新型コロナウイルスが蔓延するイタリアですが、今日はコロナでなくて、エーゴのお話。
最近、『ローマの休日』がエーゴ上達に良いなんて広告(本?)をよく目にしまして、実はじっくりとその映画を見たことがなかったので、実証!とばかりに見てみました。
映画館はあまりに閉鎖された空間だし、この際Amazonプライムを使いまくりましょうってんで、アマゾンの場合日本語字幕の消し方がわからないので少々邪魔なんですが、まあ無料(追加料金なし)でみられるものはできるだけ見ておこうって魂胆です。
結果から言うと、オードリーのエーゴが聞きやすい!!!と言ってますが、私は聞きにくい。
なぜかと言うと、彼女の発音は、1900年台前半(20年から40年代)にエリートや俳優たちが話す話し方として、いわば作られたアクセントなんですね。それはイギリス英語とアメリカ英語の混ざった形で、確かオードリー・ヘプバーンもその話し方の訓練をしたってどこかに書いてありました。要するにフツーに話されているアメリカエーゴではないんです。昔のアメリカのテレビ番組とかこんな話し方してますよね。
ってことで、なぜにこんなに騒がれるのかなとググってみたら、
出てくるわ、出てくるわ。
まあマーケティングですね。これ一本見てエーゴが話せるようになったら学校いらないって。(笑)
リスニングの練習にはなりますが。