ほんの気持ちのエーゴです。@ goo

Just a little bit of English *almost* everyday!

エーゴ人だって何が正しいかわからない

2018-07-07 22:02:59 | <文法> いわゆる英文法

思い出してみてください。国語。日本語の、例えば動詞が変化するときには、五段活用とか、サ行変格活用とか、下二段活用とか、いろんなのがありましたよね。だから、文法的に丁寧語にするときも、過去形にするときも、ある程度一定のルールが当てはまります。それは時制によって言葉が変わったりしないですよね。(私、国語教えたことありますが、専門の国語教師でないので、ちと不確かですが。)

 

ところが、エーゴは、go なら過去形が went なんて単語になっちゃうし、まだやっていませんが、現在完了なんかには have なんてものも付いてくる。まして、未来形には、be going to が動詞の前についてくるんです。なんで?なんで、have? なんで どんな動作でも be going to がつくの?

 

と疑問に思いませんか?一度ネイティブに問い詰めたら・・・、

答えがあったようななかったような。

 

ということで、英文法が不得意というあなた、ご心配無用。エーゴが変だから。

 

で、おしまいにしてはいけませんね。

 

この前形容詞をやったところで、昨日のクラスでは比較級が話題になりました。

 

大抵比較級というと、

ジェーンはキムより背が高い。

Jane is taller than Kim.

(Kim って Kimberly の略で、英国系の名前。60年代から80年代ぐらいに多かったみたい。北のカリアゲ君とは違います。)

と、erをつけて、そのあとに than をもってくる、ってルールをご存知ですね。

 

それで、長い単語だと、言葉を変化させるのではなくて、more をつけると。

例えば、beautiful は more beautiful って。

 

で、もうちょっと説明すると、1音節なら~erだけど、長い単語=2音節以上はmore。

 

と、こんな簡単ならいいのですが、これが人によって、1音節だけ!という人もいれば、2音節まで入る、っていう人もいるのです。

 

だいたい私が文法の説明に入るとき、日本の文法書でなくて、エーゴ人たちの意見を参考に調べるんですが、この手のトピックスは、面白いくらいエーゴ人たちがあーだこーだと言っています。

 

いい例が「賢い」という意味の clever。

Cleverer が正しい!と言い張る人もいれば、more clever と cleverer の両方とも正しいという人がいるのです。前者の説明では、2音節までerをつけると。そうかと思うと、more clever でもいいけど、子供っぽいよというスコットランド人も。ある著者は、2音節以上は more をつけるという文法のルールなんだから、more cleverが正しい、と。

 

どっちなんだい!!!!?

 

そういう時は、エーゴの辞書、英和ではダメですよ、に頼るしかありません。

 

ですが、その頼りの辞書

どっちも使えるよ~~~、だって。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。