二日前の記事に Knock on wood という言葉を書きましたが、これは一種のおまじないです。イギリスでは touch wood ともいう様です。
前回の記事で私が使ったのは、
iPhoneの電池の落ちが早くなったので、ついでに変えておきました。これで新品は買わずに済む。
Knock on wood!
という感じ。
何かいいこととかラッキーなことが起こっているのを誰かに言ったりした後で、その真逆の悪いことが起こらない様にというおまじないなのです。
"Knock on wood!" と言いながら木を見つけて、3回たたきます。
そう、「トイレ入ってますか〜」のトントンをトントントン、と。
なんでも、木には良い霊がいて、それを叩くのは幸運だと考えたからなんですって。この伝統ってまだアイルランドでは見られるそうですよ。
イギリスの touch wood よりもアメリカの knock on woodの方が先の様で、この言葉はラテン語の「予言から遠ざける」に起因するらしいです。
ガタイのデカいアメリカ人とかが、"Knock on wood!" と言ってコンコンコンとやるのもなんだかおかしいですよ。人間は結局不運を遠ざけたいという点ではみんな同じなんですね〜。
さて、ノックですが、日本では、
コンコン、入ってますか???
と2回。
でも外国では3回というところが多いですよね。ある人が言うには、1回じゃ何かが当たった音かもしれない。2回目は?ん?誰かノックしてる?と3回目を予測できるので、3回なんだと。3はマジックナンバーだとも言います。なので、相手が外国人の時は3回が良いかもしれませんが、日本のトイレとかで3回ノックすると、
「何よ、急かさないでよ!」
なんて取られかねないですね。