわ えみさぶろう)ニョン婆
市川 猿弥(いちかわ えんや)ジンベエ/マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)
市川 笑也(いちかわ えみや)ニコ・ロビン/マリーゴールド
市川 男女蔵(いちかわ おめぞう)監獄署長マゼラン
市川 門之助(いちかわ もんのすけ)中将・大参謀つる
福士 誠治(ふくし せいじ)ポートガス・D・エース
嘉島 典俊(かしま のりとし)ブルック/大将“赤犬”サカズキ/ニューカマー・サッチン
浅野 和之(あさの かずゆき)元帥センゴク/エンポリオ・イワンコフ/シルバーズ・レイリー

原作:尾田 栄一郎 脚本・演出:横内 謙介 演出:市川 猿之助 スーパーバイザー:市川 猿翁
主題歌『TETOTE』楽曲提供:北川 悠仁(ゆず)

©尾田栄一郎/集英社・スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』パートナーズ

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